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若井 side…
ある夏の昼頃。
「また居る…」
俺が毎回屋上に着く頃には、毎回先客が一人で弁当を食べている。
確かあの人は同じクラスメイトだった気がする。
いつも屋上で一人、ご飯を黙々と食べている彼に興味が湧き、俺は早速話しかける事にした。
「ね、良かったら一緒に食べない、?」
俺は人に話しかける事には慣れていたし、緊張した事はなかった。
でも、彼の目の前に立つと、何故か心臓辺りが苦しくなり、何故か俺は緊張していた。
「…勝手にして」
彼は顔を上げて一瞬だけ驚いたような顔をして、すぐに鋭く俺を睨みつけ、冷たくそう言った。
俺は彼の顔を初めてしっかりと見た。
彼の顔は綺麗に整っていて、どこか凄く儚くて、肌は雪のように真っ白で、今にも消えてしまいそうだった。
「失礼しまーす」
彼の隣に座ると、彼は何事も無かったかのように弁当を再び弁当を食べ始めた。
俺は不思議と彼の名前が知りたくなって、恐る恐る聞いてみた。
「君…名前は?」
彼は少し黙った後、”元貴”と小さく答えた。
「じゃあ元貴って呼んでいい?」
元貴は小さく頷いた。
「俺、若井滉斗、よろしくな」
元貴はまるで興味が無いかのように無視をした。
でも今の俺はそんなのどうでも良かった。少しだけでも元貴と話せた事が嬉しくてたまらなかったのだ。
一旦2話はこれで以上です!
1番丁寧に書いた作品ですね笑
あと、気軽にコメントしてくれたら嬉しいです🥺
では、また!