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〜 side小柳 〜
まったく学ばない人だ
俺が連絡しないんだったら俺にわからせないといけないって思わないと‥‥
ローレンさん
俺はあなたが好きなんです
なのにあなたは俺を理解していない
まだ乾かない髪の毛はそのままに、俺はグラスを二つ用意する
その中にお酒を注ぎ、口をつける
焼ける様にキツいお酒を一口飲み込む
そしてもう片方のグラスの中の酒も一口飲み込んだ
そして飲みかけのグラスはキッチンの片隅に置いておく
インターホンが鳴る
俺はその場を動かない
扉が叩かれる
でも俺はここから離れない
扉が開いて部屋にローレンさんが入ってきた
「小柳!‥‥小柳‼︎」
「‥‥ローレンさん」
「‥‥お前何して」
キッチンに立つ俺をみる
バスローブを羽織り、髪から滴る水が床を濡らす
「すいません、ぼーっとしてました」
「お前髪の毛濡れすぎじゃ‥‥」
俺に近づき背後に置いてあるグラスに視線が向けられる
気になるだろ?
二つあるグラス
それと俺の吐息‥‥
「お前‥‥酒飲んだの?‥‥誰と?」
「誰‥‥って」
「グラスが二個ある」
「‥‥俺が」
「そんな訳ねぇだろっ‼︎」
肩を掴まれ壁に押し付けられる
そしてローレンさんは口元に鼻を寄せた
「随分飲んだのか?こんなに強く匂うって事は」
「ローレンさ‥‥」
「こんな深夜に来てた奴‥‥誰だよ」
「大学の時の‥‥先輩」
「それが今更?よく会う奴なのか?」
「いえ‥‥たまに‥‥でも今日は突然来て」
「そんなのお前を狙ってるに決まってんだろ⁈なんでそんな奴家にあげてんだよ‼︎」
「‥‥っ、ごめんなさい」
そうだよな?
だったら俺をどうすんの?
「まさか‥‥してないだろうな。だから風呂入ったとか」
「そんな‥‥俺はローレンさんだけっ‥‥」
「どうだか‥‥体に聞いてみないとな」
「あぁっ!‥‥待ってローレンさん!」
なんの用意もしていない身体に入ってくるローレンさんの痛みに喜ぶ身体
もっと
俺の考えなんて要らない
俺は全ての事において決められていないと自分でいられなくなる
だからもっとあなたに従わせて‥‥
何もかも全部‥‥
「ああっ!‥‥あんっ‥‥あぅっ‥‥」
「こうされるの好きだよな?」
「あっ‥‥あぁっ!‥‥好きっ‥‥ローレンさんがする事全部好きっ!」
「もっと奥も好きか?」
「んっ、好きっ‥‥もっと来てっ!」
「じゃあもっと脚開いて咥え込めよ」
「あぁぁっ!‥‥んっ‥‥痛っ‥‥」
「あ‥‥小柳‥‥」
なんで揺らぐの?
ローレンさんが好きな様にしてよ!
俺は自ら腰を動かし、ローレンさんのものを昂らせる
それなのに後ろから俺を気遣う空気が伝わってきた
「あっ、ローレンさんっ‥‥早くっ‥‥」
「でも‥‥ちょっと待って、小柳が‥‥」
「やだっ‥‥早く‥‥あぁっ! 」
もう黙れ
黙ってよ‥‥
もう俺があなたを従わせる様に従わせないといけないなんて‥‥
「お願い‥‥ローレンっ‥‥いいから‥‥」
お願いだから
俺をみっともない屑でいさせて‥‥
END.
コメント
4件
策士な小柳も自分の感情を抑えようとするローレンさんも自分のことを屑と自負したうえで、行動してても真逆なことをしてるのが刺さりました!最高でした!
どっちが1枚上手なのか... 曖昧で終わるのも好🫶こや がこれを繰り返してたら ろれ のが こや の思いどうりになりそう...色々な妄想が止まらない!!最高だった〜✨️