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陽向
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172
恵
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静まりかけた。ひとつの箱を
鑑識係りが棺に取り付けた。
泣くな…茉莉、
声が出ない…
お母さんがハンカチで口を押さえた
ではこれから香川恵介さんの親族に関わる顔を見て頂きます。
司会の鈴木さんを遮った
「もう良いよ…」
新野拓巳が
家族のあとに拓巳が頭を撫でた。
悔しかっただろ恵介さん…
俺は何も知らない、あんたこそ誰なんだ!拓巳兄を困らせるなよ!
何だと!…手に痣?…
その腕…
これは親父の昔からの紋章だった雅巳兄さんもある…
ツゥ…離せ!腕…腕が折れる!!
その時刀が恵介の首にあてがった!
わああ!!
返り血が翔んだ!
相手の顔がぼやけてた。恵介の首が落ちた
拓巳が涙を流した…
仇打つから…
拓巳さん…
香川代々の顔を見つめた…優木刑事
和尚が見えた。
顔を覗き込んだ
「香川恵介さんいい顔をしてますなぁ」
え…お父さんが悟った兄の拓巳が泣いてくれた。
もう一人の兄の雅巳が
眼を赤く染まってた。
「体調良いか?雅巳兄さん…」
「拓巳…ありがとう…」
後座席に座ってた優木刑事が
絆が強いな…
二人が頭が痛いって踞った。
「ねぇ雅巳さん…拓巳さん大丈夫?」
夏子さんが声をかけた。
「「なんだった?平気だよ」」
通夜が終わり次第、
外の空気を吸いたいって出た時
大型バイクがふかしてた。
徐行しながら、
上から下までのブラックスーツの男が
加速して遠ざかった。
「加納…追えるか」
「了解優木さん居てください」
「俺のバイク使えよ笑っ」
ではお借りします!
跨がりヘルメットを被った。
何だ…!
加速します?…加納様
出来たら前のバイクを追えるか!
了解しました…
ふかしてたバイクが出た
煙草をふかしてた優木が
ニタッ
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