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やぁやぁ
Yanderekunだよ
佐野『馴れ馴れしいな』
失礼な
佐野『…ハッ』(嘲笑
( *´˘`*ꐦ)
狸塚『喧嘩しないでよ〜!』
佐野『ごめんね豆』
ごめんね豆ちゃん
入道『スタート』
おいこらちょっとまっ((
歌川『最初だけ学園長先生視点で進みます!』
蓮浄『少しだけネタバレ注意ですわ』
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〖 学園長視点 〗
学園長『今日は学校に言ったんですね、髪乾かしなさい』
『そうですね〜』
学園長『頑張ったじゃないですか、髪乾かしなさい』
『ん〜』
学園長『…』
目の前で窓辺に寄りかかって月を見上げる”同居人”と先程から似たような会話をしている
彼女のお尻くらいまである長い黒髪が揺れる度に水滴が落ちる
学園長『床濡れます』
『ですね〜』
学園長『今なら乾かしてあげますよ』
『…』
私がそう言いながらドライヤーを手に取って椅子の後ろに立てば
彼女は私の前の椅子に座った
ゴオォォォ
学園長『音は平気ですか?』
『お気になさらず〜』
『そういえば、あの人はどうなったんですか?』
学園長『晴明くんのことですか?』
『はい、どうなったんですか?』
学園長『…』
『…』
学園長『っ…』
彼女は振り向いてこちらを向く
あぁ、嫌だ
私は昔から彼女のこの表情が嫌いだ
心の内を全て見透かしているような、笑っているのか、笑っていないのか
感情が読み取れないこの笑顔が嫌いだ
極めつけに、彼女の表情はいつも”あいつ”を彷彿とさせる
まったく…血の繋がりはない、ほんの数年一緒に居ただけなのにどうしてこんなに似たのやら…
『?、学園長?』
学園長『…』
『…道満さん』
学園長『!』
彼女に名前を呼ばれ我に返ると、彼女の髪は既に乾いていた
少しだけ困ったような笑顔を浮かべている彼女の頬に触れて少し撫でれば
嬉しそうに手に擦り寄ってくる
『…♪』
学園長『…猫』
『残念ながら雲外鏡です』
学園長『そうですね』
学園長『明日はどうするんですか?』
『学園に顔出しますよ、泥田さんが「一緒に行こうぜ!」って、誘ってくださりましたので』
学園長『良かったですね』
『…はい』
少しだけ嬉しそうな表情をする彼女は
“あの人”とそっくりだった
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〘 晴明視点 〙
『よぉ!』
狸塚『あ!泥たん!』
『おはよう豆』
僕が教室に来て数分後、泥田くんは登校してきました
狸塚『!、百愛ちゃ〜ん!!』
『はーい、おはようございます』
秋雨『百愛!』
『はいはい』
泥田くんの背が高くて隠れてしまっていた百愛さんは狸塚くんに呼ばれて出てきました
秋雨『…』(ウズウズ
狸塚『…』(ウズウズ
百愛『…まったく、しょうがない子ですねぇ』
秋雨『早く撫でよ!』
狸塚『もふもふしていいよ!』
百愛さんは狸塚くんと秋雨くんの頭を撫で始めました
狸塚くんも秋雨くんもすごく嬉しそう…
佐野『百愛は動物好きだし好かれやすいんだよ』
晴明『へ〜、そうなんだ』
入道『トカゲとか蛇も好きだぞ』
晴明『トカゲと蛇!?』
女の子でも好きな子っているんだ…
いや、今は多様性の時代だよね!
百愛『よしよし』
秋雨『〜♪』
狸塚『百愛ちゃんの手暖かいね!』
百愛『そうですか?』
それにしても、どこかで見たことある気が…
泥田『?、あんた誰だ?』
晴明『あ、僕は安倍晴明』
佐野『変態教師だ』
狸塚『変態さんだよ』
入道『百愛はあんま近ずかない方がいいぞ』
晴明『ちょっと!!』
入道くんは百愛さんを自分の後ろまで下がらせて歌川さんと守るような体勢をとっていました
百愛『?』
本人はよくわかってないみたい…
晴明『…へぇ、泥田坊って田んぼの妖怪なんだ』
泥田『なんだよ、教室なのにンなことも知らねぇのかよ』
晴明『僕、つい昨日まで妖怪のこと何も知らなかったんだ 』
泥田『は?』
晴明『僕、人間なんだ』
泥田『…』
佐野『?、泥田?』
泥田『○ねぇええええええ!!!』
晴明『何が君をそうさせた!!』
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それっぽく百愛の見た目乗っけときます
みーとめーかー2
で作らせて頂きました
コメント
2件
初コメ失礼します 最近妖はじにハマった所でちょうど妖はじの話を探してたところです! アニメや漫画の内容が入っていてめっちゃ面白かったです!続き待ってます!!