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「あついーー、。中也ーくーん。」
「暑いんだけど。」
「ちょっと聞いてる?」
…聞いてない。だが、反応したら負けである。
五月蝿い。壊れたラジオ並みの五月蠅さ。
蝉の方がまだマシだ。とも思える程。此方の人間は煩かった。
「君の二輪車に爆弾仕掛けていい?」
『…』
「…沈黙。つまり肯定だね!」
「今から少し散歩に出かけてくるよ!」
『……っ!ちょっと待て!!!!』
「はい君の負けーー。」
負けとは何だ。負けとは。決して遊戯をしていた訳じゃない。
だが、取り敢えず。こんな暑い中資料仕事に精を振るっているのに、隣で騒がれたらたまったもんじゃない。
しかも、此奴は俺の二輪車 に爆弾を仕掛けるらしい。
そんなことは何があっても許せない。寧ろ、許せる奴がいない。
『取り敢えず、爆弾は仕掛けんじゃねェ。』
「…他なら良いの?」
『地面に這い蹲りたいなら。』
「…君、ほんと可愛げないよね。」
可愛げなど、あってもなくても変わらない物は要らないのだが。そもそも男に可愛げも何もない。
況してや、俺みたいな筋肉ゴリラである。自分で言ってもなんだが、強い体術使いである。
可愛げなどあってたまるものか。
結局、蝉のように五月蝿い此奴を言い包め、資料をし、部下の報告を聞いて、もう黄昏時である。そして、彼奴はまた何処かに行った。もう追いかける気もない。
流石にあれだけ体力を使わされては、もう何にもやる気が起きないのだが、あの顔がちらつき一眠りも出来そうにない。
最近は帰るのも明け方で、寝れる時間もかなり少ない。それだけできついのだが、あれだけ体力を使わされ、寝れないのは更に辛い。
少し一服し、コーヒーも飲み。どうにか自分を奮い立たせた。
窓辺を照らす夕焼けが、瑠璃色の瞳を少し写し儚く纏わせた。
少し眩しそうに資料に目を戻し、明日の壊滅任務の部隊配置などを考える。
その姿は少し纏わりを暗く感じさせたが、彼の気前の良いところや、部下思いな所も感じさせた。
その日彼は明け方まで仕事を行っていた。
目元に深く刻まれた隈には眼が行かないほど、彼の姿は美しく、瞳は生きていた。
まるで、大切な何かを見つけたように。
日記 from ⬛︎⬛︎⬛︎
血に染まったストールをそっと手に取り目を瞑る。
首領な彼はもういない。
頻繁に起こった自殺未遂。
その言葉が自殺に変わり、赤かったストールは更に紅くなった。
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こんにちは。或いはこんばんは。
空欄ノ凪です。(読み方は覚えてくれ!!)
今回の話で日記の続きが公開されましたね。
⬛︎の所は特にまだ誰を入れるか決めてませんので好きなように考察し、悩んでください。
勉強のやる気が起きないのは気のせいだと思いながら、小説を書いてます。
いずれやる!!…筈。
沢山の❤︎もいつも有難う御座います♪
空欄ノ凪。