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俺の名前は|尾野真《おのまこと》。
最初から、細かい事は省こうと思う。
俺は子供を助けて崖から落ちて死んだ。
でも
その子供は未来の地球の英雄だったらしく…
助けた俺も英雄ってわけ。
で、神様は俺を異世界に生き返らせてくれた。
いわゆる異世界転移ってやつだ。
『全魔法』という超強力チートなスキルを貰っての、満を辞しての異世界転移だ!
と、思ったら…
神様は間違えてスキル『合成』を渡してしまったらしい…!
最悪だ…
俺は転移した先の貧乏そうな村で途方に暮れていた。
宿屋なんて無さそうだな…
あっても金が無いし…
あー!
もう、最悪の始まりじゃんか!!!
そう思っていたら…
「あのぅ、旅の方ですか…?
さっきからここをうろうろしてますけど、何か困り事でしょうか…?」
そう言って俺に話しかけてくれたのは、銀髪ボブの超美少女だ…!
「え、あ、その…
旅の者でして…
金ももうなくて…」
「まぁ!
良かったら、私の家に泊られますか?」
「えぇー!!!
良いんですか!?」
「もちろん!
困った時はお互い様ですから!!!」
そう言ってその美少女はとても可愛いく笑った。
か、か、可愛い!
「私の名前はシャロンです。」
「あ、俺は尾野…じゃない、マコトです。」
「マコトさん?
変わったお名前ですね。」
「で、ですよね。
よく言われます…」
俺は適当に話を合わせる。
そうして、トコトコと彼女に着いていくと…
なぜかシャロンはゴミ置き場のような場所で立ち止まった。
ゴミでも捨てるのかな?
と、思っていると…
「ここ、私の家ですよ!」
彼女ははつらつとした笑顔でそう言った。
「え…」
つい、声が出てしまった…
だって、ここ、ゴミ置き場デショ…?
屋根無いんだよ?
それに…
地面がほぼ剥き出し…?
俺は固まってしまった…
「こんなボロ屋でお恥ずかしいですけど…」
いやいや!
ボロ屋ってレベルじゃ無いよね!?
しかし、そうは言えない。
「い、いや、良いお家で…!
俺は、ほら、世話になるんだし!
偉そうな事は言えないよ!」
「良かった!
あ、そこに布切れがありますから、敷いてくださいね!」
シャロンはチェックの布切れを指さした。
「あ、ありがとう…!
気を遣わせちゃって悪いなぁ…!」
「あ、奥に祖母のシャーリーが寝てますけど、お気になさらず!」
あ、2人きりじゃ無いのね。
そんなこんなで、俺はシャロンの家?の居候になったのだ。
「さぁ、マコトさんの歓迎のために夕飯を作りますね!
期待しててください!」
シャロンは言う。
でもさぁ、このゴミ置き場からそんな豪勢な料理出るか…?
俺は半信半疑だった。
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