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寝ていた
何時だ
7時か
怪しまれないようパジャマのまま部屋に居よう
「おい」
クソジジイだ
私の親
流山 荒立(ながれやま あらた )
「なに」
荒「学校、行かないのか」
「”いけない”」
バチン
鈍い音がして、視界が崩れた
倒れて床に叩きつけられる
え…
頬が痛い
ジンジンする
数秒たってやっと理解した
クソジジイに殴られたんだ
荒「疫病神めっ!お前のせいで俺たちの印象が悪くなるだろ!」
荒「学校にも行かない、外にもでない、人と会わない、何がしたいんだ!
お前は流山家のゴミだクズだ!」
そう言われながら、何発だろう
殴られた
その時には
クラクラして、なにがなにかわからなかった
幸い、頭、鼻、口元は殴られなかった
頬が赤く腫れて、口の中が切れてる
痛い
涙が溢れてきた
もう
全員出かけただろう
平日だし
自分で手当をした
消毒が染みる
しているうちに
自分の顔はガーゼまみれだ
着替えて待ち合わせ場所に行く
大丈夫かな…
泣きまくって
殴られまくった顔で
LINEが来た
知話弥…?
〈お姉ちゃん〉
〈どうした〉
〈今日、大丈夫…?〉
〈大丈夫、心配しないで〉
そこからは無視した
恋羽音が居た
声をかけようとする
気にさなかったけど
周りから言われてる
殴られたもん