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コメント
2件
この系のrurb新鮮かつめちゃめちゃ性癖ど真ん中です..!!!リクエスト採用ありがとうございました🙇
⚠注意喚起
センシティブな表現。
nmmn,rurb要素。
付き合ってない&最後までnot両思い
こちらは完全二次創作のためご本人様には一切関係ございません。
約4000字で全てkyng視点
頭をフル回転の態度様からのリクエスト。
疲れちゃったkyngがhsrbに救いを求めるお話。
以下伏せ字なし↓
ばたん、と扉の閉まる音がやけに耳に残る。真っ暗な拠点に誰もいないことは明白だ。誰かいてほしかったという願いと、弱っている自分を見られなくて良かったという安心がよりいっそう気分を重くした。
今日の仕事はひどく疲れた。いつもより相手にする人数が多かったし、何より余りにも人間としての品性を欠いた奴らだった。
陰鬱な気持ちをなんとかリフレッシュしようと鉛のような身体を引きずって風呂場へと向かう。が、脱衣所に着いた所で急にスイッチが切れてしまった。その場に座り込んでからどれくらい経っただろう。
「……うわっ!?なにこれ…?小柳くん!?」
大きな声に顔を上げれば星導がいた。余程驚いたのか手に持っていたであろうタオルや衣服が床に散らばっている。想い人を見たからか、さっきまでぼんやりしていた意識が少しだけ覚醒した。
「あぁ悪ぃ。風呂入ろうと思ったら寝てたっぽい。」
「えぇ……あの小柳くんが?珍しいですねぇ。」
眉をしかめた星導だったが、ほんのりと残る血の匂いには気づいていたのだろう。拾い上げたものを洗濯籠に放り込んでから「早く休みな?」なんて言ってすぐに部屋を出ていった。
結局俺は風呂には入らずシャワーで済ますことにした。冷たい水を頭から被って全てを洗い流したつもりになる。雑にタオルで頭を拭きながら共有スペースに行けば、退屈そうにスマホを眺める星導がいた。
「あ、小柳くん。もうお風呂入ったの?」
「いや風呂は入ってない。シャワーでいっかって。」
あっそ、なんて素っ気なく言う星導だがその顔には安堵が浮かんでいる。大方俺が無事に風呂から上がってくるか心配してくれていたのだろう。こういう所が好きだなぁなんて思いながらぼーっとしていれば、星導が見かねたように口を開いた。
「……髪、乾かさないと風邪引くよ。」
「んー後でやるわ。」
別に自然乾燥でも俺は問題ない。何をするでもなくしばらくそのままでいれば、一つため息をついた後に星導がどこかへ消えた。そして次に現れたその手にはドライヤーが握られていた。
「るべち優しいので、今日だけ特別に乾かしてあげます。」
流されるまま身体を預ければ、星導の手が丁寧に髪を梳かしていく。至近距離から漂う星導の香りが鼻腔をくすぐった。じわじわと腹の底からせり上がってくる欲に疲れた頭はブレーキをかけてくれない。
……あぁ、ダメだこれ。
自分でも驚くほど、理性のタガが外れる音がした。弱った心にこいつの優しさが毒のように回っていく。
「星導。」
「はいはい、なんですか。……わっ!?」
ドライヤーの音が止むのと俺が星導の腕を引いてソファーに押し倒したのはほぼ同時だった。じたばたと暴れる星導をそのまま力任せに抱きしめる。
「小柳くん!!小柳くんってば!!」
必死に俺を呼ぶ声が右から左に抜けていく。こんなに名前呼ばれたの初めてかも、なんて呑気に思いながらさらに強く抱きしめた。しばらく続いた抵抗は俺に離す気がないと悟ったのかだんだんと落ち着いていく。
「はぁ……どんだけ疲れてんだよ、ほんと。」
ぽんぽんとあやすように一定のリズムで背中を叩かれる。首元に顔を埋めて息を吸い込めばより強く星導の匂いを感じた。しばらくそうやって深呼吸を続けていれば星導が身じろいた。
「……あの、小柳くん。気のせいじゃなければ、なんか、当たってるんですけど。」
「…………疲れてるから。」
「理由になってないですそれ。」
我ながら酷い言い訳だとは思う。けれど、今の俺にはそれ以外の言葉が見つからなかった。首元に顔を埋めたまま、縋るように力を込める。どんどん硬さを増していく俺のモノの感触に、星導の身体が一瞬強張ったのが分かった。
「お願い。俺のこと救ってよ、ヒーローだろ?」
ずるいと分かっていながらも断れないような言葉を選んで、同情心を煽るようにじっと星導を見つめる。しばらくは動揺したように目をそらし身をよじっていた彼だが、ついには天を仰いで諦めたように脱力した。
「……今日だけですからね。」
その言葉が合図だった。星導の両手を片手で押さえつけて、ぷつりぷつりとボタンを外す。何度想像したか分からないそこは傷の1つもなくて、それをこれから穢すのだと思うとひどく興奮した。
我慢できずに胸の突起に軽く吸い付けば星導はびくりと身体を震わせた。感じてくれたのかと思いちらりと表情を見やったが、彼は「何が楽しいの?」とでも言いたげな奇妙なものを見る瞳をしている。
あぁ…そっか。俺に求められているのは気持ちよくすること、じゃなくて早く終わらせること、なのだ。もう手遅れかもしれないけどここまできたら止まれない。
当たり前にきつい彼のナカへ壊れ物を扱うように丁寧に指を挿れた。相手が男である以上、準備を怠れば苦痛しか感じえないことくらいは分かっているから。ゆっくりと解されていく感触に星導は顔を背けながらも熱い吐息を漏らしていた。
「……ふぅ……っ。小柳、くん……。」
しばらくそうし続けて、ようやく指が3本入るようになった頃だった。星導が俺の服の袖を掴み、急かすようにじっと見つめてくる。
「もう大丈夫だから、挿れていいよ…?」
「分かった。……あ、ゴム。」
「別になくてもいいよ。女の子じゃないんだから。」
でも…と渋る俺に星導は少し苛立ったように足を絡めた。想い人からそんなことされて抗えるわけもなく、ゆっくり、ゆっくりと自身の熱をナカに埋めていく。疲弊した脳に生で感じる快楽はあまりにも強くて、無意識のうちにゆるゆると腰が動いた。
「ほしるべ……ほしるべっ…!」
返事は返ってこない。星導から発せられるのは苦しげな吐息と、どこか他人事のようなまなざしだけだった。彼は声を押し殺して虚空を見つめている。解されている最中も、今この瞬間も、彼が気持ちいいと感じている様子は微塵もなかった。ただ、俺を慰めるためにその身を差し出しているのだ。
そんな星導の姿が余計に俺を焦らせる。こっちを見てほしい。俺の名前を呼んてほしい。溢れ出した独占欲に突き動かされるまま、俺は星導の頬に手を添えて顔を近づけた。
「……っ、それだけはダメ。」
唇が合わさる直前で星導が俺の手を振りほどき、俺の口を塞ぎながら顔を背けた。その拒絶はこれまでのどんな抵抗よりもはっきりとしていて、焦ってしまった後悔が胸に募る。
「……ごめん。」
「分かればいいよ。俺、友達とキスする趣味はないから。」
身体は差し出してくれるのに?なんていつもなら言える皮肉が今日はどうしても言えなかった。言ったら完全に拒絶されてしまうような気がして、まだこの恋慕を諦めたくない心が必死にそれを食い止める。友達、なんて当然の言葉に傷つくのはあまりにも自分勝手だ。
「……っ、は、……っ。」
俺は言葉を失くしたまま、逃げるように彼の首筋に顔を埋めた。腰を動かすたびに星導の身体が小さく跳ねる。ソファーカバーを掴む指先が真っ白に強張っているのが見える。
快楽はある。脳が痺れるような、生々しい肉の感触。けれど奥を突くたびに虚しさが全身に回る。俺が求めているのはこれじゃない。俺の独占欲を、執着を、このやりきれない泥のような感情を、彼にめちゃくちゃにかき混ぜてほしかった。
「……ほしるべ。」
「……ん、……なに。」
掠れた声で呼べば、彼は薄く目を開けて俺を見た。その瞳には、軽蔑も、快楽も、怒りすらもない。ただ、困った子供をあやすような慈しみだけがあった。
それが一番きつかった。
だんだんと自身のモノにも限界が近づいてきて、それと同時にひどく醜い欲が脳をぐるぐると支配してしていく。俺は身体を壊さないように注意しながらも強く星導を抱きしめて、一気に最奥へ突き入れた。
「……っ! あ、ぐ……ぅッ…。」
初めて星導の喉から意味を成さない悲鳴が漏れる。その瞬間だけ、彼が俺を見てくれた気がした。
吐き出した熱が彼のナカを満たしていく。名残惜しさを感じながらも引き抜いた時に見えた星導のモノは、最後まで萎えたままだった。
静寂が戻ったリビングには、ドライヤーの熱気の残骸とほんの少し生臭い匂いだけが残っている。俺は星導の上からどくこともできず、ただ重なるようにして肩で息をしていた。
「……終わった?」
星導の声は驚くほど冷静だった。彼は俺の背中に回していた手を離し、乱れた衣類を視線で探る。星導は身体を起こすと、何事もなかったかのようにボタンを留め始めた。指先が少し震えているのを見て、さっと目をそらす。
無理をさせた。それは分かっている。けれどここで謝ったとてそれは自己満足でしかなくて、何も言えないままただ押し黙った。
「小柳くん」
「……どした?」
立ち上がろうとした星導が、ふと足を止めて俺を振り返った。先ほどまでの拒絶とも呆れとも違う、諭すようなその声に背筋がぴんと伸びる。
「……それ、誰にでもやってるなら次はないからね。」
釘を刺すような言葉。友人としての忠告に心がひどく冷えていった。何か返そうとした時には星導はもう脱衣所へと向かっていて、残されたのは乾ききらない髪の不快感と、彼が最後に残した言葉の棘だけだった。
「誰にでも、なんて……してるわけないだろ。」
届かない呟きは静寂に吸い込まれる。情欲の熱が引いた後の身体は仕事の後よりもずっと重く、泥のように沈んでいた。
明日からどんな顔で彼に会えばいいのか。鏡に映る自分は、ひどく惨めで、救いようのない顔をしていた。
スクロール&リクエストありかとうございました!!
書いたことない展開で楽しかったです😚