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ズグズクと内壁を擦りながら一気に穿たれた緒方の楔に
まだナカで馴染んでもいない冷たい潤滑ゼリーが
孔と楔の隙間からジワリと漏れ出る・・・
「ッ、冷たっ……」
「かはっ、 あ”あ・・・」
一気に貫かれた衝撃で柊の背はのけ反り、
顔を覆っていた両手は
緒方から逃げようと机の上を引っ掻きもがく・・・
「ひぐぅ…、く、 るし…っ、 ハッ、ハッ、、 も・・・ やあ…つ、
口の端から涎を垂れ流し、 両眼をキツく閉じながら柊が呻く
「くっ、でしょうねぇ・・・でもっ、」
「ッ!?やっ・・・あ”・・・あぁ・・・ッ、」
緒方はカリの部分が孔から抜けそうになるくらいまで腰を引くと
昨日の今日で忘れもしない柊の良いところ・・・
前立腺を擦る様にしながら
ゆっくりと抽挿を開始する・・・
「あっ、あっ、またこれ …つ、
コレやだぁ・・・! おかしっ、んぅ・・・おかしく・・・なる…っ、」
前立腺を擦られ、 柊の腰は思わず逃げを打つが
緒方の両手がガッチリと柊の腰を掴み
逃げる柊の腰を引き寄せながら
更に深い部分を抉る様にして自身の楔を柊のナカへと穿っていく・・・
「ひっ、いや・・・っ、ソコ…ホントっ、 嫌っ、 あ”ああっ!」
「おかしくなればいい・・・
その方が――楽になれるでしょ・・・ お互いの為にも・・・ね、」
「あ”ぁ・・・ああっ!」
緒方は執拗に前立腺を責めたてながら、 その律動を徐々に激しくしていき――
柊は緒方の動きに翻弄されながら甘く、 上擦った悲鳴を
その僅かに開いた口から漏らすばかり…
そこに緒方が蕩け始めた柊の顔を見ながら意地の悪い笑みを浮かべ
荒い呼吸を繰り返しながら柊に向かって囁いた――
「――ねぇ… 柊せんせ・・・
好きな人がいるにも関わらず――好きでもない人間に抱かれるって・・・
一体どんな気分ですか?w」
――――ッ!?」
それを聞いた柊の、 虚ろだった瞳は涙を溢れさせながら見開かれ
今目の前で自分を犯しながら薄い笑みを浮かべる男の姿を映し出す・・・
「ッッ..」
柊は咄嗟に右手を握りしめ
その拳をありったけの力を振り絞って緒方の顔面目がけて振り被る
しかし・・・
「! おっと…」
緒方はその拳をヒョイとかわし、すかさず飛んできた柊の手首を強く掴むと
その手を机の上に強く押し付け
再び意地の悪い笑顔を浮かべながら犯している柊の事を見つめる・・・
「危ないじゃないですか・・・ いきなり殴り掛かってくるなんて・・・」
「ッ、はな、せっ、 離せよ・・・っ! こんな…っ、 ひどすぎる・・!」
机の上で暴れ出した柊のもう片方の手首を緒方は難なく掴み
柊の両手をそのまま机の上に縫い止め、 緒方はその笑みを深くする・・・
-これでいい..
「やっぱり――“初めて”は好きな人にとっておきたかったですか?w」
「ッ!さいって一… う “ ぅ…ツ、サイテーだ・・・っ、あん、 た・っ!」
緒方に犯されながら柊は緒方から顔を逸らし
その手を強く握りしめたまま柊は声も無く泣き続ける・・・
ーこの関係に… “甘さ ” なんて要らない…
「でも一一野崎先生 ・・・ ストレートっぽいですし一一貴方を抱く事なんて――
多分一生無いと思いますよ?w」
「うるさい… っ、 煩い黙れっ!!」
柊の悲痛な悲鳴が、職員室に響き渡り
緒方はその悲鳴を聞きながら
更に激しく柊の臀部に自身の腰を打ちつけ、 柊を追い詰めていく・・・
「可哀相な柊せんせ・・・ 好きな人に相手にしてもらえないまま・・・
身体だけは男を覚えていく・・・」
「だ、まれ・・・、 ひぅ・・・ン・・・ツ、 おね、 がい…っ、 だまって…っ!」
柊にとって分かり切った耐え難い現実を緒方から囁かれ
柊は泣きながら頭を振り、限界の近い身体を捩って
今なお緒方から逃げようとするが
緒方はそんな柊の身体を強く抑え込み
ラストスパートと言わんばかりに抽挿を激しくしていきそして
-あるのは・・・支配されるか否か――それだけで十分…
「―――ツ、 でる……つ、」
「…ひぅ、 う・・・」
緒方はコンドームの中に精を吐きだし
柊は虚ろな瞳から涙をポロポロと溢れさせながら
机の上で茫然と天井を眺め続けた・・・
「うぅ・・・グスッ・・・ うぇ・・・っ、グスッ、うぅぅ・・・」
柊は机から上半身を起こし、 自分の身体をキツく抱きしめながら泣き続ける・・
「飛び散った精液とか、 机から落ちた物とかは気にしなくて結構ですよ。 後で石川さんが掃除に来ますから…」
そう言うと緒方はさっさと支度を済ませ、職員室を後にしようとする
そこへ柊が蚊の鳴くような小さな声で緒方に向かって呟いた・・・
「…ど、 して・・・」
「?」
「どうしてあんな事を…っ、」
「あんな事…・・?」
「あんな分かり切った…」
「ああ・・・野崎先生の・・・別に、 深い意味などありませんよ。 ただ――」
緒方は職員室のドアを開きながら首だけ動かして柊の方を見る
「報われない思いはさっさと捨てた方が楽になる・・・そう言いたかっただけです。
それでは――」
緒方はそう言うと職員室を後にし
柊は自分の身体を抱きしめたままその場で泣き続けた・・・