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「あ゛っ……♡ はぁっ、ん……あまぎ……せんぱい……♡」
やっと動きを止めてくれた悠馬の背中に腕を回して、
那央は、ぐずぐずに濡れた瞳で喘ぐように言った。
「……おまえ、マジで……」
「どんだけ可愛い声、出すんだよ……」
悠馬はゆっくり体を離して、ぐちゃぐちゃになった那央の額にキスを落とす。
「……ん、やだ……汗でべとべと……」
「でも、可愛い」
「またそれ……っ」
頬を赤くした那央がそっぽを向こうとしたその瞬間――
悠馬の指が、また那央の中をゆっくりかき混ぜた。
「ひっ……!?」
「なぁ、コンちゃん」
「声、ちょっと我慢できる?」
「……は? え、なに……っ」
「隣、たぶん帰ってきてる。音、バレるかもよ?」
「や、やめてっ、そういうの……ほんと……っ」
「まって……まだ中……ぬるぬるで……っ♡」
「うん、だから声出すなよ?」
くすっと笑った直後――
悠馬は那央の脚をくいっと持ち上げ、後ろからゆっくりと差し込む。
「や、だ……やだっ……うっ……♡」
「しー。ダメだよ、声……」
腰を揺らすたび、熱が奥をこすってくる。
声を出すまいと唇を噛む那央だったけど──
「んっ……んんんっ♡……う゛……♡」
「んっ、うぅ……やぁ……っ♡」
「ダメ。声出たね。……どうしよっか?」
「ちがっ……っ、も、無理……♡ 無理なのっ、あまぎ先輩ぃ……♡」
「ん、先輩って呼ぶのやめるの、声が震えると」
「かわいすぎ」
ずちゅっ、ずちゅっ、と響く音が部屋に充満していく。
濡れた音、つながったまま動くたびにベッドがきしむ音。
耳まで真っ赤にして、那央は首を振る。
「こえ……でちゃ……う、からぁ……っ♡」
「ほんと、むりっ……♡ んんんっ……!」
「出せば? どうせ聞こえるんだから」
「……コンちゃんが俺のモノにされてるって、周りに知らしめちゃお?」
「ばかっ……やっ……ああっ♡ あっあっ……あ゛〜っ♡」
「やっぱ……いい声出すな。……ね、コンちゃん。もっと聞かせて?」
「やぁっ♡ んあっ♡ や、やめてぇ……っ♡ きもちいの、もう……無理ぃっ……♡」
何度も中で擦られて、腰が勝手に動き出す。
悠馬は優しく髪を撫でながら、甘い声で囁いた。
「可愛いな、ほんと。……愛してるよ、コンちゃん」
「うぅっ……♡ うそつき……っ、そんなの……言って……っ♡」
「嘘じゃない。……ほら、身体が覚えてくれるように、もっと深くするから」
「だめっ、またイっちゃう……っ♡ ああああああっ♡」