コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
※🔞
kr視点
部屋に響くリップ音。
慣れていないであろう深い口付けにどろりととろけ、押し倒した彼の瞳を揺らす姿は容赦なく俺の理性を奪いに来る。
それでもできるだけ優しく。
少し頬を撫でるだけで、少し舌で遊んでやるだけで可愛い反応を見せてくれる彼を、ただただ甘やかしてあげたい。
月明かりにきらりと光る口元へ再び唇を重ねれば、力無く放り出された彼の左手を握り指を絡める。乱れた服の隙間から空いた手を滑り込ませ突起へ指をかければ、スマイルの体はびくりと反応する。
sm 「ん“っ‼︎んっ、ふ…ぁ、…‼︎」
快楽を逃がそうと身を捩るのを、逃げないように握る手に力を入れる。すると反射からかスマイルも、弱々しいが確かに握り返してくれる。
降らせた愛撫に面白いくらい可愛く反応する彼はいつしか、恍惚とした表情で俺を見つめていた。
kr 「ん、はぁ…、スマイル、服脱ご。」
無意識に向けられただろう期待に、応えるよう次へ促す。スマイルの服を脱がせる為に手をかければ、もう頭が回っていないのだろう。大人しくされるがままにどんどんと白い肌が露わになっていく。
随分と触れやすくなった姿にキスを落とそうとすれば、ぐいぐいと俺の服を引っ張る。
sm 「ぅん…、せんぱいも、」
kr 「ん?…あぁ。」
自分だけ生まれたままの姿になったのが恥ずかしくなったのか、赤らんだ顔でそう言った。
手早く着ていたTシャツをそこらに放り投げれば、大人しく待っていた彼が息を呑んだのが分かる。初心な反応を見せてくれる彼を、早く次へと進めたくなる。
kr 「…下、触って良い?」
こくりと頷いた彼をゆっくり解くように指を進める。この前と違い、前戯をしている分後ろも前もとっくに濡れていてローションなんて必要なかった。しかし、以前俺が弄ってあげたときのことを考えると、妙にすんなりと指を飲み込んだような。
ーーもしかして?
一つの浮かんだ可能性に、自分の口角が上がったのが分かる。
sm 「んっ、ぁ..ぅん”っ!…は、ぁ、」
kr 「…スマイルさ、」
sm 「ぁ、..?」
kr 「俺がここ弄ってあげた後、何回かこっちでシた?」
そう問えばまるで、そうだと言わんばかりにキュッとナカが締まる。
sm 「っ、…シて、ない…ぁッ、ぅ」
身体の反応とは真逆にそう言い張る彼へ、ジッと視線を合わせる。すると耐えきれず目を泳がせた後、小さく口を動かす。
sm 「……ぃ、いっかい、だけ…」
kr 「1回?…ほんとに?」
sm 「ぁっ、ぅ“……わ、わかんない、…なんかいシたとか…、。」
kr 「分かんない?でも相当してるよね。だって、めちゃくちゃ柔らかいし。…ほら見て?もう3本も入るよ?」
sm 「あ“ッ⁉︎んん”ッ~~~、ゃっ、まッ..ぁ“ん」
そう言ってわざと音が鳴るようにグチグチと彼のナカを掻き混ぜる。前に見つけた”いいとこ“を狙って確実に、ゆっくりと彼を快楽に堕としていく。
sm 「ぇ”、ぁん“ん…っ、あ“ぁん”ッッ!は、ぁ“、ま、まっぇ”、…ッそこ、だめ、ん“ッ、」
kr 「駄目?でも今日はスマイルの“ここ”に挿れるんだから、ちゃんと解さないと。痛いの嫌でしょ?」
そう言って後ろを解かしながら、お腹をすりすりと撫でる。
sm 「ん“ぅッ~~~~っ、ぁ、あ”ッも、もっいいッ、からっ」
kr 「ん〜、もうちょっとだけ我慢して?気持ち良くしてあげたいから、ね?」
sm 「ぁ、ん“んッ…!ひ、ぁ”ッや、あ“、」
良いところを掠めるたびに嬌声を溢す彼が呆気なく達してしまわないように、気を付けながら指の届く深いところまで進めていく。
kr 「…こんなもんか、」
十分に解かされた穴から指を抜くと、それさえも刺激として受け取るスマイル。既に顔はどろどろに溶け、息を整えるのに精一杯といった具合だろうか。その内に自分も挿れる準備をする為履いていたものを脱げば、モノは苦しいぐらいに立ち上がっていた。まぁ、目の前でこんなに悦がっている姿を見せられれば当然だ。
kr 「スマイル、後ろ向いてうつ伏せになって。」
sm 「ぁ、ぇ?…ばっく?」
kr 「ん?うん、そうだよ。1番負担少ないから。」
オロオロと不安そうになった彼にそう言うと、嫌々と首を横に振った。
sm 「ま、まえがいい、」
kr 「?…明日腰痛くなるよ?いいの?」
sm 「顔、みえないほうが怖いから…、」
次の日のリスクを提示すれば、それでも良いからとお願いしてくる。
今日の出来事のせいで、誰に何をされているのか分からない状況がトラウマになっているのかもしれない。
お願いの理由に合点がいけば、これは聞かねばならないものだと察する。
kr 「…分かった。明日文句言うなよ?」
sm 「!…ん、」
スマイルは安心したように小さく返事を返す。その表情はどこか嬉しさが滲んでいる様に見えて。怖さからでたものとは言え、そのお願いからこの表情が無意識なのは実に末恐ろしい。