ここから視点が変わります。
注意は引き続きお守りください。
まじでお眠なかなかなは可愛い。
全人類キャスの限界の叶を見に行ってくれ…飛ぶぞ…
葛葉視点
「くっそやろ!あんなんで外出んな!ばか!!」
そうやって叫ぶや否や、俺は配信を切って玄関へ飛び出す。
は?そんな焦ることあんのかって?
焦るに決まってんだろ、俺でも萌え袖にしようと思えば出きるサイズのジャージを、俺より背の低い…若干だけど、叶が着てんだぞ?!
俺は、そのかりんちょりんとか言うやつだけど、認めてないけど、アイツも世間一般的にはクソ細い方に部類されるし、
何かふわふわして可愛かったし、
あいつから俺の匂いすんの、なんか、こう
やばい
あと、ジャージの襟の部分(?)に少し髪が入ったり、ジャージ+短パンとか足が出てて…エロい…
じゃねぇって!!
「何しに行ったんだよアイツ!」
玄関にも叶の姿は無かった。
叶視点
「アイスと~、いちごミルクと~、本命の牛乳!」
ご飯作ろうと思ってたら、牛乳が着れちゃったんだよね…
しょうがないから近くのコンビニまで出てきたけど、ちょっと肌寒い…。
いくら葛葉のジャージを借りたところで、下に何も着てなかったらそりゃ寒いかぁ…
「仕方ないよねぇ、僕の上着葛葉の家に無いからさぁ…、他の服はあわせるの難しいし、」
…てか、今日葛葉1日そわそわしてたなぁ。
やっぱり、僕ばっかり甘えすぎだよね。
迷惑だよね…
でも、でも僕誰かにぎゅーして貰わないと、不安で死んじゃいそうになるし…
ごめんね、ごめんね葛葉。
みんなにも迷惑かけてるかもな
だめだ、ネガティブになっちゃだめ!
「だいじょうぶ、だい、は、ッへッッくしゅん!」
バサッ…
誰かにいきなり布を被せられ、後ろに引っ張られる。
その勢いに、思わずよろけてしまう。
そして、抱え込まれて顔が耳元に近づいて、
「はぁ…お前さ何が大丈夫なわけ?」
葛葉視点
まだそんなにたってねぇから、走ったらいるかもって思ったら、案の定コンビニに向かってた。
しかもくしゃみまでして、寒いんじゃねぇか…
「く、葛葉っ!配信は?終わったの?」
「オマエが外出るなんて言うから、焦って出てきたんですぅー。」
「そ、んな、そこまで心配しなくても…」
「心配するっっつぅーの!!オマエなんか、ふわふわしてて、危なっかしいから!」
「ご、ごめん。」
「うむ、わかったなら良い。」
俺の腕のなかでシュンってなって俯くのがあまりにも攻撃力が高くて思わず許したけど、
ちょっと心配して貰って嬉しそうなのばれてるからな。
「あのね、あのね。今日僕ご飯作るよ!」
「え、まぁじ?ラッキーー!タダ飯あざぁーすっ!」
「タダ飯って、まぁタダ飯かぁ…ww」
今日実は良い日なんじゃね?
叶は可愛いし、飯は作ってくれるし…
「俺も沢山お返しに甘やかさねぇとなぁ…」
「なんか言った?」
「なんもー」
23時半すぎ
「あぁーーー。飯も食って、風呂も入って、あと寝るだけって、素晴らしい事だとおもうわぁ、おれぇ…」
「…ぅんw」
俺がまったりしながらそう呟いたら、少し遅れて叶が反応する。
あ、これコイツ…
「叶…?眠い?」
「…んぅ…ね、むくない。」
「っははw…眠いんだろ~~ん」
横を見ると、目をとろとろとさせた叶が座っている。
結局あのあとも叶になんか絆されて、俺が甘やかされてるみたいになったから、頑張ってくれた叶クンには、優しくしねーとな、
「寝よ?叶。」
「ねるのぉ?」
「うん、オマエ眠いんしょ?」
「まだ、まだゲーム出きるぅ~…」
「いや、無理だよw エイムぶれっぶれになんぞ~ww」
「それもやぁ~~~」
「オマエww5歳児かよww」
いやいやと胸元に頭を擦り付けてるのが可愛すぎて思わず強い言葉を使ってしまった。
「ね、ねぇ」
おずおずと俺のことを見ると、何度か目をぱしぱしさせて、
「おまえ、とかゆわんで。かなえって、よんでやぁ」
?????????????
これは天使ですか?
はい、天使ですね。
「ごめんごめん、かなえ?」
「はぁい~」
「かなえくん?」
「はい、はぁいー!」
えぇ、なにこれ可愛いがすぎる、世界滅亡する。
「叶、寝よ?」
「うん、」
やっと頷いてくれたので、俺はベットにつれていく。
そのあと優しく背中を叩いてやると、だんだんと目蓋が落ちて、今は完全に眠っている。
寝るまでに沢山お喋りしてくれたけど、明日の仕事はどうやらもちさんとらしい。
別に、もちさんは叶が好きとかそんなんは思ってないんだろうけど、
もちろんもちさんは尊敬してる。
でも、
「とられたくねぇなぁ」
なんて。
追記 寝てる叶の口許に指を添えるとぱくぱくしてくれて可愛かったです。 葛葉
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