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注意
・これは書き手の自己満足
・本編は結構ガン無視あり
・日本語おかしい
・時間軸とか季節とか気にしないで
・口調よくわからん
・ご都合設定☆
・ただ、三ツ谷くんとオリ主のイチャコラが
書きたかった 以上
1話 「桜」
隆「きれいだ……」
思わず漏れ出た言葉に、少しフリーズをした後、右手でいきおいよく口を塞いだ。が、目の前にいた相手には聞こえていなかったようで、自分の方を向く様子がないことに安堵し、塞いだ手で胸を撫で下ろした。再び、目の前にいる人物に目線を上げ、視線を向ける。人物は周りを特に気にする様子もなく桜の木の下にあるベンチにかけながら、本人がひろげる本を黙々と読んでいた。その読んでいる姿に、また、心がキューッと締め付けるような感覚に襲われた。今までにない感覚とその真剣な眼差しに自分を写して欲しいという今まで感じたことのない心情から、耳から顔へ伝っていく熱を感じた。
春の陽気に包まれた優しい風が突然ふき、桜が舞った。まただ。また、この感覚だ。そう思った三ツ谷ほ視線の先には、少し長めの黒い髪が自身の顔に風でかからないよう抑えている様子があった。他人がやっても気にも止めないが、今回は違った。また、胸が締め付けられる、自分の心臓に手を当てると不整脈を疑う程の速さで心臓が鳴っていた。
?「…ふー、行くか。」
その人物は、読んでいた本を閉じるとベンチから立ち上がり、目の前にある校舎へ向かい始めた。その人物の動作に、たちほうけていた三ツ谷は、思わず「あっ」と声を漏らした。すると、今度はその声に気づいた人物は、三ツ谷の方へ目を向けた。その目と視線が合って、三ツ谷は気づいた。自分は、
恋に落ちたんだと。