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瑞希だけの❌️❌️
「こんにちわー 」
「…えっ、誰!」
「あー僕ですかー。僕はミクですー。」
「ミク!?え、でも違う…」
「そうですねー。キミのために作った新しいセカイなんですもーん。」
(新しいセカイ…!?)
「え、じゃ、じゃあ奏でが居ないのも…?」
「あ、僕がやりましたー。」
「げ、現実世界には居るんだよね?ね?」
「居ますけどー。戻れませんよー。」
かなでが生きていると知って安心したが、戻れないのは話が違う。奏はニーゴの皆にとって、曲を聴いてくれる人たちにとって、大切で希望の存在だ。その奏が現実じゃなくても居なくなるのは違う。返してほしい。まだ、話したいことがたくさんあるのに。
「奏、このセカイに連れてきてよ!っていうか、現実のじゃなくて、こっちのセカイに存在すべき奏を!」
「それは無理ですねー。」
「無理じゃない!やるの!!」
「だからー…」
「やってよ!お願い!!!」
「無理だっつってんだろ。」