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こんにちは。はじめてのノベルじゃあ!!!!!(

では 創作の過去編です。

start


ゆがみの裏の人格。

暴力がすきなやべーやつ。

そいつにも、名前があるんだとか。


うらいがいつものように、ひとりで下校している最中のこと。

いつも通りの静けさが続く路地裏を通って、少し近道を。

そしたら、

帰り道が同じなのか、ずっと後ろからついてくるクラスメイトの子が。

その子はクラスで避けられている子で、あまり話したことがなかった。

流石にずっとこのままと言うのも気まずいので、思い切って話しかけてみた。

すると

意外と彼は明るくて、本来ならクラスでも人気そうな性格の子だった。

この時は少しだけ疑問に思っただけで、そこまで気にはしてなかった。

ただ、何でクラスの子から避けられているんだろうってほんのちょっと思っただけ。


この日の出来事があってから、ふたりはすっかり「しんゆう」と呼べる程の仲になっていた。

毎日のように一緒に登校するようになったり、

たまに悩み事を相談したり。

「……まぁ、クラスの子からはやめとけって何度も言われてるんだけどね。」

それでも、うらいは彼と関わることをやめなかった。



7 / 21。

もうすぐ夏休みがはじまるねって話を屋上でしていた日。

折角屋上に来たんだしーと言う うらいの発言で、悩み事を話す事に。

うらいはその日、あまりにも重すぎるためずっと秘密にしていた悩みを打ち明けることにした。

そうして話をはじめようとするが、中々上手く話せない。

内容が纏まらない。

すると、視界は徐々にぼやけて、言葉を発する度溢れてしまう。

これじゃあ ゆがみ に心配させてしまう、と思い、堪えようとするが無意味。

そんな中、言葉を何ひとつとして発さないゆがみ に疑問を抱いたうらいは、振り返ってみる。

すると

うらい「いたっ……!…ぇ…?」

「ちょっ…やめてって…!!」

「ねぇ!!」

どうしたのだろうか。その後から記憶がない。

朦朧とする意識のなか、ただひとつだけ覚えていたのは、

何かを言われながら、只管に暴力をふるわれていたってことだけ。


(視点change)

気がつくと、目の前にはさっきまで話していた筈の うらい が。

腕には無数の痣がはっきりとあり、

あぁ、やっちゃったんだな

って。

文字じゃあ、もう表せない程の絶望感が 彼を襲う。

それには、「諦め」も少し混ざっていた。

もう終わりにしないとな。


(視点change)

そうして夏休みは傷を治すのだけに使い、9月1日の登校日。

まだ完治していない傷を見て、クラスメイトからはずっと心配されていた。

因みに うらい はもう気にしてないので、クラスメイトからの心配は適当に聞き流してやっていた。

「……(9月と言えば……あ!ゆがみくんの誕生日があるし…)」

「お祝い…できたらいいな……(にこ)」

そして迎えた 9 / 16。

お祝いがしたくて屋上へ行ったうらい。

だが、勿論いる訳もなくて。

秘密の場所だった、学校の裏の方へなんとなく行ってみた。

どうしても、おめでとうって言ってあげたかった。


すると、

「ひっ……?!」

彼は静かに、そしてほんの少し笑顔で、息を引き取っていた。

クラスメイトや うらいの保護者からは、当然の報いとか 当たり前 だなんて言われていた。

その度に憎悪が溢れてくる。


ごめんね。ごめんなさい。

あの子を限界まで追いやったのは僕だ。

それで、あの子は自殺した。

だから、

あの子を殺したのは僕だ。








|ちなみに名前は決まってないっす(

ここまで閲覧ありがとうございました!!!!

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