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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ゴーゴリの任務が終わって眠るまでにあったこと






国「起きろゴーゴリ!!」

太(ニ)「…んー?なあにぃ?」

「って、はわぁっっ!!?」

「あ、何だくにきーだ君お早う!」

国「その呼び方辞めろ」

「誰に教わったんだそんなの…」

「まあ太宰だろうが」

「っじゃなくて」

「俺が目を離している隙に堂々と眠りにつくとはいい度胸だな!!!!」

太(ニ)「あ、僕寝てたんだ…」

国「なぁーにが『寝てたんだ』だ!!」

「…それとも、」

「俺に殴られたいのか…?」ゴゴゴゴゴゴ

太(ニ)「ヒィーーーー!!!!!」

「起きる!!起きるよ!!」

国「ふむ」

「それで良い」

太(ニ)「う、うん…!!」



カタカタカタカタ


太(ニ)「矢っ張り眠い…」

敦「昨日太宰さんの寝る時間が遅かったのでは?」

太(ニ)「太宰くんのことだからありそうだなあ…」

敦「仕事に支障が出てもいけませんし…」

「国木田さーん!!」

国「何だ敦…」

敦「…ゴーゴリさん先に帰らせてあげてはどうでしょう」

国「何故だ?」

敦「昨日、太宰さんの寝る時間が遅かったらしくて…」

国「なるほどそれで仕事に支障が出てはいけない…、と」

敦「…はい」

国「確かに、」

「此の儘此奴を此処に置いておくと俺の予定が大幅にずれる」

敦 (太宰さんとおんなじ扱いされてる…)

国「良いだろう」

「ゴーゴリ、今日はもう寮に帰って早く休め」

乱「ん、ゴーゴリ君帰るのー?」

「じゃあ僕もそうさせて貰うね」

国「らッ、乱歩さんは…」

乱「僕に此れ以上労働させるつもりー?」

国「いえ、其のようなことは」

敦 (あれ?乱歩さん何かしてたっけ?)

乱「じゃあ良いよね!」

国「かしこまりました」

「此の事は俺が社長に伝えておきます」

乱「うん!よろしくー」


「よし!じゃあ一緒に行こ!ゴーゴリ君」

太(ニ)「え、?あ、うん…!」










乱「御免ね?急に僕の家に連れて来ちゃって…」

太(ニ)「厭、別に全然いいけど」

(うぅ〜、眠い…)

乱「…っ!」(察)

太(ニ) (お!察してくれたみたいだァー!!)

乱「もおー!お菓子が食べたかったんなら早く言ってよー!!」

どしっ!!

太(ニ) (全ッ然!!!!!察してくれてなかったーーーーーー!!!!!!)

(てか何此のお菓子の量!!!!!!?)

「あはは…有難う」

「それにしても、凄く多いね」

乱「そう?普通じゃないの?」

太(ニ)「ふっ、普通…!?」

「そう、だよね」

「普通だ…」

「ハハハーハハ…!」

乱「そう!普通!!」

「じゃあゴーゴリ君!!今からお菓子パーティーだ!!!」

太(ニ)「わ、わーい!」

(眠いよぉー…)(泣)




乱「此れがフーセンガムで、此れが飴玉!」

「あ、ラムネもあるけど飲…」

太(ニ)「ッ…」カクッ

スッ(乱歩さんの肩に太(ニ)の頭が寄りかかっている感じ)


乱「あれ…?」

「ゴーゴリ君?」

太(ニ)「スーッ、…スーッ…」

乱「…寝てる」

「確かに思い返してみると凄く眠そうだったなぁ…」

「無理させてごめんね」












太(ニ)「…」

「…っ……!」パチ

乱「あ、お早うゴーゴリ君」

太(ニ)「乱歩くん…」

「お早う」

乱「ずっと眠かったんでしょ?」

「御免ね」

太(ニ)「此方こそ…」

「人の家で寝るって」

「申し訳ない」

乱「ううん!元はと言えば僕が気付いてあげられなかったのが悪いんだ…」

「超推理を使えば直ぐに分かったと思うけど」

「ま、気を取り直してお菓子パーティー続行だ!!」

太(ニ)「まだやるの!!?」

乱「うん」

「だってまだ始めてもなかったじゃん」

太(ニ)「た、確かにそうだけど…」

乱「じゃあやろ!」

太(ニ)「わ、分かったよー…」

乱「あ、其の前に夜ご飯食べよっか」

太(ニ)「え、いいの!?」

乱「勿論!!」

「魚と肉どっちが良い?」

太(ニ)「じゃ、じゃあお肉…」

乱「オッケー!カ◯パスね!」

太(ニ)「へ?」

「お菓子?」

乱「お菓子!」

太(ニ)「魚だったら?」

乱「フィッシュアー◯ンド!」

太(ニ)「…」

(どうやら、僕は此の江戸川乱歩という名の男の事を甘く見すぎていたみたいだ!!!!!)

乱「カルパ◯のサイズはどのぐらいのが良い?」

太(ニ)「どのぐらいって?」

乱「小さいのと、普通のと、大きいの」

太(ニ)「じゃ、じゃあ…普通?」

乱「普通ね?りょうかーーーい!」

「どうぞ!」

そう言って、彼が渡してきたのはとてつもなく大きい◯ルパスだったのだ。

其れは神々しく輝いており、普通とは言えぬ大きさだった。

「こんなに大きなカル◯ス、何処で買えるのだろうか…」

ゴーゴリの頭の中で、最初に浮かんだのは其の言葉だった。

太(ニ)「…」

(どうやら、僕は此の江戸川乱歩という名の男の事を甘く見すぎていたみたいだ!!!!!)(ニ回目)

太(ニ)「でも、此れお腹空いちゃいそうだなあ…」

「まあ、冷蔵庫に何かしら入ってるでしょ!!」




何だかんだ有り

夜の7時


乱「今日は有難う!!久々に楽しいお菓子パーティーだった!!」

「こんなの、鏡花ちゃんの入社試験合格祝いぶりだ!!」

太(ニ)「うん!僕も楽しかったよ!!」

「ではそろそろ帰るね!」

乱「うん!バイバーイ!!」

ガチャン


乱「…」

「ゴーゴリ君って、意外と楽しい子なんだな…」







太(ニ)「はぁ。、、此の儘寝たら元に戻ってしまっているのか…」

「何故だろう…」

「確かに僕からやり出したことだ」

「だからかな?」

「寂しい…」

「戻りたくない…」

グゥ〜

「矢っ張りお腹が空いた…」

「冷蔵庫見てみよう!!」























ニ(太)「フョードル有難う!!」

ド「はい」

「食器は僕が洗っておきますので、お風呂に入ってきてください」

ニ(太)「お、お風呂…」

ド「あ、なるほど…」

「では今日は入らなくていいです」

ニ(太)「でも寝たから汗がベタベタ…」

ド「入らなくていいです」((圧

ニ(太)「うーん…」

「でもやっぱり…」

ド「入るな」(((圧

ニ(太)「はッ、はい!!!!!!!!」

(普段

から敬語を使っている人が急にこういう口調になると怖くなるのは何故だろうか…)

( ゚д゚)ハッ!(…もしかして安吾もこういう口調になると怖くなるのかな?)

ド「早く着替えて寝てください」

ニ(太)「き、着替え…」

ド「あー、…」

「今日は着替えなくていいです」

ニ(太)「厭、流石に着替えぐらいは…」

ド「あ、そう言えば今日の朝ゴーゴリさんの服燃やしてしまったんですっけ…?」

ニ(太)「え?も、燃やし…?」

ド「はい!と言うわけで太宰くんが着替える服は有りません!!」

ニ(太)「う、うん…」

「燃やしてしまったのなら仕方がないね…」

(虐めじゃないのかな…?これ…、虐めだよね?)

(だって燃やしちゃったんだよ?)

「相当な恨みを持っていたのだね…」

ド「はい」

「だってゴーゴリさんが僕のケーキ食べたんですよ?」

「『食べないでください』って書いてあったのに」

ニ(太)「其れはゴーゴリが悪い」

ド「でしょう?」

ニ(太) (でもだからと言って燃やすかな…?)

「じゃあ私は歯を磨いて寝るとするよ」

ド「はい」

ニ(太)「お休み」

「そしてまたね」

ド「お休みなさい」

「また何処かで」

ニ(太)「嗚呼」







ニ(太)「…」

(何だろう、此の気持ち…)

(寂しい…?)

(1日中住むところが違くなるだけでこんなにも馴染んでくるのだね…)

(人間の心理とは怖いものだ)

「クチュクチュ」

「ペ」














チュンチュン

太「ふわぁ〜。。…」

「あ、元に戻ってる…」

「…」

「次はいつ会えるかな…」ニコッ











ド「ゴーゴリさん」

ニ「ん…、」

「あ、ドス君おはよー!!」

ド「元に戻ってますね」

ニ「本当だ…」

ド「処でゴーゴリさん」

ニ「なぁに?」

ド「もしかして探偵社に入りたいなどと思っていませんよね」

ニ「ギクッ!!」

「そ、そんな事あるわけ無いじゃん…!」

ド「やはり」

「此れはもう一度天人五衰の事についてゴーゴリさんに調教しなければならないようですね…」

ニ「え?」

ド「先ずは天人五衰のメリットです」

「天人五衰は…」

ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ

ニ (面倒臭い…)

(探偵社の皆には次にいつ会えるかな…?)




















長かったけどなんとか終わったぜ

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