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僕が男を嫌いな理由。
それは、…実の父と祖父が原因だ。
「嫌、辞めてッッ!!!触らないでッッ!!」
パシッッ!
「は、?」
「ぁ、ぁ、ごめ、ごめんなさッ、ごめんなさいッッ!!」
「…お前には失望したよ、(名前)…」
「ひ、っ、ごめんなさッ、謝るから、謝るから、!」
殴らないで、蹴らないで、
ドガッッ
「い゙ッッッ、」
バギッッッ
「あ゙ぁ゙ッッッ」
そんな、僕を殴る音と、僕のうめき声が四六時中家に響き渡っていた。
助けを求められない。
だって家に父がいるから。
でも、そんなとき、
祖父が僕を助けてくれた。
だから、祖父が好きだった。
6歳になるまでは
ある日、いつものように父に殴られていると
ガチャッと玄関の扉が開く音がした。
「チッ、親父かよ、…」
そう言い、父は殴るのを辞めなかった。
でも、祖父が助けてくれるだろうと、僕は我慢した。
ギィイイィイ…
扉が開いた。
その先には、祖父がいた。
でも、何か持っている
「おい、俺もストレスが溜まってるんだ、」「あー、親父も?じゃあ此奴で発散しろよw」
そう、父は言った。
でも、祖父はしないだろうと、抵抗をしなかった。
それが、悪かった。
祖父が持っているのはナタだった。
いつの日か、これは切れ味が悪いんだと言っていた、
祖父はナタを振りかざしてきた