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それは唐突に
あの時きっとリトくんは疲れ切ってたんだと思う
「なあテツ海外行かね」
「はぁ????!」
事の発端は数時間前
ここ最近任務やらそれぞれの本業や俺の場合は大学のレポートなどが忙しくここ最近リトくんやらオリエンスのみんなと落ち着いて話すという事が出来なく
今日は全員本業が休みだったりウェンくんや俺は大学も休み
強いて言うならパトロールがある
まあパトロールでも話せなくはないが何かと最近色んな事が起こりすぎてパトロールですらまともに落ち着いて話せない
なので今日は久々に飲み食いしよう!と言う話になった
パトロールを済ませそのまま居酒屋へ
リトくんはお酒があまり飲めないから最初は「シラフじゃつまらないよね」とかそんな話をしたのを思い出す
彼はそんな事全然気にして無かったっけ
そう思ったのも束の間もう到着
個室付きの所を事前予約してあったのですぐ入れて助かる〜
おつまみやら飲み物やらを頼んで久々に伸び伸びとはっちゃけた
たくさん話そうと思ったが
結局数時間後にはマナくんは酔い潰れて寝ちゃったし、ウェンくんはずっと飲んでるだけでもはや話通じてるかすら分からない
こんな事を言っている自分もまあまあ酔っていて全然頭が回っていない
暫くしてリトくんに起こされた
「お、おい!帰るぞテツ」
どうやら寝ていたみたいだ
「あれぇうぇくんとまなくんわぁ」
「もう先に帰ってるウェンがマナ送っててたよ」
「んへぇ〜」
「ほらお前も帰るぞ、」
もしかしてずっと待っていたのだろうか
別に俺置いていっていいのに、まあ優しい彼だからそんな事はしないだろうな
ふわふわした頭でそんな事を考えていると
リトくんが眉に皺を寄せる
もしかして今の声に出してた、?
「お前今失礼な事とか考えてないよな」
あっぶぅ今ので酔い覚めたわ
「いえそんな事ないっす帰りましょう」
「おお急に早口で喋るやん」
「わざわざ起こしてくれてありがとう!じゃあ俺帰るかr「待て」
「え何」
リトくんに悪い事したなと思いそそくさ帰ろうとした所で呼び止められる
「俺送るよ家まで」
「えぇ?!いいよ大丈夫だって酔い覚めたから1人で帰れる!」
「俺が心配なの、仲間心配しちゃ悪いのかよ」
んんん優しすぎるよ君ぃぃこんなの断れないじゃないか
「じゃあ、お言葉に甘えて、、」
まあそう言う話になってリトくんに送ってもらう事になり
たわいのない話をしていたら突然
「なあテツ海外行かね」
「はぁ????!」
と言う展開になった訳だ
「え何急に」
「いや行きてえなって思って」
「それは他のみんなも含めて行きたいって事?」
「んーやお前だけ」
えぇますます意味がわからない
「イギリスとかオーストラリアとか」
少し前を歩いていたリトくんが振り向き言う
「ちょっと俺話が追いつかないんだけど、?」
「今月さぁ俺たち長めの休みあるからその時行こうぜ」
「あのリトくん俺の話聞いてる?」
「そうと決まればおみあげとか買わなきゃな」
ダメだ全然リトくん俺の話聞いてくれないぞ
仕方ない
「リトくん!!!!!」
持ち前の大声でリトくんを呼ぶ
「んだよ」
「も一回聞くけど何で海外行きたいの」
そう聞くとリトくんが顔を逸らす
「っ、、」
「ねえ教えて教えてくれないと行こうにも行けない」
「海外だったら結婚できるから」
「え?」
結婚もクソも付き合ってないよね俺たちって
え何言ってるの?もしかして違う人の話してる?違う人と結婚するから結婚式来い的な?
「ほら日本って同性結婚がまだ認められてねえじゃん」
「いやまずリトくん俺の事好きなの、?」
そう聞くとリトくんがこちらに近づいて手を取り言う
「俺テツが好き」
「い、いつからそんな」
「出会った時からずっと」
だって、だってそんなそんな素振りなかったじゃないか、!何でそんな急に俺を愛おしそうな目で見るんだ
ずっとずっと同僚として、仲間として、、
「ねテツ返事は?」
「〜っっっ」
今更そんな
「テツ」
「すき、俺もリトくんが好き」
そう言った瞬間リトくんに抱きしめられる
ずっと叶わない恋だと思って墓場まで持って行こうって思ったのにな
やっぱリトくんには勝てないな
「てかリトくん告白とか何もかも吹っ飛ばして何で結婚なの」
「結婚したいほど恋焦がれてたから?」
「、、よくも平然と言えるよね君」
少しの沈黙
「なあテツ俺と結婚してください」
色々吹っ飛ばすなやっぱりリトくん
でもまあ
「喜んで」
それでこそ彼かぁ!
続き書きてえ
海外行くところまで書きてえぇ
結婚式あげてぇ
コメント
3件

ああー、リトくんの告白、めちゃくちゃ良かったです…!「出会った時からずっと」って、もうそれだけで胸がぎゅっとなりました。ずっと叶わないと思ってたテツの気持ちが報われて、本当に良かったですね。しかも「海外行かね」から始まるプロポーズって、あまりにもリトくんらしくて笑っちゃいました。でも真剣な眼差しに全部持ってかれる感じ、すごく伝わってきました。続き、すごく気になります…!
ゐ菜
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とずり阿
12,012