⚠常にNakamu視点です
本編と違う部分があります
地雷さん・純粋さん回れ右
キャラ崩壊等あるかもなため注意
俺は逃げて、事故でしんだはずだったのに
そのはずだったのに転生していた。
外に出ると別の道を歩んだ俺の数年後なのか、知っているヤツが話しかけて来た。
an「お、Nakamuおはよ!」
俺の高校時代の友達…親友のアノンだ。
nk「アノンおはよ〜」
an「そういえば最近ここにサーカス来たんだってよ」
「行ってみね?w」
nk「まじ?行ってみようぜ」
「チケットとかは?」
an「チケットはその場で配られるらしい!」
「凄いよな〜」
nk「へ〜!」
an「せっかくだしイリアスとかオルとか誘わね?」
nk「女子誘うのかよお前w」
an「まぁいいだろw」
まぁイリアスもオルも久しく会ってないし丁度いいか
an「あ、もしもしイリアスー?」
nk「早速電話してんのかよ…」
an「イリアスはいいって!」
「でも俺オルの連絡先知らねー…」
nk「俺知ってるw」
「電話してみるわ」
an「まじ?サンキュ!」
「プルルルル」
「プルルルル」
「プルr」
or「もしもしー?」
nk「あ、オル久しぶり!」
「俺、Nakamu〜」
or「Nakamuか!久しぶり〜」
「どした?」
nk「アノンに誘われたんだけどさ…」
or「なるほど、全然おっけー!」
nk「まじ?サンキュ!」
or「向かうわw」
nk「おけーw」
an「どだった?」
nk「いいって〜」
an「やったな!」
最近ちょっと疲れたからな…
楽しみだな
─数時間後
ir「あ、やほー!」
「久しぶり〜!」
or「やほ〜!」
an「おぉ、久しぶりw」
nk「久しぶり〜w」
an「行こーぜ!」
ir「ちょ、まってw」
楽しそうな音楽が聞こえる。
そしてそこにはもう今回は見ることのないと思っていた顔があった。
???「皆様!」
「本日はDAY DREAMCIRCUSにこられたという事でお間違いないですね?」
聞くと思わなかったこの声。
???「私団長の」
kr「きりやんと申します」
聞くと思わなかったこの名前。
nk「きりやん…((ボソッ」
kr「(ニコッ」(Nakamuに向けて)
nk「…!」
kr「4名様でよろしいでしょうか?」
or「あ、はい」
何か嫌な予感がする。
kr「ではこちらのチケットをどうぞ」
受け取ってはいけない気がした。
だが反射的に受け取ってしまった。
もう会うことはないと思っていたため油断していた。
バレていたのか?
それとも偶然ここにいるのか
他3人はきりやんのことを知らないみたいだ。
an「Nakamuー?」
「大丈夫か?」
nk「あー、俺ちょっと団長と話してから行くw」
「先行ってていいよ!」
ir「何それw」
「じゃあ先行ってるよ〜!」
nk「…きりやん?」
kr「ふふ、Nakamuやっほ」
nk「病練でのこと…」
「ほんと突然の出張だったけどその行ってる途中で事故にあっちゃったんだよね」
kr「え、まじ?」
きりやんにも病練での記憶はやっぱりあるのか
nk「うん」
「それで気付いたらここに居たんだよね」
kr「俺はあの患者4人が来てから」
「なぜか記憶が2つあるんだ」
nk「え…?」
kr「1つは病練でのこと」
「2つ目はこの世界でのこと。」
nk「この世界って…ここのこと?」
kr「そう。」
「それでなにかの夢を叶えたかったのか、サーカスを作り出してたw」
nk「なんでだよw」
「でも俺は皆待ってるからもう行くわ」
kr「おう」
nk「じゃ、頑張れよ!」
kr「あぁw」
nk「ごめ、遅れた〜」
an「お、きたきた〜」
ir「ここでこのチケットに名前書くんだって」
nk「へ〜」
そのまま「Nakamu」と名前を書いた。
or「そしたらもう行っていいのかな?」
an「多分」
ir「じゃいこー!」
nk「はいよw」
or「わー、席いっぱい」
kr「皆様、お待たせしました」
「遅くなりましたがチケットの半券をきらせて頂きます」
an「おぉ、よろしくお願いします」
or「どうぞ〜」
ir「お願いします!」
nk「はい、どぞ」
kr「皆様が正しい席にご着席頂いたタイミングでショーは始まります。」
「席はそのチケット通りです」
ir「わかりました!」
nk「きりやん、多分ショー出るんだよね?」
「頑張れ〜」
kr「んw」
an「え、そんな仲良くなったの?w」
nk「いやー、元から知り合いだったからちょっとねw」
kr「では、お楽しみください。」
an「皆いくつー?」
「俺A-6!」
nk「俺はB-21」
or「C-15!」
ir「え、私D-15!」
「近くない!?」
or「やった!」
nk「えっと…B-17、18、19、20…?」
an「どしたー?」
nk「いや、B-21が無いんだよね」
ir「え?まじで?」
「じゃあ別の考え方が必要ってこと?」
nk「そうなるかな…」
「んー…」
an「はい、頭の回転が早いオル!頑張れ!」
or「え、私?w」
「まぁいいけどw」
or「あー、わかったかも」
nk「え!?流石オルだわ…」
or「あるのはA、B、C、Dの4つでしょ?」
「列じゃなくてこのブロックなんじゃない?」
ir「おー!流石オルだわー!」
nk「じゃあB-21はここ…かな?」
an「そしたらA-6ここかぁ」
ir「え、私達近くなかったw」
or「ほんとじゃんw」
アナウンス「これよりショーが始まります」
kr「皆様!」
「本日はありがとうございます」
「皆様に最高のショーを!お届けしたいと思います…」
kr「最後はこの方に今日協力していただこうと思います」
nk「え、俺…?」
or「Nakamu〜すごw」
an「ww」
kr「それではこの籠の中にお入りください」
nk「え、怪し…((ボソッ」
kr「それでは今からこの方を」
「かわいい鳥に変身させようと思います!」
ir「えw」
an「さよならNakamu?w」
nk「マジで怖いんだけどw」
kr「three!」
「twu!」
「one! 」
しばらくして俺は目が覚めた
服が違う。そして周りには誰も居ない。
…訳ではなく、きりやんがいた。
メイクがしてあるのか。謎の違和感があった。
kr「おはよう、Nakamu」
この時の彼の笑顔は俺を”あの時”と同じように…
病練の時の記憶、つまりその”提案”をした時と同じような悪い笑顔だった。
nk「はぁ…」
「お前か…」
kr「お前か、ってなんだよw」
「まぁNakamuはまた俺の夢に手伝ってもらおうかなって思うんだ」
nk「また金目当てか?」
kr「いや、今回は俺の”夢”だよ」
「夢の世界を作り上げるんだよ、この場所に」
nk「どういうことだ?」
kr「全て俺の思い通りに行く世界を作るという話だ」
「簡単だろ?」
nk「簡単ではあるけど…」
「それでまた同じことをするのか?」
kr「つまんなw」
「まぁ楽しい世界を作るってことだよ」
nk「ふ〜ん…」
「てか他の3人は?」
kr「男女1人ずつはこのサーカスの記憶を完全に消してから…ね」
「まぁとりあえずここには居ないね」
nk「え、まじか」
「てかもう1人女子が残ってるんだろ?特徴とかは?」
kr「んー、髪型がロングのポニテだったかな」
「それ以外は覚えてないや」
イリアスか…
イリアスなら何とかなるだろう、と少し安心した
nk「で?俺は何をすればいいの?」
kr「分かってんじゃんw」
「まぁ手伝って欲しいんだよ」
nk「ふ〜ん…」
「てかこうなった履歴的なのは…」
kr「まぁまずはあのチケットが俺との魂の契約書なんだよ」
「まぁ俺がお前と他3人の半券を持ってるからこの夢の世界から出ることは出来ないよ」
nk「はぁ…」
kr「とりあえず君はこのサーカスのピエロとしていて欲しいんだ」
「ピエロと言ってもチケットの半券をきったりする仕事をやって欲しいんだけどね」
nk「イリアスは?」
kr「あの女子のこと?」
「あの子には点検とかそういうのをやってもらうよ」
「何かあったらすぐ知らせてもらいたいし」
nk「お前…女子にそれやらせるのかよ…」
kr「まぁ今の俺にとっては女子も何もないから」
「とりあえずここは俺の夢の世界だから」
「俺に逆らったらどうなるかとかは分からないよ」
nk「……!」
寒気がした。
今回ばかりはこいつに従うしか無さそうだ。
だが入り込んでしまった者の手助けなどはするなとは言われていない
これ以上犠牲者を増やす訳にはいかない
そして俺はそれから手記を書き、1つ「Nakamuの手記」というものを残し他は「誰かの手記」としてこのサーカスにすぐ設置できるよう全て自分で計画した。
だが何回も失敗した。
次こそは…
そしてまた彼の夢の中に来る人が4人。
見た事あるような人だった。
あの病練での4人だ。
あのような目に遭わせてしまったのだから今回はお詫びとして絶対に助けたい。
そして全ての手記をアイツに見つからないように置き終わった。
やっと成功したんだ。
そして俺はいつも通りチケットに名前を書かせ、半券を切った。
毎回切った半券はアイツに取られていたが今回は忘れていたのか、取られなかった。
俺の計画は完璧だ。
この4人を救うことができるんだ。
br「Nakamuの手記?」
sm「Nakamuって誰だ」
br「あのピエロさんかな?」
sha「だとしたらあのピエロは味方なのか?どっちなんだ…」
確かに俺はあの4人の味方なのか敵なのか分からない。
だが今回は味方だ。もう犠牲者を増やしたくないから。
そしてあの4人が
あの4人が団長を倒した。
自分の半券を見つけ、そして俺はテントの入口に立つ。
nk「皆様、お疲れ様でした。」
「俺たちのようにならなくて」
「無事に…帰ることができるようで良かったです」
sm「お前は結局どっちなんだ?」
nk「俺はこのサーカスに居ますがあなた方の味方です。」
「そして帰るには最初の手順を逆に行うことです。」
kn「はぁ…」
nk「だからみんなのチケットをもう一度きらせて欲しい。」
br「了解でぇす」
「ちなみに貴方はNakamuさんですか…?」
nk「はい。そうです。」
「俺はもう犠牲者を増やしたくなくて…」
sha「…そっか」
nk「では皆様、チケットのそちら側の半券を持ってこのテントから出れば」
「アイツのこの夢の中から出ることができます」
br「ピエロさん…Nakamuさんは出ないんですか?」
nk「俺はあいつから半券を取り返せて居ないので出ることはできません」
「ではまた会う時があったら」
br「うん、Nakamuさんもいつか出られますように!」
nk「ありがとうございます。」
「ではさようなら!」
sha「さようなら〜」
sm「その…」
「手助けをして頂きありがとうございました」
「さようなら」
kn「さようなら〜!」
br「……」
nk「Broooock?」
「どうかしましたか?」
br「いえ…」
「僕ら」
「何処かでお会いしたことありますか?」
nk「いいえ…と言えば嘘になりますね」
「正確に言えば僕達は別の次元で出会っていますね」
br「別の次元…」
「そうですか、」
「ではさようなら!」
nk「はい、さようなら」
これで俺からのお詫びは出来たと思う。
これから俺はどうするか…
イリアス達と俺の半券…そして他の犠牲になってしまった方々の半券を探さなくては
…どうせあいつが持っているだろうけど
──────数ヶ月後──────
an「Nakamu〜!」
あれから俺はイリアスと協力して全員分の半券を見つけ、みんな助け出した。
アノンもオルもイリアスも皆皆。
俺はアノンから毎日のように電話が来る。隣同士なのに。
nk「今日はどうしたw」
an「なんもねぇよw」
「でも電話しないと気がすまないんだよ〜!」
nk「なんだよそれw」
アノンからは毎日このように電話をしている。
イリアスやオルは相変わらず偶にしか電話しないが。
「ピーンポーン」
nk「あ、来たわw」
an「まじ?じゃあな!」
nk「んー!」
何が来たか。
「ガチャ」
彼らだ。
br「ども〜!」
sha「ちすちす!」
あのサーカスから出た後、彼らと家が近く丁度皆で集まってる時に俺らが帰ってきたらしい。
そしてから仲良くなった。
そしてもちろん…
kr「…」
彼も。
本人に聞いたところ、俺がきりやんからあのサーカスでのやることを聞いた辺から記憶がないようだ。
その間は病練の方の記憶しかないらしい。不気味なサーカスだ。
nk「なんでそこの3人はそんなに静かなんだよw」
kn「ww」
sm「俺は元々だよ」
sha「いやそんなことはない」
sm「はぁ!?」
kr「wwww」
全てがハッピーエンドに終わったなら
俺はなんでもいいと思った。
彼と彼奴。完結
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!