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第六話:最期に甘く、咲いてしまった(転章)
【場所:ホテル 深夜2:23】
部屋には3人――アメリカ、中国、フランス
そしてベッドの上には、日本
汗でしっとり濡れた前髪
開いたバスローブの下から、肌に浮かぶ無数の痕
吸われた跡、舐められた跡、愛撫された跡、
どれもが、血と欲望の証だった
「……もう……わかんない……」
日本は、か細い声で呟いた
「誰が誰の手か」とか、「どこを舐められてるか」とか、
全部もう、わからない
ただ――
「……もっと……して……」
その声だけが、甘く、空気を震わせた
「聞いたか?今の」
「俺にはっきり“もっと”って言ったアル」
「お前じゃない、絶対俺だろ」
「……ちが……どっちでもいいから……触れてて……ください……」
\\ド ン 引 き//
いやもう尊すぎて全員息止まった。
アメリカが手を伸ばし、鎖骨の噛み痕にキスを落とす
「Japan、かわいすぎんだよ……」
中国が指先で、太ももの内側をなぞる
「ここ、もう熱いアル……もっと開いて」
フランスが耳に囁く
「何度だって咲かせるよ……君の声で」
日本「ぁ……っ、あっ、ん……っ、や……ばか……っ……」
\\※言語崩壊しました//
そして――朝
日本、満身創痍で起き上がれない
足ガクガク、喉もヒリヒリ、首筋は痕まみれ
でも――唇だけは、少し、笑っていた
「……私、ほんとは……血が好きで……
でも、こんなふうにされるのも……嫌いじゃないのかも……」
その言葉を、まだ部屋に残ってた中国だけが聞いていた
「……やっと、素直になったアルね」
中国は静かに、首筋にキスをしてから去った
そして次回から物語は世界巻き込み編へ――!
この事件が原因で「日本の血が美味すぎる」って話が世界中にバレて…
ヨーロッパ勢・アジア勢・中東勢まで参戦し始める!!!
✨次回予告✨
第七話「血がうまいって、誰が言った」
・ドイツとイギリスが“味見希望”で来日
・日本、献血センターに逃げ込む(なお逆効果)
・世界中の“吸血勢”が、日本の血を巡って契約を持ちかけ始める💉💼
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