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第6章嫉妬
数日後。
学校では文化祭の準備が始まった。
ふうかのクラスは喫茶店をすることになり、準備で大忙しだった。
そんな中、ふうかはクラスの男子生徒と一緒に飾り付けをしていた。
「ここ、もう少し上じゃない?」
「これくらい?」
「うん! ありがとう!」
二人が笑い合う。
その光景を、ベリアンは偶然見てしまった。
「……」
胸の奥がざわつく。
以前と同じ。
けれど今度は、目を逸らせなかった。
「ふうかさん……」
自分でも驚くほど、彼女のことが気になって仕方がない。
その日の放課後。
ベリアンはふうかを校舎裏へ呼び出した。
「ふうかさん」
「はい」
「少し、お話してもいいでしょうか」
「もちろんです」
ベリアンはしばらく黙っていた。
そして、ゆっくり口を開く。
「最近……私は、あなたが誰かと楽しそうに話しているのを見ると、落ち着かなくなるのです」
「え……?」
「最初は、なぜなのか分かりませんでした」
ベリアンは困ったように笑った。
「ですが、ようやく分かった気がします」
「先輩……?」
「私は、あなたに嫉妬していたのでしょうね」
ふうかは驚いて目を見開いた。
「嫉妬……?」
「はい」
ベリアンは少し視線を落とす。
「あなたが誰かと話していることを責めたいわけではありません。あなたが悪いわけでもない」
「……」
「ただ……私が、あなたともっと一緒にいたいと思ってしまったのです」
ふうかの頬が少し赤くなる。
「先輩……」
コメント
1件
第6話読み終わったよ〜〜!!💖 ベリアンが嫉妬してるの超可愛い…😭💕「あなたともっと一緒にいたい」ってストレートに言っちゃうところエモすぎるし、ふうかの頬赤らめてる描写にこっちまでキュンとした!!文化祭準備のシーンから一気に距離詰まった感じがたまらないね…次の展開が気になりすぎるよ!!🌸✨