テラーノベル
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叶さんの事あまり詳しくないので変だったらごめんなさい。
この2人めちゃくちゃ好きで…
「好き…僕、こやのこと…」
目の前にいる大先輩はいつも余裕そうで優しくて…なのに、今日は真剣な瞳が俺を貫く。
事務所で会い用事を済ませた後半ば無理矢理連れて行かれた居酒屋の酒が言うべきであろう言葉を曇らせてしまう。
「…俺も、好きでした。ずっと」
叶さん。
いつも綺麗で、みんなの憧れ。
強くて、男らしくて…なのに…
「っ…ふっあはっ…やったぁ。」
満面の笑みを向けられ抱きしめられる。
今まで見たことない少しあからんだ笑みが淡い光で脳に焼きつく。
かわ…い…
「っ、…ずるいっす。」
頭に浮かんだ言葉を掻き消すように発した言葉は蚊の鳴くような声で余計恥ずかしくなる。
どうすれば良いかわからず顔を背けると叶さんは俺の耳にキスして呟く。
「帰ろっか、一緒に。」
いつもより低い声に少し身体が跳ねた。
俺が言葉を発する前にするりと身体が離れ、代わりに手の指を絡ませこっち、というように歩き出す。
「叶さ…っ」
「なぁに?」
嬉しそうに返す叶さんに色んな理性や感情を黙らせられる。
本当、ずるい。
本当…
「いや、…なんでもないです」
絡んだ指に力を入れると腕に寄りかかり、俺にだけ聞こえる声で嬉しい、と呟いた。
コメント
1件
るるはさん、素敵なエピソードをありがとうございます! 告白シーンの緊張感と、その後ふたりの距離が一気に縮まる甘さがたまりませんでした。特に「今まで見たことない少しあからんだ笑み」という描写にドキッとしました。普段は余裕な叶さんの、ああいう弱さや喜びを見せる表情って、ずるいくらい魅力的ですよね……。最後の指を絡めて帰る仕草も温かくて、思わずにやけてしまいました。続きが気になります!