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イギリスが、去った後。
廊下に静けさが戻る。
フランスはしばらく動けなかった。
🇫🇷「……なんなんだよ」
小さく呟く。
その時。
🇯🇵「随分と、積極的ですね」
落ち着いた声。
振り向くと、曲がり角の影から日本が現れる
🇫🇷「……いつからいた」
フランスが眉をひそめる。
🇯🇵「最初からです 」
さらりと言う。
空気が一瞬止まる。
🇫🇷「止めろよ」
🇯🇵「止める必要がありましたか?」
穏やかな笑み。
でも目は、真剣だ。
フランスは舌打ちをする。
🇫🇷「…アイツ、何か隠してる」
主)アイツ🟰イギリス
日本は数秒黙る。
そして静かに答える。
🇯🇵「そうですね」
その肯定に、フランスの視線が鋭くなる。
🇫🇷「知ってんのか?」
少しだけ沈黙。
日本は目を細める。
🇯🇵「知っていることと、言うことは別です」
🇫🇷「は?」
🇯🇵「彼が隠したいのなら、それ守るのも1つの選択です」
フランスは納得いかない顔。
🇫🇷「でもさ」
少し苛立った声。
🇫🇷「俺、あの目……知ってる気がする」
日本の視線が、ほんのわずかに揺れる。
🇯🇵「…気のせいでは無いかもしれませんね」
それだけ言う。
それ以上は、言わない。
フランスはじっとの本を見る。
🇫🇷「お前、ずるいな」
日本は小さく微笑む。
🇯🇵「ファンというのは、そういうものです」
フランスが目を見開く。
🇫🇷「……は?」
日本はそれ以上何も言わない。
ただ静かに、去って行く。
廊下に残されたフランスは、天井を見上げる
🇫🇷「……ファン?」
胸の奥がざわつく
次回20♡