私、高原苑子は本を閉じた。彼が居なくなってから約3ヶ月。かなり心も落ち着いてきた。世界が赤と白と黒だけになり、しばらく布団で生活をしていた。
22歳。大学を卒業し、みんな就活を始める時期なのか、外は騒がしい。そもそもこんな家を案内した不動産屋の店員が悪いのか。いや。そんな事言ってても意味はない。悪いのは苑子だ。それでいい。
第一こんなくだらない事を考えている暇はない。本を机に置いた。題名は。「庭のサボテン」特にこれと言って面白い訳ではない。気を紛らわす為に読んでいる。苑子は高校を卒業後、ホストで遊び狂っていた。何かが自分に足りなかった。大学は受かったが行く気にはなれなかった。昼間は体を売り、夜は姫となる。担当は私を愛していた。ホストからのafterもよくあった。気に入られていた。売り上げもそこそこ。顔もそこそこ。背は低く声も低い。苑子は男性の髪型の名前などに詳しくない。ただ今どきの男、というような髪をしていた。彼を担当に決めた。貢ぐ。貢ごう。1人の男なら誰でも良かったのかもしれない。苑子は自暴自棄になっていた。母親の再婚。そしてもうすぐ歳の離れた弟が出来る。嫌だった。母が父以外の男と幸せそうにしてるのが嫌だった。小さい子は好きだがあの異父の血が混ざった弟が生まれてくるなんて想像もしたくなかった。
母は昔。私に言った。どうして貴方は余計な事ばかりするの。失敗した。と。
私は母より父の方が好きだったし母への関心もあまりなかった。しかし実の母親に言われると少し心に残る。
高校生になりパパ活を始めた。単にお金が欲しかった。友達とよべる人は居なかったがい柄の為に貯めようと思った。
普通のバイトよりも高い。ただやっぱり寝た方が高くなる。しかし苑子は処女だった。こんな事で失いたくなかった。高校も上手く行かず結局途中でやめた。そして風俗に手を出した。始めての時は本当に怖かった。幾つも年が離れているおじさんが部屋に入ってきて。色々触られて。そして変な声が出た。私は自分に性感帯など無いんじゃないかと思っていた。なのに今は胸、原、腰。色々な所を触られて喘いでる自分がいる。すると指を入れられた。ビックリした。気持ちよかった。同時にクリトリスも触られた。膣内がかき乱され自分が最高に興奮しているのを感じた。さっきまで自分の処女がどうとか言ってたのに。今じゃ自分からそれを求めている。
「ハァッッンンッ…// ハァハァ/」
相手は無言で腰を動かしている。手際よく。いや手では無いかもしれない。もうよくわからない。考えられたい。音が聞こえる。相手の呼吸音。そして自分の喘ぎ声。触れ合うたびになるパンパンという音。体から急に力が抜けた。かなり大きい声で叫んでいた。穴に何かが入った。しばらく横になっていようとしたら座らされた。しゃぶれ そう言われた。
口の中にそれを入れ動いてみる。よくわからない。正直私は気持ちよくないが相手の気持ちよさそうな顔を見るのは悪くない。さっきはオジサンと言ったが、かなりイケオジかもしれない。
急に甘っぽいよくわからないものが口の中に入ってきた。
「苑子ちゃんッハァハァ。上手だね。もっかい入れたくなっちゃった。」
またベッドに押し倒され次は膣の辺りを舐められた。くすぐったいような気持ちいいような。彼の舌は器用で少し穴に入れてくる。
「アアッッ///はぁはぁはぁッそっそこっ
気気持ちっいいっっよぉっっんんんっ//
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