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「君は頑張りすぎている、」
めちゃめちゃふわふわなお話です。
力をめ〜っちゃ抜いて楽〜に見てくれたら嬉しいです。
方言分からないので雰囲気でどうにかしますね。
もちろん政治的意図はnothingですよ。
『七大都市(一部)』×「愛知」
【広島とお話会】
夜空に炭酸が入り浸ったような満点の星空。
夜風も心地よく夜更かしするのに最適な場所。
悩める俺の、憩いの場。
「ッは〜〜ぁ…もうやってらんねー…」
日々の疲労と気怠さに押し潰された体からぐ〜っと力が抜けていく。
「あー…もうやだ…都道府県やめたい…」
『なーにゆーとんじゃぼけっ』
「いで”ッ?!」
あいつの名は広島。後ろから軽く頭をぺしっと叩かれ、岡から転げ落ちそうになった。
『てゆうか…何でこんな場所に…』
それはこっちも聞きたい事だ。
『まさか…自殺ッ?!』
「んなわけあるかよッ?!」
「……ちょっと悩んでただけ…だし…」
広島がほ〜んと頷く。
俺と広島は特にそういった濃い関係は無かった。ただ7大都市として、仲間として平然と暮らしてきた仲間…と言う方の印象が強かった。だから腹を割って話すこともそう多くはなかった。
『で…!その肝心な悩みとやらを聞かせてもおうかい』
『まぁその前にお隣失礼っと、、』
「お…おう…」
広島は ゆったりとした動きで俺の横に座り夜空をながめ綺麗じゃな〜とかなんたらかんたら…。
『…どう?落ち着いた?』
「もともと落ち着いてるし…」
『ふふっ』
誰かとこうやって話しながら夜更かしするのも、自分は1人じゃないって思えるし…なんとなくいい気がするなと思った。
『ねぇ、誰かとこうやって話すのもいいとおもわんかい?』
図星だよばーか、てかまだ何も話してないし、、
「まぁ…確かにな」
その後の事。目が覚めると俺の腕の中で広島がすやすや眠っていた。
【東京と残業】
職場に響き渡るカチカチというパソコンのキーボード音。時刻はp.m.11:00を超えている。今日も年中恒例の残業祭りだ。
「ッ…え…まだあんのか仕事…」
『今夜は徹夜ですね〜愛知さん♡』
「昨夜はお楽しみでしたね見たいな言い方すんなボケ」
『あはいすいませんテンションあがっちゃってて』
「お前いつもだろうが…。」
『んふふっ』
「はぁ…いつまで俺達この仕事やってんだ…」
やがては話も進まずほぼ1人で残業。寂しいとか悲しいとかいう感情はただの甘えにしかすぎない。それが俺たちにとっての現実だ。
『ねぇ愛知さん…?そろそろ休憩しませんか?』
「ぇ…なんでだよ…」
『そういうと思いましてね…』
『てっててれ〜ん!カフェオレ〜!』
『んふふ近くで買ってきちゃいました〜』
いつの間に会社を抜け出したんだと思いながら申し訳なくカフェオレを貰う。こいつ…俺が苦いの苦手なのを知っているのか…?と思うと寒気がする。考えるのはやめておこう。
『あ、そういえば大阪さん風邪引いたらしいですよ?』
「う”グ…っ…今それ言う…?」
『今度お見舞いに行ってあげましょうかね〜』
『祝☆大阪死亡記念☆とか〜…どうです?』
「それが全然お見舞いになってないんだわ…」
少しどころではない倫理観のズレに引き気味になってしまったが東京のする話は面白い。しょうがないから休憩だと思って聞いてやろう。
『まったくです…この世の物は弱すぎますね』
『皆さん頑張りすぎなんですよ…!』
「お前がそれを言うか。」
「…ん…?てかやっべ?!12時すぎてんぞ?!!」
『わ…わわわ‼︎どうしましょう…?!』
その後の事、仕事を終わらした2人が机にうつ伏せになって爆睡しているのが発見された。
【大阪のお見舞い】
東京から頼まれお見舞いと資料届けの為に関西に行く事になった。どうやら東京は日本さんとの会議があるらしく不在だ。
ピーンポーン
『ッゴホ…ッは”…い…』
「あ…愛知ですけど…てゆうか随分としんどそうだな…」
『…あい”ち…?!こんな遠い…とこmケ”ホッ』
「あ”ー無理すんなって…えっと…水…水…」
大阪は昔っからうるさい奴だった。だがその反面、感情や行動、言動に敏感な奴だったからその分身体にも影響が出ていたんだと思う。
『なんかごめんな…なんも出来んくて…』
「いいって別に…あ、あとこれ資料だから」
『ありがとうな〜ほんま助かる〜…ってなにこれきっしょこの資料ッ?!ゲホッ…ゴホッ…』
「ごめん時間無かったからA4用紙に全部まとめた。」
『いくらなんでもそれはないやろ…?!何書いてるか分からん……。」
「あ、文句は東京に言えよな。あいつが戦犯だし」
『よし治ったら東京ぶちのめしたるわ。』
全く…チョロいやつだな。言い換えれば理解の早い奴。そう言うところがお人好しであり、逆に自分を傷つける術となる。そして、いつのまにか…壊れてしまう。
ピロン♪
スマホの通知が鳴った。
“⚪︎⚪︎線で死者30人もの大事故により、即時電車取り止めとなる。期間は⚪︎⚪︎日から〜⚪︎⚪︎日まで想定され…、、、”
「は…????電車乗れんだと…???」
『ゴホッ…ゲホッ…ど…どないしたん?』
「え…俺帰れなくなった……?!」
『え”…そんなアホな…”…』
その後の事。詰みに詰みまくった俺はなんとか兵庫とかに部屋を借り、無事に帰還する事ができた。
【北海道と釣り】
またもや東京に頼まれ、魚を釣りに行く事になった。どうやら地域活性化のためです〜‼︎とからしい。嘘つけ。自分が食いたいだけだろうが。
『ふふ〜愛知くんとお出かけだなんてめずらしいなぁ〜楽しみだね〜!』
「確かに…あんまり想像できないかも…」
『あっ!見て〜!着いたよぉ!』
相変わらず森のくまさんみたいな雰囲気あるよなと思いながらも涼しく心地のいい湖のほとりに来た。
「わ…何これ綺麗だな。」
『でしょでしょ?!僕もね〜たまーに来るんだよねぇ』
『冬は雪が積もってて綺麗なんだ〜』
へぇーと促すようにthe!北海道くんの雑学タイムだよぉ!みたいなラジオ番組っぽい話を勝手に想像して面白がっていた。
チャプッ
『おぉ?!かかったぞ〜?!』
『ん”っ〜〜よいしょっとぉ!!』
「う、うわぁ…」
あまりの魚の大きさに唖然としてしまった。このバ怪力がよ…。
『みて〜!でっかいお魚ぁ〜‼︎』
「う”ぉ”ぉ”ぉ”怖い怖い怖いやめろッ?!」
たまにデリカシーもなく何かを押し付けてこようとするのもやっぱりサイコだなと思う。普通に怖い。
『でもね〜?僕は君と釣りできて楽しかったよ〜‼︎』
「ははっ…そっか、それは俺もだな。 」
でも素直にこう言う事を言えるのも北海道らしくてうれしく思えた。
その後の事。北海道が釣った魚が希少種だった事が判明し、協力金としてお金を貰った。結局東京は魚が食べれず悲しんでいた。
【宮城とお悩み相談】
今日は久しぶりの休日。特にやる事もないからそこら辺をぶらぶらで歩いている。しかし外は燃えるように熱く何処かで休みたいものだ。
『あ。』
「あ、」
すぐそこの公園に入ってベンチにでも座ろうと思ったとたん宮城と目が合った。
『おー愛知かー…なんか久しぶりだよな俺達。』
「え、俺も同じ事思ってたんだけど、」
『ふーん…縁起いいな!今日は茶柱が立つぜw』
相変わらずこいつは調子のいい奴だな。悩み無さそう。
『てかさ…俺…悩みあるんだよね…』
「え、ガチか。」
悩みとか本気で無さそうだなとか思っていた人に不意にてかさ…俺…とか言われたら誰でもガチか…ってなるだろ。
『それがさ…広島の事なんだけど…』
『あいつが隣に居る時…何故かそわそわするんだ…?分かるか?』
「…そわそわするのはわからん。」
宮城は明るい?というか気分が良さそうな奴だと認識している。だがそのせいか少し鈍感な部分もあり、自分の感情に上手く気づけていないのかもしれない。
「あー…単刀直入に言っていいか?」
『お…おう…』
「それただ単に広島の事好きなんじゃn」
『そっか!黙れ!分かってたよ!ありがとう!じゃあね愛知!』
その後の事。宮城は顔を真っ赤にして逃げていった。分かってたんなら何で言ったんだよ、と少し意味のわからない奴だなと思った。
【福岡と……?】
休暇も終わり、ひと段落着いたところでまたいつもの日常が戻ってきた。いつものように働いて、寝る。
だけど、今日は違った。
『おい愛知てめぇ…』
「あ”ぁ”?なんだようっせーな?」
『…はぁ…もういい…せっかく話す気になれたのに…』
「…っあおいちょっとまて‼︎」
勢いで福岡のパーカーを引っ張ってしまった。首がキュッと閉まり苦しそうになる。
「…ごめッ……」
あいつとは出会う度に口喧嘩をし、次第には殴り合い。大抵北海道や大阪、広島が止めてくれていたがそれでも収まらないほどの仲の悪さだ。
そんなあいつが何かを言おうとしているのがはっきり分かった。聞いてしまえば、俺たちの関係が変わってしまう。
『……愛知……。』
『お前は我が儘で自分に囚われていてどうしようもない奴だと思うよ…』
『でも…。』
自分の事を嫌っているはずの人間に言われるはずがなかった。言われる筋合いもないはずだった。
『俺はお前の事…嫌いになれなかったんだ。』
自分もお前の事は嫌いにはなれなかった。
『だから…つまり…その…。』
「…………」
俺は考えた。見ている君も分かるだろう?
「遠回しに言うなバカがよッw」
「まぁお気持ちだけは受け取ってあげますね自称三大都市さん♡」
…俺は自分に初めて嘘をついたんだ。
素直にはなれなかったんだ。
この日々が壊れるのが怖くて。
『…ッ~~~‼︎‼︎こんのクッソあいちッ!!!』
「は〜ッ?!バカが悪いんだよバーカ!!」
その後の事。俺達の日々はただ淡々と、普通の人間のようにすぎていった。これでよかったんだな、俺は。
『……君は頑張りすぎだよ。』
『…やっぱり頑張りすぎだと思います。』
『…頑張りすぎやとは思うけどなぁ』
『…十分頑張ってるよ〜?』
『…ま…なんやかんや頑張ってるよなー』
『…頑張りやがってさ…ほんと…』
「…頑張ってるんだな…。」
end
【後書き】
いや〜読切りって書くのガチ大変やし語彙力いるわこれ。ってなって頭ん中大合戦真っ最中の私ですが!どうでしたか!!愛知に住んでいる訳でもない私なんですが、なんともいえない感じと少しの優しさに惹かれ愛知好きにまんまとなっちまいました()引退も考えていましたが、とどひゅ小説なら続けられそうだなぁと思ったので不定期ですがやってこーと思います。