その巻が完成した場合は、題名の横に「改」をつけます。
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〈ステータス確認〉
名前:アビリティ・リード
年齢:13
称号:神に認められし剣士
種族:人族
属性:光属性 聖属性
戦闘職業:聖光加護ヲ受ケシ錬金術魔法戦士
筋力16.5敏捷17.4体力19.1魔力22.2器用12.9精神10.9運13.1スタミナ23.6
状態:正常
取得スキル:〈斬撃〉〈領域捜索〉〈魔鑑定眼〉〈聖光加護陣〉〈強斬〉〈二段強斬〉〈三段強斬〉〈投擲〉〈光の矢〉
〈紅麗爆光〉〈袈裟斬り〉〈封印刻畭〉〈魔掌手〉〈値段調整〉〈巨光束矢〉〈聖浄付与〉〈光波爆〉〈太陽照射光線〉〈孵化保進〉
〈聖衝撃波〉
恒例スキル:〈赤靄黑骨旋〉:〈焔付箋珠法〉〈魔闘術の心得〉〈仙魔術の心得〉〈加護効果倍増〉〈導魔術の心得〉
〈聖光神トフィーネの加護〉〈聖光術〉
使役生物:〈天光蛙〉〈マール〉〈黒翼カルミア〉NEW
エクストラスキル:〈特異体能力〉〈黑闇の翼紋章〉NEW
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〈黒翼カルミア〉
神獣クラスの獣。
姿形、大きさを自由に変えられ、その足は音速を超え、黒い翼は千里を飛ぶ。そして牙はどんな獲物も噛み殺す。
獣神ツァブラミナが生み出した獣の中で最上級に強い獣。
育て方は、本出版会社【神本講談株式会社】の〈魔獣の飼い方〉がオススメ。
とある秘宝を与えれば真の力を開放することができる。
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〈黑闇の翼紋章〉
神獣級〈黒翼カルミア〉と契約を結んだもののみが獲得できる、幻のエクストラスキル。
派生スキルが5つ存在する。
条件を埋めると、派生スキルが開放されていく。その条件は獲得するまで分からない。
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派生スキル一覧
・???
・???
・???
・???
・???
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ここから本編始まるかもしれないけどどうだろう…(:D)←普通(;D)←ウィンクw
あと、ここまでだけでもう1000文字超えたんで、今回は2000文字行きます。
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俺は、久しぶりに師匠(祖父のルブロック)と、豆腐も斬れない刃がついた剣を持って向かい合っていた。
師匠との特訓は、スキルは使わない。万が一剣を投擲してしまったらいくら真剣じゃないと言っても貫通する。
実際に俺は屋敷の壁に向かってこの豆腐が斬れない剣を投擲、レンガの塀を壊してしまった。
というわけで今回は切りつけ合うだけ。
そもそもなんで俺が特訓をしているのかというと…。
聖光神トフィールがくれた〈光聖魔術書〉を触っているカルを見た時、俺は思った。最近、剣術系スキルを覚えていないな、と。
そして久しぶりに特訓お願いします、と師匠に頼んだらどこかホッとした表情を師匠がしたのはなんでだろう?
(↑60.番外編 師匠の怒り 詳細)
そんな訳で何故か気合が入っている師匠と特訓(模擬試合)をしたわけだが…。
元国家冒険者で、かつ気合が入った師匠に勝てるはずもなく、圧倒的な技術の差で地面に倒されてしまった。
「師匠、ギブ、ギブ!」
師匠の豆腐も切れない剣の刃が首に押し付けられて息ができなくなっていた俺は、急いで師匠に声をかけた。
「おぉ、すまんすまん。それで、リード。剣術の腕が少しだけだが上がったな。」
え、そうか?
「クラン活動で何回かモンスターと戦っているからかな?」
「多分そうだろう。だがな、リード、特訓も日々の積み重ねだ。というわけで、明日から毎日4時起床、6時まで特訓だ!」
え、嘘でしょ…終わった。
「よし、リード、もう一試合だ!」
気合が入ってますね、師匠…ははは…。
ゆっくりと俺は転がっている豆腐も斬れない剣を持ち、立ち上がった。
そして何度か師匠と剣の打ち合いをしていると…。
「ケロ!」
「にゃぁぁぁぁ〜」
「ご主人さま〜、戦闘中ですか〜?って、ご主人さま〜!この剣、豆腐も斬れないじゃないですか!」
あ、みんな来ちゃったか…。特訓の邪魔にならないように部屋にいるようにって言っといたんだけどなぁ。
俺がみんなに模擬戦のことを説明している間、師匠はマールとフック、カルのことを興味深そうに見ていた。
そして俺が説明を終えると、今度は師匠からの質問攻め(尋問)が待っていた。
なんとか防犯魔導具のことや天光蛙、黒翼カルミアのことを説明すると、やっと師匠は納得してくれた。
そして、俺と同じようにカルを抱きしめる時間が一時間ほど続き…。
その後、師匠VSリードVSフック&カルVSマールという模擬戦が行われた。
フックとカルには怪我をさせないようにと説明したから大丈夫だろう。マールには豆腐も斬れない剣を渡した。
そして戦闘開始、と師匠が言った瞬間、カルは小さい胴体から二本の黒い触手のようなものを伸ばした。
そして俺たちがあっけにとられる中、触手の先端からは真っ白な剣が伸びてきた。おそらく、骨でできた剣だろう。
そしてその骨の剣の根本からはピンク色の液体が出ていた。
「あのピンクの液体は匂いと色からして回復ポーションと同じ成分だな。それも、超高純度の。」
おぉ、カル、さすが!怪我をさせないようにという俺の言葉をよく理解している!
それに師匠が言っていた超高純度の回復ポーションって、どんな傷も一瞬で癒え、地下オークションくらいでしか手に入らない超高級回復薬じゃん。このことがバレないようにしないとカルが盗まれちゃう。
まあ、カルの攻撃方法がわかったところで気を取り直し、みんなで模擬戦を開始した。