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〜注意書き〜
・青監マイナス🍵🌸
・原作無視
・年齢操作あり
先日、冴が海外に行くことが決まった。
冴が海外で活躍するという嬉しさと、冴にしばらく会えないという虚しさが交じって苦しい。
『熱、大丈夫か?』
「なんでいるの。」
『おばさんに入れて貰った』
「移っても知らないから」
『可愛げねぇな』
「可愛くなくても別にいいもん」
『水置いとくから』
「ありがとう。」
『お前、俺が海外行くことが決まってからずっと体調崩してるよな。』
「…だからなに」
『寂しいのか?』
「はッ!?」
『急に起き上がるな、噎せるぞ』
「そんなわけないじゃん。」
「私に寂しいだなんて言われたら迷惑でしょ」
『まぁ、それもそうだな』
「………。」
私は冴が好き。この気持ちを表に出すことはない。
だから勿論、冴は私が恋愛感情を抱いていることを知らない。
“私に寂しいだなんて言われたら迷惑でしょ”
“まぁ、そうだな”
でもたまに、もういっその事好きって言っちゃおうかな、と思う時がある。
けどそれは、冴の迷惑にしかならないことを私が一番知っている。
私が告白すれば幼なじみではなく、少しは一人の女の子として意識してくれると思う。
けど、そのせいでサッカーのプレイに支障が出たら?
私は、サッカー以外興味なくてサッカー以外何も出来ないそんな冴が好きだから。
私の勝手な感情で冴のサッカー人生を邪魔することは許されない。
「冴」
『なんだ』
「頑張ってね」
『あぁ。』
拝啓、神様へ。
不必要なこの想いはどうしたらいいですか?
名も無きジュリエットより。