テラーノベル
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「人器 “ハンズ”…お前達は斑獣を掃除しここから抜け出したい。俺はそれを阻みあわよくば勝利と景品を手にする…いい流れだ」
「カルヴァリ “ガンナーシフト”」
デルタは機関砲に変えた瞬間足場が急に傾き4人は空中に投げ出された。
「ジジイ!何が “いい流れだ”、だよ!悪ぃじゃねぇかっっ!!ボケナス!!」
「すまんっっ!!飛ぶ準備が整っちまったようだぁぁぁ!!」
「テメェぶっ殺す!!!!!」
瓦礫に当たりそうになったデルタとディアを自身の人器で回収したブロ。
「殺す!絶てぇ殺す!!死にたいです殺してくださいって言うまで痛めつけてやる!!!」
「やめろ!!物騒だ!!…いいか?2人ともここをぶち破ってみんなで家に帰るんだ!分かったな!?」
「おう!」
「ンム!」
ハンズを使い器用に近寄ってきたブンドゥスはそのまま3人を叩き落とそうとした瞬間、何故か4人は廃車の中にいた。(デルタは居場所が悪く廃車の上にしがみつく羽目になった)
「「え?」」
ポカンとしているとブンドゥスが騒ぎ出した。
「ちょちょちょ!よけろッよけろ!!前!来てる来てる!!」
「いや、ぇ、は!?」
「早く早く!!」
「はぁあ!?」
騒ぐ2人を見て先にキレたのはデルタだった。
「しゃらくせェェェェ!!」
グレネードを取り出すと前から飛んでくるゴミにぶつけ爆発させたデルタ。
「おい!向きかえろ!!あのバカでかいパイプに入れ!!」
「無茶言うなデルタ嬢!!」
「うっせぇハゲ!元はと言えばおめーらがまいた種だろ!!?落とし前つけろや!!ぼてくりまわすぞ!!?」
「シンプルに口が悪い!!」
ギャーギャー騒ぎながらなんとかパイプの中に入ると、なんとエンジンとイオタがおり身体を固定されておらず慣性の法則でぶっ飛んだデルタと真正面からぶつかって奥に吹っ飛んだ。
「〜〜〜〜ッッッ!!!」
「ぐぁぁぁぁぁ…クソ痛ぇぇぇぇ…!!」
「ねえさま!」
のたうち回る2人に駆け寄ったブロは鼻血を出すエンジンにポケットティッシュを渡す。
「なんで荒らし屋とドライビングしてんだよお前ら!!」
「わ」
「……」
「フンス」
鼻を押えながら立ち上がりデルタを立たせるとブロに状況説明を催促した。
「おいニイチャン人に傘向けるな。危ねぇだ……ん?」
ブンドゥスが視線を下に向けるとそこには地面に付しているフウ青年がいた。
「フウ!?なぁんでお前らこんなトコで転がってるんだ?」
「う……」
「そもそもおまえが…なんでまだ相手倒せてないんだよ。というか頭のコブどうした?」
「頭のコブはそこの女の子の十字架が飛んできた…」
デルタが吹っ飛んだ際、手を離れたカルヴァリが運悪く真横にいたフウ青年にクリーンヒットしてフウ青年は地面に倒れていたのだ。
軽く100kgは超えているはずのパニッシャーを真正面からくらいタンコブで済んだのは運のいい証拠。フウ青年に幸あれ
「倒せてないのは…この人…全然僕に攻撃してくれないんだもん…この場所のこと教えたら…やる気になって僕に人器を向けてくれると思ったのに…”連れ探しに行く” って僕を無視して行っちゃうんだもん…イオタくんは女の人の写真見せて続けてくるし…戦う姿を見せてくださいよ!!」
「えー?攻撃したら攻撃されんだろ?ヤダ」
「拒否拒否。却下却下」
「んああ!!」
「本当に残念なヤツだよお前…」
そんな中、ブロはこのままここにいたら全員死ぬことをエンジンに伝えた。
エンジンは何かを呟いたがそれは聞き取れなかった。
「どうにかしてつたえないと…」
その時、ディアの人縄が誰かと繋がった。
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