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(学校の屋上で)
「…恋路 桃寧…なんであんたは俺を呼び出したんだ」
「えっへへ…先輩に伝えたいことがあって」
「…実は…茉城先輩のことがすきなんです…!!」
「この胸のときめきは先輩のなんだって気がついたんです…!!」
「だから…付き合ってくれますか?」
「…ごめん。俺さ…桃乃がいるから」
「…」
「やっぱり茉城先輩は…桃乃先輩なんですね」
「…いいです。あたし…死にますから」
「…さようなら…先輩…」
(落ちそうな桃寧の手を掴み)
「…バカっ…そんなことさせるかよ…」
「…先輩…離してください…」
「あたし…先輩の一番になりたかったっ…!!」
「…嘘でも…愛されたかった」
(恋路を引き上げた時…)
(屋上の扉が開く)
「…桃乃…」
「なんで桃乃先輩がここに…」
「…みんなから聞いたよ…」
「恋路ちゃんが茉城くんのこと好きだって」
「…私…気づけなくて…ごめんね」
「恋路ちゃん」
「なんで桃乃が…」
「…聞こえてきたの…」
「…で…気がついたらここに」
「桃乃先輩…」
「…私…恋路ちゃんに生きて欲しいな」
「…先輩…酷いです」
「…あたしが悪いみたいじゃん」
「…悪くないよ」
「…桃乃先輩…でもあたし…」
「…恋は悪くないの…でも少し感情が出ちゃっただけなんだよね」
「恋路ちゃんに…茉城くんから離れてって言われて…少し悲しかったよ」
「でも…恋路ちゃんが幸せになれるなら良いってそう思えたの」
「…恋路ちゃん。茉城くんに迷惑をかけないように好きで入れたらそれでいいと思うの…」
「…桃乃先輩…あたし…あたし」
「うっ…うわぁぁっん…」
「…よしよし…大丈夫…大丈夫」
「あたし…桃乃先輩を殺そうとしてたんです」
「…そうだったんだね」
「…でも…なんか…気持ちが変わりました」
「…あたしと結ばれるより桃乃先輩と茉城先輩が結ばれた方が茉城先輩の幸せだなって思いました」
「…恋路 桃寧…あんたは…桃乃を殺そうとしてたのは間違いないのか?」
「…はい…そうです」
「…まぁ…まだ実行に移してないし…許してやるか…」
「…いいんですか…茉城先輩…あたし…茉城先輩の大切な人を殺そうとしたんですよ」
「…まだ実行してないから…許す」
「…どこまで茉城先輩は優しいんですか…」
亡霊@男子化
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コメント
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読了しました。第11話、胸がぎゅっとなりました…。桃寧の「死にますから」という言葉に切実さが溢れていて、茉城先輩が手を掴むシーンは本当にドキドキしました。そこに現れた桃乃先輩の、感情を抑えた優しさに泣けますね。殺意すら告白して、それでも許される展開がこの作品の温かさだなあと。三人それぞれの距離感が繊細で、とても好きな回でした🌷