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キィニチとアハウは昼間に周りに迷惑がかかるほどの喧嘩をした。実際はアハウのせいだった。
2人はそのせいで放課後図書室の掃除をしなければならなかった。キィニチは真面目に上のほこりを取っていた。それに比べてアハウは「なんだこの本おもしろくなさそうだな」と文句を言っていた。キィニチはアハウにちゃんと手伝ってもらおうと思った。
キィニチ「おいアハウ。1番上が届かないから梯子を固定していてくれ。」
アハウ「あぁ?めんどくせーな。はやくしろよ。」
キィニチ「わかったからしっかり固定しておけよ。」
アハウは両手で梯子をしっかりと掴んだ。するとアハウの鼻に虫が乗ってきた。アハウは顔をぶんぶんと振り回していた。そのせいで梯子がグラつきキィニチが落ちてきた。アハウは思わず叫んだ。
アハウ「まてっ、キィニチ!うあああ!!」
キィニチはアハウに乗っかかっていた。キィニチはそのおかげで無事だったが、アハウは死にかけた。
キィニチ「お前が悪い。自業自得だ。」
アハウ「虫がいたんだ!仕方ねーだろ!」
アハウは言い返したあとにタルタリヤの言葉が出てきた。今この空間ならチャンスのはず。
アハウは下を向いてキィニチに話しかけた。
アハウ「キィニチ、オレあの時からおかしいんだ。お前に変に意識して。」
キィニチ「..」
アハウ「あ、いやその、、気持ち悪いんだったらやめろと言ってもいい。けど本当におかしいんだよ。」
長い沈黙が続いた後、キィニチは目を逸らしながら言った。
キィニチ「お前もかよ。俺だけかと思っていた。」
その言葉を聞き、アハウは胸が高鳴った。
アハウはこの空気のまま次の質問をした。
アハウ「その…..キィニチってオレのこと…なんだと思ってんだ!!!!」
キィニチ「なんて言ってほしいんだ。」
アハウ「っ、それは、」
キィニチ「お前が答えたら俺も答えてやる。」
アハウは迷った末、自分の気持ちを告白することにした。
アハウ「実はお前のこと可愛いって思うようになって恋愛対象として見るようになってたんだ。その、悪かった。」
キィニチ「なぜ悪かったなんて言うんだ。俺も同じ気持ちだ。」
アハウ「は?」