テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
桃蒼
蒼くんと黄くん兄弟
黄赤
蒼くん妊娠します
最近気分が悪くなりやすい
ご飯の匂いも
大好きな君の香水の匂いも
少し歩いただけで目眩がする
だから僕は妊娠検査薬を買ってみた
君としたのは
君がべろべろになって帰ってきた夜
きっと君は覚えていない
僕だけが覚えてる
だから君に子供が出来たことは
言うつもりがない
僕は頼りになる弟に連絡した
君は居なかったから
弟に会うために外に出た
これがダメだったんだ
「ごめん!待った?」
[大丈夫ですよ。そんなに慌てなくても]
[それで何があったんですか?]
何も言わずに
話があると呼び出したから
会ってすぐにそう聞かれた
「うーんとね、、、」
[ここでは話しにくいですか?]
「まだ桃くんには言ってないんだけど、」
「僕妊娠したみたいなんだ」
[へ、、、?]
「だから妊娠したの」
[おめでとうこざいます!]
[僕も叔父さんですかぁ]
[で、いつ桃さんには言うんですか?]
「言わないで置こうかなって、、、」
[、、、]
[まぁ何があったか知らないですけど]
[言えるなら言った方がいいですよ]
「そうだね。なら一旦家帰るね〜」
[次は桃さんが居る時にお家伺いますね]
[将来の義兄さんに会っとかないと]
「wその時は赤くんも連れてきてね」
きっと判断を間違えたんだ
部屋の明かりが着いている
君が帰っているんだ
「ただいまぁー!」
「桃くん今日は早かったんだね!」
明るい僕と反して君は
とても暗かった
[なぁ蒼、、、]
「なぁに?」
[浮気してるよな?]
「、、、へ?」
浮気、、、?
僕がするわけないのに
「どういうこと、、、?」
[今日蒼が男と居るの見た]
[しかも妊娠したって聞こえたし]
[どういうこと?]
[そんなやつだと思ってなかったんだけど]
「それは、、、」
[あーあ浮気したんだ]
[もういいや出てけよ]
桃くんと黄くんを合わせてなかったから
僕がわるかった
こうなった桃くんは聞いてくれない
「、、、今までありがとう」
少しの荷物と
君とのペアリング
それ以外は捨てよう
それから地元に帰って
ゆっくりお腹の子と2人で過ごそう
今まで頑張ったから
ご褒美として
「桃くんがいないと意味ないのに、、、」
君はこの家から去っていった
俺とのペアリングと
少しの荷物を持って
本当は別れたくない
#ご本人様には関係ありません
#おりきゃら
玲💚🍀 .🌳🩵
5,902
でも蒼に他に男がいるなら
俺よりも幸せにしてくれるだろう
何より妊娠したらしいしな
俺が居たのにさ
俺とはもうずっとしてなかった
飽きられたんだろう
もういい
どうせ蒼は俺の事なんて
好きじゃなかったんだろう
順調にお腹の子は育って
女の子という事がわかった
オギャー
大きな声で泣くわが子
すごい可愛い
ここに君がいない
とても悲しいけど、
僕はひとりでこの子を育てる
ねぇ桃くんこの子は君にそっくりだよ
碧眼で顔がすごく整っている
嬉しさで目の前がぼやけちゃった
2年がたち
今日からまた東京に来た
産まれた子も大きくなり
少し覚束無いが
話せるようにも歩けるようにもなった
この姿を
桃くんと見たかったなぁ
なんて言ってももう遅い
まぁいいか
[まぁま!]
「さーちゃんどうかしたの?」
[ちょちょ!]
「ちょうちょさんいるねぇ」
すごく可愛いし
ほんとに癒される
ママって言ってくれた時は
本当に泣くかと思った
[あー!ちょちょさん!]
「さーちゃん!」
小さい子は目を離したらだめ
わかっていたけど少しだけ
ほんの少しだけ目を離しちゃった
ちょうちょを追いかけて
走って言っちゃったさーちゃん
子供ながらに早くて少し遠いとこに居た
僕は
追いつけなかった
さーちゃんの前に誰かがいて
ぶつかってしまった
「ッ!すみません!」
「さーちゃん!危ないよ」
[まぁま!ポロポロ]
ぶつかって痛かったのか
泣き出してしまったさーちゃん
泣き止ませるのに手間取っていると
[蒼、、、?]
ぶつかった人に名前を呼ばれた
気がして
顔を見ると
「桃くん、、、、」
君がいた
そのまま去ろうとすると
手を掴まれた
「急いでるんで、、、」
[ごめん、話したいんだ]
泣きそうな顔で
そういう君を許してしまった
「少し待ってて」
急いで黄くんに連絡して
さーちゃんを迎えに来てもらった
[もうお昼寝ですよね]
「うん。お願いします」
[大丈夫ですよ!]
[さーちゃん僕とお家行きましょうね]
赤くんと暮らす黄くんなら
さーちゃんの事をわかってくれる
「ごめん」
「話って何?」
[さっきの子、蒼の子供?]
「、、、そうだよ」
きっと黙っていてもバレる
だって、2歳になったさーちゃんは
ものすごく桃くんに似てるから
蒼の子供はものすごく俺に似ていた
さっきの子を迎えに来ていた奴よりも
さっきのやつは2年前俺が見た蒼の彼氏のはず
なにか俺は勘違いしてたのか?
思わず引き止めてしまった蒼と話すために目を向ける
たった2年一緒に居ないだけで、
こんなにも目つきが変わるんだな
なんてぼーっとしていた
「桃くんはさ、なんで僕を引き止めたの?」
と急に聞かれて焦った
元彼に子供が俺に似てるけど、なんで?とか聞かれても困るだろう
なんて言うのが良いんだろう。
[子供可愛いな]
ありきたりな言葉が出てきた
[子供可愛いな]
君にそんなこと言われると思わなかった
なんで、俺に似てるの?
そう聞かれることが怖かった
君と別れたのは2年前
おそらく君は黄くんを僕の浮気相手に間違えた
本当は違うよ。君の子だよ。
そう言いたかった。でも声が出なかった。
[あの子さ、俺に似てるな]
あぁ、気づいてしまった
「気の所為、だよ?」
遅い。何度も何度もこの日を待ちわびていた。それなのに気の所為と言ってしまった。本当は君の子だよ。
「違う、本当は、桃くんの子供だよ。ポロポロ」
あぁ、言えた。突っかかって出てこない言葉。言えないと思ってた言葉。
前を向いたまま言う
なんて顔してるのか分からない。前は涙で滲んでいる。
君の匂いに包まれた時涙は引っ込んでしまった。
[ごめん。浮気って言ってごめん。]
[1人にしてごめん。蒼は許してくれないかも]
[でも、俺は、まだ蒼のこと好きなんだ]
[許して欲しいなんて言わないから。]
[せめて、あの子のパパにならせて欲しい]
[今までできなかった分]
やっぱり桃くんは優しい
でも、許すなんてできない。
「僕は許せないよ。」
「さーちゃんの可愛い時見てない桃くんを」
「すごく可愛かったんだよ?」
「なんでパパなのに」
[うん。ごめん。]
「でもこれからも可愛い時沢山あるから」
「これからの態度で許す」
[!蒼、、、ありがとう。ポロポロ]
「後、僕にも好きって言ってね?」
[もちろん!大好きだよ!]
「んふふニコッ」
「僕も!」
蒼に聞くと俺が見たのは
蒼の弟だったらしい。俺の早とちりだった
でももう俺は間違えない。
だって、
こんなにも大好きな人がいるから。
[ぱぁぱ!]
「桃くーん!」
これからは泣かせたぶん、笑わせよう
『今行くね!』
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!