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テラーノベル(Teller Novel)
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「G‥…‥IA‥…‥」

外から聞こえる怪物の咆哮が耳を掻き乱す。

鉱山の中に避難して三時間。

私の心は恐怖を超えて、放心状態になっていた。

「えーと、ステラよりっと。」

だからなのか、何故か私は遺書を書いている。

「ふぅ‥…‥悔いのない人生でした‥…‥」

諦めに自殺願望を重ね、吐息として吐き出します。

唯一の心残りがあるとしたら、魔冷庫の中に取っておいたプリンですね‥…‥

私はゆっくりと立ち上がり、鉱山を覆う炎のせいで、赤く見える鉱山の出口へと歩み寄りました。

「ん?あれは?」

入り口の近くにあるトロッコに積まれた物に一瞬、気を取られます。

トロッコに積まれた何十個もの発破用魔動力単式爆弾。

恐らく、鉱山の開拓に使われる筈の物資だったのでしょう。

「たった今、もう少し生きたくなりました。…‥‥…‥」

何かが思い付いたのか、悪巧みをする子供のように、爆弾の積まれたトロッコに駆け寄ります。

「作戦名、○○○○です。」

誰も聞いてないと分かっていながら、私は独り言を呟きました。

私は歯を食いしばり、頑張ってトロッコを線路に戻し、そこにワイヤーを引っ掛け、ワイヤーが切れたら反応し、トロッコが射出されるように仕込みます。

さらに、私製のD級魔石をワイヤーに絡めました。

少しの魔力をワイヤーに流し、ちゃんと魔力が流れるのを確認してから、もう一個の魔石を握りしめ、鉱山の出口へと向かいました。

「やってやろうじゃないですか‥…‥」

たくさんの爆弾を見て自信を得たのか、それとも、恐怖で頭が回らなくなり喜怒哀楽の感情が欠けてしまったのか。

定かでない自信を膨らませ、己を無理矢理鼓舞しました。

鉱山の出口から鉱山の広場へと、足を急がせます。

出たら最後。クソドカゲに勘づかれ、今度は逃げる間もなく喰われる事は間違いありません。

魔術師は竜類に取って、栄養食当然ですから。

この時だけは、入学時からチッとも成長しなかった私が怨めしいですね。

「GVAAAAAAAAAK!!!!!!‥…‥‥…‥GRAAAAAAAA!!!!!!」

焦げ跡や残火で塗られた一面と、その真上でナニカに気付いたのか、狂ったように鳴き叫ぶクソドカゲがいました。

「なにかあったんでしょうか‥…‥今は関係ありませんが‥…‥」

こちらに気付いてないのなら、尚更好都合です。

握りしめた魔石を更に力強く握りしめ、即席トラップを見舞ってあげようと一歩近づいた時、”ソレ”はこちらに向かって来ました。

砲弾のように放物線を描き、こちらに飛翔してくる影が一つあります。

もう一体のクソドカゲかと思いきや、”ソレ”はクソドカゲではなく、もっとオゾマシイ”ナニカ”でした。

あんな形をした魔力は初めてです。

あの魔力を感じた瞬間、全身の毛という毛が逆立ちました。

着弾。

着弾時に巻き起こった土煙の中に、”ソレ”は姿を現します。

どんな恐ろしい姿をしているのか、身構え、警戒するんのも束の間。

“ソレ”は、姿が見えました。

‥…‥‥…‥”ソレ”は美しい少女の姿をしていました。

「な、‥…‥ん‥…目ぇ、つ‥…‥てく、‥…‥い!」

「【ガ…・ノ】」

遠いからよく聞こえませんが、”ソレ”が呪文らしきモノを口ずさんだ刹那、何ということでしょう。クソドカゲの上半身が消し飛んだんです。

「へ?」

目の前で起きた冗談みたいな出来事に呆気を取られ、無意識に握りしめてた魔石に魔力を流してしまいました。

私が仕込んだ特攻装置が”ソレ”を目標に射出されます。


ギリギリぃぃ間に合った‼️

どうも、皆さんこんばんは(もしくは、おはよう、こんにちは)。

いつも午後11時58分までこの小説を書き、投稿したら、毎日投稿だと抜かしてるハラムです。

さて、もうすぐ20話だということですが、その…‥…‥…‥…‥…‥…‥ごめんなさいぃぃ‼️

いつもの事ですが、私、設定を盛り過ぎてるみたいで、ここまで読んでくれたIQ18000の人なら理解してるかも知れませんが、設定を理解出来なかったIQ17999の方々に謝罪します❗

ごめんよぉぉ…‥…‥友達にボロクソ言われる前までは、世界観をもっと歪めてしまおうとしていたよ。

ありがとう。我が友よ。後、もうちょっと優しく言って欲しかった…‥…‥

だからッッッ‼️

ここからは盛り過ぎず、冷静に物語と向き合って作るつもりです。とは言っても、思い当たりで作ってますが(苦笑)…‥…‥

兎に角ッ応援してください‼️あなたの応援が私を救います‼️

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