テラーノベル
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大森side
隣で喘ぎ声が聞こえるなぁ…ってのは置いといて。前回の続き。
それから仲良くなって、一緒に買い物に行ったりドライブしたり、誕生日を祝ったり、行事のたびに一緒に過ごしたり、同棲を始めたり…
僕にとっても若井にとっても初めてをたくさん経験した
もちろん夜の行為もね。
夜の行為を経験したの…確か3年前だっけ。
(3年前)
すっかり仲良くなってなんでも話せるようになった僕たちは喧嘩もなく幸せな毎日を過ごしていた
2年も付き合ったのに、若井とハグしかしてない…
カップルだったらさ…キスとか…えっちなこととか…するんじゃないの、?
そんなことでモヤモヤしていると若井が口を開いた
「あ、あの…元貴…、?」
「んーどしたの」
「その…さ、俺らまだなんもできてないっていうか…」
これはまさか…?
若井から誘われる…かも、
「だから…なんていうかその…」
「なに?」
「…わかってるくせに。いじわる」
「なんもわかんない」
初めてのデートの日からこんなに甘々になった僕の彼氏をみんなに見せつけてやりたい
何この可愛い生き物。尊いってやつ?
ちょっと意地悪しちゃお。せっかく初めてのえっちなら別に許してくれるよね
「なにがしたいの?」
「だから…もぉ、!」
「元貴最初そんなんじゃなかったのに…!」
「あーそんなこと言うんだったらしてあげなーい」
「んんんぅ…ごめんってばぁ…」
「で、何がしたいのか言ってごらん?」
「…ちゅーしたい」
「それだけ?」
「…その続きもしたい」
可愛い可愛い可愛い。
絶対に手放さない
頭の中で可愛いという言葉だけがループしていておかしくなりそう
ソファで隣に座って顔を赤らめている若井に軽くキスを落とす
僕もモテ期はあったんだから、経験は少なくないんだからね
「んっ…/、もとき…」
唇が触れただけで声を出して自分の名前を呼んでくる若井が可愛くてたまらない。
すぐ離れると、目を大きくして「それだけ…?」というかのような視線をこちらに向けてくる。
最初のデートからは全く想像もできなかったことだ。
「元貴…もうちょっとやろーよ、」
「…どうしよっかなぁ」
S心がえぐられる…
どうしよっかなぁって言った瞬間にほっぺ膨らませてぷいって横向いて拗ねてるんだよ…?
「ごめんごめん」
「…」
「ちゅーしてあげるからこっち向いて」
「…ん、」
えっとぉ…素直すぎない?
目を合わせてくれない若井にまたキスを落とす。今度はゆっくりと長く、少しずつ焦らして舌を入れる
息継ぎができないように隙間を覆うように唇を重ねる
「はっ…ぅぐっ、ん”むっ、!!」
肩を叩いてきたので若井を離れてニコッと微笑むと若井は下から睨むようにして見てくる。反抗してるつもりなのかわからないけど、普通に逆効果。
「苦しいじゃん…」
「若井…処女かな?」
「…ちげぇし」
「回数少ないでしょ?」
「だからなんだよっ…」
「見た目はかっこいいのに中は可愛いんだね、ふふっ笑」
「うるさい!」
「はいはい、じゃあ服も全部ないないしましょーねー」
「んだよその話し方…」
「興奮してるくせに」
「っ”、!」
図星なんだろうなぁ笑
それから2時間ぶっ通し。
僕も男とやるのは初めてだからどうなることかと思ったけど、女よりも可愛い反応で…また沼っちゃったな
「もぉき、もっ、つかれたっ、」
「今日はこれでおしまいにしよっか…?」
「ぅん、ごめっ、」
「謝んなくていいよ笑また続きしようね」
「する…」
涙目でうとうとしながら話しかけてくる若井。ほんとはもっと壊したいんだけど一応初めてだし。
また明日誘おうかな〜
そんなことを考えながら静かに寝ている若井を着替えさせて布団をかけ一緒に眠りについた。
3年前は幸せだったよ
3年前まではね。狂い始めたのは1年前
若井のあの時の行動から。
まだ君たちは話がつかめてないだろうけどこれからわかるはず
ね…俺の若井…。
若「あぁぁあ”、!へぁ”っ、ごめんなさぁ”っ!!」
大「うっさいなぁ…。静かにできないの?」
若「これ取ってっ、、」
大「無理、全部お前のせいだから」
次のお話では若井が×××したことを話そうかな
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ちょっとお話が意味わかんなくなってますね
この
上の点が3つあるやつ⤴︎
この点と点の間にある文章が回想シーンのようなものになってます!
このお話で言う、
「(3年前)」
から
「次のお話では若井が×××したことを話そうかな」
の文章が回想シーンになりますね
次のお話しで話の内容が少しわかりやすくなると思いますので…!
気長に待っていただけたら嬉しいです
コメント
3件
初コメ、フォロー失礼します…!え、天才ですか??