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聖次
109
麗太
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部屋に引きこもって数日――。食事の時など必要最低限の時しか外に出ないでいた。
「セシル様、お庭を見て回りませんか? きれいな花が咲いているのですよ」
メイドにそう言われたけれど、私は首を振って拒否する。
私にそんな楽しむ権利なんてないのだ。むしろ、なぜそんなに親切にしてくれて、食事もきちんとしたものがもらえるのかわからない。固いパンだけ、具なしスープだけというのも想像していたのに、温かいご飯も柔らかい服も、寝るところもきちんとある。お世話係のメイドももちろんいる。
「セシル様の専属になりました、アリアと申します。よろしくお願いいたします」
そう言った後丁寧なお辞儀をされた。何をやるにも手を貸そうとしてきて、そのたびに戸惑ってしまう。
前世ではやってもらって当たり前だったのに**************************
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コメント
1件
星月姫薇さん、第4話読みました。 セシルが少しずつ心を開いていく過程が本当に丁寧で、胸が温かくなりました。「迷惑じゃないか」と聞くシーン、あの不安と期待の混ざった感情がすごく伝わってきて、ジルベルトの優しい返答にほっとしました。アリアが情報誌を選んだ理由も、細かい観察から生まれたギフトみたいで素敵です。「自分はここにいてもいい」と思える瞬間が来るのが本当に待ち遠しいですね。次も楽しみにしています!