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※nmmnのルールを理解している方のみ先へお進みください
※解釈違い注意
※国語力、語彙力がチリ以下のため間違った言葉の使い方をしている箇所があると思います
※誤字あるかも💧
※幼児化注意
初書きですので色々と「え?」となる点があると思いますがミジンコを見る気持ちでお許しください🤦🏻♀️
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⚠️毎話ですがここ↓読まないと⚠️
理解しにくいです
lrfw - 💸🥂 × 🥂✨
今回は不破がバグで子供に戻っちゃった。ていうやつです。そして記憶なし。6歳→10歳→13歳→17歳という感じで少しずつ戻っていくけど17から急に28になるっていうご都合です
二人の関係↓
恋人になって2ヶ月くらい
自分の気持ちに↓
ロレ、自覚あり 不破、自覚あり
相手の気持ちに↓
ロレは気づいてる
不破はいつ愛想尽かされてもおかしくないな。という感じ
・不穏要素あり
※都合のいいように実際とは異なったものに改変している箇所があります
※自分が九州育ちのため関西弁と九州弁が混ざっているかもしれません。エセ関西弁注意です。
START
ろふまお塾の収録中のはずの恋人と同じユニットを組んでいるうちの湊のコブンさんから着信が鳴った。
「 もしも〜し!どしたんすか?今、収録中っすよね?」
「 いや、そうなんだけどさ、ついさっきにじさんじ全体のバグで何人かライバーさんに影響がでちゃって。それで不破さんもそれに巻き込まれちゃったっていうか、、幼児化しちゃった 」
「 へ〜、大変すね、、ってえ?! 湊が!?なに?幼児化ぁぁ!!?」
「 そ、そうなんだよね。それでここからが本題なんだけど、他のライバーさんは記憶あるからいいんだけど不破さんだけが記憶まで戻っちゃってて、警戒心すごいし、何を言ってもだんまりだから、とりあえずローレンに連絡しましょうっていう」
「 な、るほどね?え〜っと、とりあえず事務所向かいます!」
「 ごめん。ありがとう。ローレン 」
というわけでろふまおの皆さんのいる控え室の前まで来た。が、まだ心の準備が!!だってショタだよ?絶対可愛いじゃんそんなん!!なにより重大なのは記憶がないこと。湊がこの間、過去のことを教えてくれた。俺もだが湊の育った環境は悲惨で痛烈だ。それに今は突然、知らない場所、知らない大人に囲まれて怖くないはずがない。心を閉ざしきっている子供相手にどう対応すれば良い?あぁ、駄目だ。こんなこと考えている時間はないし、すぐに答えが出るわけでもない。考えるだけ無駄だ。覚悟を決めよう。
「 失礼しま〜す!お疲れさまっす 」
「 ローレン!やっと来たぁ、遅いよぉ!! 」
「 あ、ローレン。悔しいけどもう僕たちにはどうすることもできない事がわかりました。てことでなんとかしてください。ローレン 」
「 え!!全任せマ!?」
「 申し訳ないですがそういうことなので後はお任せします。ローレンさん 」
「 うっそぉ、まじか、!!」
まぁ、仕方ないよな。と目だけを動かして湊を探すがどこにも見当たらない。と思ったけどあの派手髪を想像していたのが悪かった。湊は目の前のソファにお利口さんに座っていた。すぐ見つけられなかったのは幼児化して小さくなっていたため、机で隠れていたのと髪がまだ黒髪だったからだ。そっか、湊って染めてるんだ。今まで意識したことなかったなぁ。けどやっぱ綺麗な顔してるよなぁ。
「 み、湊? 」
「 、、、 」
ほんとにフル無視じゃん!!目すら合わせてくれないなんて今の湊からは想像できない。
「 やっぱりローレンでも厳しいか 」
「 どうしましょうか。早くても完全に戻るのには48時間以上かかるそうです。このままでは家にも帰してあげられませんよ。ずっとここにいるわけにもいきませんし 」
「 48時間まじか、 」
正直、打つ手なしだ。それでも小さいことでもできることはしてみようと思い、普段湊が何を欲していたかを考える。湊はキスやハグ、スキンシップをよく強請る。素直じゃないから行為中以外は絶対自分からはしてこないけど、家にいるときはいつもべったりでよく俺の手をにぎにぎしている。流石に6歳児相手にしかも知らない男にキスとかハグされるの怖すぎるよな。そうなると選択肢は一つしかない。湊の前にしゃがんで目線を合わせる。
「 俺はローレン・イロアス。今、君が考えてるようなことは絶対にしないって約束する。はい 」
ろふまおの皆さんに湊が隠したいと思っている過去が伝わらないように 湊の両親が普段しているようなことはしないと遠回しに伝えた。そして、 湊の目を真っ直ぐ見つめて、自分の手を湊の前に差し出す。すると目を少し見開いたがすぐに元に戻った。そして、差し出された手を控えめにとってにぎにぎしている。こんな状況で湊には申し訳ないがめちゃくちゃ可愛い。
「 、、ぼくがかんがえてること、わかるん?」
今よりもっと舌っ足らずで小さい口がついに話をすることを許してくれた。まだ限られた言葉しか知らない歳の湊は自分のことを僕というのかとちょっと衝撃を受けた。ろふまおの皆さんはというと邪魔にならないようそっと向かいのソファや椅子に座り様子を伺っている。
「 わかるよ。俺は湊が嫌がることは絶対しないし、一人で泣かせたりしないよ 」
「 ぅん。ろーれんさんの手はあたたかいもん、、いい人ってわかるで。ぼくはみにゃと、ぁ、みなと!ぇへへ、噛んじゃった// 」
か、可愛い。ちょっとこれは可愛すぎじゃない?心開いてくれたのめちゃくちゃに嬉しいんだけど!!
「 んふふ、湊ね。俺のことも呼びにくかったらロレでいいよ 」
「 ろれ、わかった。ろれ! 」
満面の笑みが眩しい。こんな性癖はなかったのだがやっぱ湊は別。可愛くて仕方なくてじっと湊を見ると首や腕などに痣や傷があるのが見えた。これ絶対背中とかやばいやつじゃん。
「 すごいですね。私達、三人がかりで30分必死にあれやこれや頑張ったというのに、、最初からこうするべきでした 」
「 僕は悔しいですよ!教育免許も持ってるっていうのに!!」
「 ふわっち、ほんとにローレンには心許してるんだね、 」
僕たちが喋りだした途端、先程と同じように俯きだんまりになる。さっきと違うことと言えばローレンの手を握りしめ、ローレンに隠れるようにしていることだ。
「 湊?この方たちも俺と同じよ?湊が嫌がることは絶対しないから。ね? 」
そう言うと少し躊躇ったもののローレンの後ろからちらっと顔を出した。
「 いっぱい、知らんぷりしちゃってごめんね、?」
「!?いえ!大丈夫ですよ!!甲斐田は不破さんが良い人なの知ってますから!!あ、僕は甲斐田晴って言います!はるでいいですよ!!」
「 そうだよ、ふわっち。僕たち別に怒ってないよ。ちなみに僕のことはとうやでいいよ 」
「 話してくれてありがとうございます、不破さん。私は加賀美ハヤトと申します。呼びやすいように呼んでくれて構いませんよ!」
「 ん、はるくん、とぉやくん、はやとくん、、、ろれ 」
んふふ、俺だけ呼び捨てなの可愛い。あぁ、かくまいたい。養いたい。保護したい!!
「 はい!!不破さん!!」
「 甲斐田くんめっちゃ嬉しそう笑 」
「 だってぇ!!あのアニキがはるくんって!!」
「 はいはい、甲斐田さん。あまり大きな声は出さないでください 」
ろふまおの皆さんの調子が戻ってきて良かったと思っていたほんと今、事件は起きた。
「 なぁ、なんでみんなぼくのなまえ知っとんの?」
「 え?」
湊は意外と勘が鋭い。鬼畜な家庭環境やホストなどの職業をしてきて身についたものだと思っていたがそれは生まれ持ったものでもあったらしい。
「 みんなぼくのなんなん?ぼく、4人のこと知らんのになんでみんなはぼくとなかよくできるん?」
「 そ、れはですね、、 」
「 、、あのね、湊。俺らは大人になった湊の友達なの 」
「 ちょっとローレン!?そんなの信じられるわけないでしょ!!」
「 そぉなん?」
「 え!!なんでちょっと信じそうなのアニキ!!?」
「 信じてくれる?湊 」
「 、、よぉわからんけどしんじたる。でもぼくもし、ろれに嘘つかれとったら泣いちゃうで?」
「 んふふ、嘘なんかついてないよ。信じていいよ、湊 」
湊は洞察力や裏のある奴を見抜くのは得意だがそうじゃない人相手だと単純だ。良い人だとわかっている相手に関してはなんでも肯定する。まぁ苦手な奴、嫌いな奴相手でも来るもの拒まず去るもの追わずだが。だから素直に本当のことを話しても受け入れてくれると思った。実際そうだった。
「 え、ローレンの手にかかればこんな一瞬で片付いちゃうの!」
「 あははっ、なんかすいません!甲斐田さん 」
「 はぁぁ!!?煽るなよ先輩だぞ!!」
「 もぉ、二人共やめてよね。ふわっちがびっくりしちゃうでしょ 」
「 、、みなとでええよ。あんまみょおじで呼ばれたない、から、 」
「 わ、かった。湊くんね、 」
3人が一斉にやっぱり過去に何かあるんでしょと言いたげな顔で俺を見てくる。勘弁してくれ。俺の口からは言えないから!!空気を変えようとみんなが動き出す。
「 湊さん!お腹空きませんか?」
「 確かに!そろそろというかもうお昼ですよ!!」
「 湊、何か食べたいのある?」
「 ぁ、ぼくおかね、持っとらんからみんな食べてきてええよ?」
「 え?お金は私がだしますよ?」
「 ぇ、?でも返せへんから、 」
「 いや、奢りますよ!!奢るというかこのくらいの子の食事代は大人が出すのが普通です!!」
「 そうだよ、湊くん。この人社長だからなんでも払ってくれるよ 」
「 ごちそうさまです!!社長!!」
「 いや、湊さんの分しか出しませんよ?私 」
「 え!!?いつもは奢ってくれるのにぃ!!」
「 はははっ冗談ですよ! 」
「 、、湊。湊はお金のことなんて考えなくていいのよ?少なくとも俺らといる時は。わかった?」
「 、、、わ、かった 」
「 それじゃあ、みなと何食べたいですか!!」
「 え?ぼくが決めてええの、?」
「 ?当たり前じゃないですか!」
、、そういえば湊、家族と外食どころか一緒に食事をしたことすらないって言ってたよな。湊の中の当たり前は当たり前じゃない。それを教えてあげたい。我慢しなくていいって。子供は子供らしくあれよ。
「 湊、俺らといるときは我慢しなくていいって言ったっしょ?」
「 ぁ、えっと、ぼく手作りって食べたことなくて、お店の冷たいおべんとうとか固くなっちゃったお米やなくてあたたかい手作り食べてみたい、 」
まじかよ、そのレベルなの?もっとお高い焼き肉とか湊のことを踏まえたうえでもファミレスとかだと思ってたのに。手作りでそんなに申し訳なさそうにされるとこちらも反応しづらい。
「 え?そんなんでいいんですか?」
「 ちょっと!社長!!」
「 、、やっぱ、だめなん?」
「 いや全然だめじゃないですよ!僕たちがみなとに最高に美味しい手作りご飯を食べさせてあげます!!」
「 ほんまに、!?めちゃめちゃ嬉しい!!」
「 それじゃあ、皆さん。とりあえず私の家にどうぞ 」
「 すごぉ!!はやとくんのお家、お城みたぁい!!」
「 はははっそれは大袈裟ですよ!」
いや湊は本気で言ってるんだよなぁ。さっきから思ってたけどこの人意外と鈍感だよな。
「 んじゃ、さっそくやりますか!」
「 え、ローレンって料理できるの?」
「 ちょっと!?もしかしてすんごいなめられてる?」
「 できてからのお楽しみってことで湊くんはテレビでも観てていいよ 」
「 うっわ。はぐらかしたこの先輩。汚えぇ〜 」
「 え?ええの?」
「 うん。ほらこっちおいで 」
あ、そうよな。僕がいると迷惑かけちゃうから、
「 わかった!待っとる!!」
え?これまでの湊の感じにしては潔くね?何考えてんのかな、
「 ねぇ、ローレン。今、ふわっちがいないから言うけどふわっちってほんとはいつもあんな感じなの?」
「 いやまあ、流石にあそこまでではないけどあれよりではあるっすね 」
「 あれってもう謙虚とか人見知りとかの域じゃなくないですか?6歳ってもっとうるさくて我儘でわちゃわちゃしてると思うんですけど 」
「 僕も思いました。ふわっちって一見、何も考えてなさそうに見えるけど実は1番周りが見えてて気遣い上手だよね。それって、今みたいに小さい頃から周り、大人の顔色を伺って生きてきて自我を出すことができなくなっちゃったからなのかなって」
「 アニキ、、絶対何かありますよね!無理やり聞き出そうなんてことはしないけど気にならないって言ったら嘘になります。甲斐田は、もっと不破さんのこと知りたいのに 」
先輩方には申し訳ないが言わない。言えない。湊が俺を選んで、勇気を振り絞って教えてくれた。自分でも忘れてしまいたい、なかったことにしたい、そんな過去を俺の口から言うべきではないしここで話してしまっては湊を裏切るのと変わらない。誰も頼れなかった、信じてこれなかった湊が唯一、心に触れることを許した俺に裏切られてしまったらきっと今度こそ永遠の眠りを選ぶだろうから。
「 言わないっすよ、俺は 」
「 ごめんローレン。そんなつもりで言ったんじゃないんだけど、 」
「 わかってますよ。ふわっちのことを知るならちゃんとふわっちの口から聞くから。そんなピリピリしないでよ、ローレン。ご飯がまずくなっちゃうでしょ 」
「 ははっ!すいません 」
そんなこんなで完成したのは大人になった湊が好きだと言っていたカレー。まぁ子供向けに甘口にしたけど。
「 できたよ、湊。一緒に食べよ 」
「 一緒に!?ぼくと?」
「 そーよ?みんな一緒の方が美味いからね 」
「 やっちゃあ!!」
「 ほら座って、いただきます 」
「「「「 いただきます!」」」」
みんなで食べるというのが相当嬉しいようでカレーと俺たちを交互に見ている湊の口角はあがっている。それなのに一向に食べようとしないから不思議に思っていたら湊の目の前に座る甲斐田さんが食べ始めると湊も食べ始めた。きっと、俺らより先に食べるのはだめだと思っていたのだろう。
「 んん!!美味しいです!!!」
「 甲斐田くん、ふわっちより先に食べるなんて甲斐田くんが子供になっちゃったんじゃないの?」
「 酷い!!僕は不破さんが食べやすいように先に食べたんです!!」
「 もう、お二人共喧嘩しかできないんですか?ところで湊さんお口に合いまし、た、か、、ぇ?」
目を見開いている加賀美さんを見て何事かと湊の方へ視線を向ける。湊は、小さく肩を震わせて泣いていた。声を必死に押し殺して静かに。それでも大量の涙を流して。口を固く閉じ、これでもかというほどに強く手を握りしめるその姿からあぁ、いつもこうやって一人、隠れて泣いているのだなとわかってしまう。
「 ど、したの?湊くん 」
「 なんもない、よッ 」
泣いていることを隠そうとする湊を見ていると胸が締め付けられる。俺らは怒鳴ったり叩いたりしないのに。少しだけそんな奴らと一緒にされたことが引っかかったが相手は子供のため心を落ち着かせる。
「 湊、それはだめな涙じゃないよ。だから大丈夫。約束したでしょ?湊が考えてるようなことは絶対にしないって。ね?」
「 ぅんッあいがと、ろれ 」
「 僕たちに教えてくれませんか?どうして泣いちゃったのか。甲斐田は湊のこともっと知りたいです!! 」
「 ッ!、ぁ、あのね。ぼく、だれかにご飯作ってもらうのもだれかとご飯食べるのもいただきますって声に出したのもこんなおいしぃご飯もこんなに心があたたかくなったのもぜんぶ、全部初めてで、嬉しくて。やから、はるくん、とぉやくんもはやとくんもろれもみんなありがとぉッ 」
泣きながら頬を赤くしてそれでも、笑ってそう言った湊が幸せそうでこちらまで幸せな気持ちになる。
「 そうだったんだ。湊くん、僕も湊くんとみんなと一緒に食べれて嬉しいよ。こちらこそありがとう 」
「 湊、僕も嬉しいです!話してくれてありがとうございます 」
「 湊さん、また手作り、一緒に食べましょうね。今度はみんなで作りましょうか 」
「 俺もまた湊と一緒に食べたいな 」
「 ッえへへ、しゃないなぁ!!またみんな一緒に食べようね!!」
次は10歳から