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＿猫と地べた＿
皆さん皆さん、えぇそこの画面の先のあなたの事です。こんにちは、こんばんは、あるいはおはようございます。
突然ですが今私はどこにいるでしょう。
そう、正解は地べたです。
目が覚めたら何故か地べたに横たわっていました。なぜですかね？？
その上起き上がればなんと横たわってたというのにたった十センチしか目線が変わらないじゃないですか。
私は夢でも見てるんでしょうか？
試しに頬を引っ張ってみようと指で頬を摘もうとした瞬間、
もにゅ。
知らない感覚。
恐る恐る見てみるとなんとまぁ、私の大好きな猫ちゃんの肉球ではありませんか！
これならもにゅっとした感覚が不思議じゃないですね。ついすりすりと頬ずりしてしまいます。
もにゅもにゅ、すりすり
もにゅ、
……もにゅ？
猫ちゃんの肉球…？
手を頬から離しもう一度ゆっくり自分の手を見ると間違いなくそれは誰しもが知る猫ちゃんの肉球です。
……なるほど、
これは夢なのですね！！！！！
いやはや、愛してやまない愛しの猫ちゃんになれるとは！！！
もにゅもにゅ
媚を売って恩を作った甲斐がありますね！！！
もにゅもにゅ
しかしこうして頬ずりしてるのもいいですがせっかくなら夢が覚める前に猫として色んなことを体験してみるのもいいですね。
目先の大きな黒いお城のようなものも気になりますからね。
善は急げ、いつ夢から覚めるかわかりませんから急ぎましょう！！
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