〜転生しちゃった?〜
キキーッ!!ドンっ!!!
鈍い音がした。自分が冷たくなる。まさか、帰り道に猫を庇ってこんな事になるとは思わなかった。
これもきっと、自分の不幸体質のせい。こんな最大な不幸、何年振りだろうか。…そうだ。
『如月くん』を失った時だ。
嗚呼、最後に推し達を眺めたかったな。俺の妹は大丈夫だろうか。母さんも父さんも悲しむだろうな。
目が重い。身体中が痛い。辛いのは懲り懲りだ。早く楽になりたい。この不幸から解放されたい。そんな気持ちでいっぱいだった。
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