テラーノベル
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今日はみんなで一緒にお出かけ。のはずなんだけど、集合場所にいるのは僕と赤だけ。
2人っきりで、めっちゃドキドキしてる僕のそばで赤はスマホをいじってる。こんな時でも可愛いな、
「ねえ、紫ちゃん。なんか、みんな来れなくなったって。どうする? 」
「え?来れなくなった?」
まさかの出来事に驚きつつ、赤との会話を終わらせないように話をする。
「そーだな、リーダーは何かある?」
「いや、特にないかな。元々、桃ちゃん達が提案してきたのに乗っただけだし、紫ちゃんの好きなようにしてもいいよ?」
ちょっと不貞腐れた顔で僕を見つめてきた。可愛いすぎるんだが?ていうか、絶対僕と赤を2人っきりにするために来れないって言ったでしょ、ほんと、策士だな、あの2人は。
「じゃあ、2人だけでも、お出かけする?ちょっと行きたいお店があるんだけど、嫌なら別に」
断られるかな、と思いながら一応聞いてみる。意外にもすぐ返事が返ってきた。
「行く。どうせ、家帰っても暇だし、紫ちゃんといた方がまだマシ。迷惑じゃなかったら行ってもいい?」
身長的に合法的な上目遣いをもらい、ちょっと顔を赤くした赤を横目に僕はOKをだした。
電車で少し行ったところに新しくできた雑貨屋さんがある。ここに来たかったから赤が一緒に来てくれてよかった。ふと隣を見るとキラキラさせた目でお店の中を見る赤がいた。どこまで可愛いんだ、うちのリーダーは。
「何か気になったのある?あるなら、買うよ?」
何かの記念になるかと思い、そう声をかけた。すると、ちょっと恥ずかしそえに赤はとあるものを指差した。
「これ、とかどう?紫ちゃんに似合いそうだし、色もいいんじゃない?」
赤が指差したのはブレスレットだった。ちょうど、赤色と紫色があり、値段もいいぐらいだった。
「確かに!じゃあ、お揃いで買う?色も赤色も紫色があるしね」
『お揃い』この言葉を言ったら気のせいかもしれないが、赤の耳が少し赤くなった気がした。照れているのではないかと考えながら、赤と紫のブレスレットを手に取った。
「それじゃ、これ、買ってくるね。赤はここで待っていいよ」
「いいの?誘ってもらったうえに、これまで買ってくれて、俺もお金出すよ?」
「いいの。僕が買いたいって思ったし、赤とのお揃い、嬉しいからさ」
我ながら恥ずかしいことを言っているなと感じながら、照れてる赤をその場に残し、会計に向かった。
会計が終わり、雑貨屋さんを出て、近くにあるカフェに入った。早速赤に赤色のブレスレットを渡そうとすると、紫色がいいと言ってきた。
「ねえ、俺が紫色付けたらダメ?/////」
「えっ?赤色じゃなくていいの?」
「うん。紫がいい。あっ、別に紫ちゃんが付けたいなら別に赤色でもいいけど、」
まさかのことに驚きつつ、赤に紫色のブレスレットを渡した。
「いいよ。僕も赤色が欲しかったから。紫色のは、赤が大切にしてね?」
「…! ありがと、紫ちゃんも赤色の大切にしてね?////」
「当たり前でしょ?僕たちの初めてのお揃いなんだから。ね?」
顔を赤くした赤を僕は優しく見た。
このまま告白をしようかと迷ってるうちに時間は過ぎていき、帰る時間になってしまった。
別れ際、赤が僕の服の袖を掴んできた、
「今日はありがと。……あのさ、また一緒にどこか出かけない?迷惑じゃなかったらの話だけど」
そんなお願い話されたら赤が好きな僕にとって、断る理由はない。
「いいよ!また一緒に出かけようね。今度は赤が行きたいところに行きたいな。じゃあまた明日。事務所でね」
次に出かける約束もして、明日会う約束もする。色々一気に約束をしたが赤は嬉しそうな顔をしていた。
嗚呼、なんで可愛いんだろ。もう、次に2人で出かけるときに告白してしまおうか、そう思ってしまうほど、僕は赤が好きなんだな。
明日が来るのか楽しみだ。
あれから数年たち、僕たちは初めて2人で出かけたときに訪れた雑貨屋にまた来た。今度は、手を繋いでね。
「紫ちゃん!これとかどう?新居に合いそうじゃない?」
いつまで経っても変わらないキラキラした顔の赤。やはり、可愛いが勝ってしまう。
「いいね、こっちも買う?またお揃い増やしたいしさ」
「じゃあ、指輪がいいな…////」
まさかの指輪を提案され少し硬直した僕に近づいて赤は
「だって、もう付き合ってから相当経ってるんだよ?いい加減、指輪くらい買おうよ///」
「いいけど、ここじゃなくて、ちゃんとしたお店で買お?赤の綺麗な手には同じくらい綺麗なものをつけたいな」
「ッ……//////」
ここで買っても良かったけど、やっぱりちゃんとしたのを買ってあげたい。そう思いながら、赤の手を握った。昔から変わらない。照れるとすぐ顔が赤くなる。
「照れちゃった?」
「べ、別に照れてないし///?てか、早く買って帰ろ!俺もう疲れたから!」
照れ隠しのように怒る赤。それまでもが愛おしく、可愛らしい。恋をしたのが赤でよかった。そう思い、赤に感謝を伝える。
「ねえ、赤。」
「ん?なに?」
「僕と付き合ってくれて、ありがと。僕は今が一番幸せ。本当に僕と出会ってくれてありがとう」
「あっ…えっ、/////」
「こちらこそ?俺を好きになってくれてありがと//////」
互いに感謝を伝え、2人で一緒の帰路に着く。こんな幸せ、あの頃の僕は考えてただろうか。活動をどんどん人気が増し、可愛い恋人と共に暮らせる毎日。これは、間違いなく僕がずっと欲しかった日常。絶対に壊さない。そう誓う。永遠にね。
「紫ちゃーん!早く行こ!これから桃ちゃん達とも遊ぶんだからさ!遅刻はめんどくさいからね!」
「あー、そうだったね、もー、赤といるのが楽しくて忘れた。ありがとね〜」
「もー!俺がいないとダメだね本当」
「そんなことないからねー?」
これからも幸せな続きますように!
END
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