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ヤバイです。


私の作戦用トラップ”特攻神風”が、私を助けてくれたA級に歯向かおうとしてます。


さっきから危ないから離れてくださいと何度も叫んでいますが、反応と距離的に聞こえてなさそうです。

後、右手の腐った少女がこちらに走って来てます。

私も巻き込まれるぅぅッッ!!!

ハハハ、終わりました☆






ドラゴンの上半身を着地と同時に消し飛ばしたイリス。

俺はその反動で、酔っ払った時みたいな気分になっていた。

『もう少し、安全運転出来ないか?』

「ご、ごめんなさい‥…‥い、急がなくちゃっと、お、思って‥…‥」

『いや、謝らなくていいよ。注意し忘れたこっちも悪いし。』

それよりも、生徒さんは無事なのか?

「な、なんか言ってます!」

「に‥…‥て!あ‥…‥‥…‥です!」

生徒がこちらに向かって叫んでいるが、遠いから聞こえん。もっと近くで言わないと。

イリスは再試験暫定合格が嬉しいのか、トロッコの線路から足を踏み外さないようにして、生徒の方へと足を弾ませた。

小学生の頃よくやったなー。道路の線に沿って歩いて、踏み外したら死ぬ設定の遊び。

やってる人と場所が違うけどな。

右手の腐った少女が炎上する鉱山を楽しそうに歩く。

世紀末だよ。全く。

線路に沿ってすてっぷ!すてっぷ!していたら、何かが線路に沿ってユックリと近づいてきた。

『おい、イリs「あ!と、トロッコさんだ!」

ス、あれは何だ。は、言えなかった。

ゴトゴトとトロッコがユックリとこちらに近付いてきている。

イリスはそれをモノ珍しそうに覗いた。

「わー!ば、爆弾がいっぱ‥…‥爆弾?」

覗いた中身に気付いたイリスは、ビックリしてのけ反った。

その時、トロッコに付いてる半分切れたワイヤーに絡まっている赤色の石を見て、さらに驚愕した。

「ま、魔石?え?ちょ、ちょっと待ってぐださい?!」

その仕掛けが意味する数秒後の未来を避けるべく、全速力で逃げようとするが、もう遅かった。



絢爛と燃え盛る焔が鉱山を抉った。




ハデシスの女子寮の一室。

部屋の相方がいなくなり、寂しそうに私は言った。

「ステラは無事かなーーー…‥」

初級魔法と、なけなしの中級魔法しか使えないあの子が心配で、昨日はマトモに寝れなくて寝不足だ。

「やっぱ殴ってでも、課題をやらせるべきだったかなー…‥…」

私はこう見えてもB級のライセンスを持っている。

校則を破ってでも、課題に乱入した方が良かったんだろうか?

A級の人が付いて行くとはいえ、ステラがインパルスドラゴンの討伐なんて、自殺と一緒だ。

教師ならば、生徒の命を守らなければならないんじゃないのか?

教師達の行動がオカシイ。

今回だけじゃない。

先日、公爵の私兵達を惨殺した王女が休学を終えて、学舎(ガクシャ)に戻ってくると聞いた時は、心臓が止まるかと思った。

殺人鬼と同じ学び舎で学べと?

しかも、只の殺人鬼じゃない。A級の殺人鬼だ。

乾いた笑いを堪えるしか出来なかった。

「終わってるーー-…‥…マジで終わってるーーー…‥…‥」

私は席から立ち上がり、窓を開けた。

涼しい風が私の髪をなびかせる。

ステラが戻ってきたら優しくしよう。

後、殺人鬼は極力警戒しよう。







今日は10時23分に書き終えたぜ!

前々回や前回は、戦闘の描写が多々あったからキツかったけど、やっと会話に入る。

ヒャッホー(o´∀`)♪










魔王の娘の中指に転生しました。

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