皆さん!こんにちは!
無事第2志望校が合格しました!
いやぁ、結果聞くのドキドキしましためっちゃ!
今度は第1に向けて頑張ります!笑
それでは!れりご!
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🐰side
───ジミニヒョンが逮捕された。
🐰『はぁ···一人暮らしの量じゃないだろ、』
時刻は午前2時
それは起こる、
その時はまだダラダラとお皿洗いしてる最中だった
いきなりソファに置いてあったスマホが
バイブ音と共に揺れる
ブー”ブー”_
こんな時間に誰だ···??
そう思ってソファに腰掛けてスマホを開く
そこには、僕たちBTSのグループメールに
マネヒョンから2件の通知が寄せられていた
───ジミナが逮捕された。
───○○ビルに今すぐ集まってくれ。
一瞬ドッキリかと思ったが、
写真を見てそんな考えは打ち消される。
ジミニヒョンが取り押さえられている瞬間だった
次々にメンバーから通知が飛び交う
🐰『···そんなっ、』
僕は今の現状を理解することで精一杯だった
すぐに家を飛び出た。
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○○ビルにはもう既に人がいっぱい居た
マネヒョンが僕をみつけ走ってくる
マネ(!、···まだジミナはビルの中だ、)
🐰『···そうですか、···中に入れないんですか??』
マネ(無理だ。)
と首を横に振る
🐰『”···、』
···ほんとにヒョンは、??
マネ(···やけに冷静だな、)
バシンとマネヒョンに背中を叩かれた
ヒリヒリと背中に痛みが広がる
···馬鹿力め。
🐰『、···冷静でいないとあとがキツイので。』
マネ(そっかそっかㅎㅎ)
そういうマネヒョンも冷静じゃんとは言わないでおいた。
···それにしてもほかのメンバーが来る気配が見れない
マネ(···みんなそれぞれ忙しんだよな、)
と僕の気持ちを察したかのように
ビルを見ながらマネヒョンが言う
僕もそれにつられてビルを見る
ビルは相変わらずでかい。
🐰『···はぁ。』
···”忙しい”という単語だけで終わらせて欲しくなかった。
そんなん言ったら僕だって忙しいのに、
それにそんな事よりもヒョンが大切じゃないの??
って言ってやりたかった。
🐰『···そんなん都合が良すぎるでしょ。』
と小さく言ったが周りの声で僕の声は
儚く消されていった。
マネ(そろそろ来るな。)
まるでマネヒョンはアイドルの出待ちをしているかのように全てが軽かった。
🐰『···、』
そして···
“ザワザワザワ__”
ビルから警察に連行されてヒョンが出てきた
手首には手錠が着いていた。
髪はノーセットで少し濡れている
顔ももちろんすっぴんで
ピタッとしたTシャツに黒いズボン。
カメラのシャッター音に険悪な表情になる
下を向きながらヒョンは何を考えているのだろう。
🐰『···』
僕はそんなヒョンを見て何も思わなかった
何も思えなかったんだ。
??【はぁ!、はぁっ、”···ジミナッ!!!!!】
僕の隣で大声で叫ぶ人がいる
その人がテヒョニヒョンだと気づくのに
5秒はかかった。
ジミニヒョンがゆっくりとこっちを向く
その瞬間息が止まったような感覚に陥った
ジミニヒョンは酷くやつれていて
目にも生気がない。
まるで別人のようだった。
テヒョニヒョンも驚いてるのだろうか
ピタッと叫ぶのをやめた
ジミニヒョンがそのまま僕を見た
🐣「···”、」
一瞬目を見開いたが
すぐに下唇を噛んでそっぽを向いてしまった
次々と他のメンバーがジミニヒョンを見て
叫んでいる、
僕はその場に固まることしか出来なかった
でも、僕も呼びたかった
ジミニヒョンって、
だから小さく言ったんだ。
🐰『···ジミニヒョン。』
って、
そしたら_
🐣「···”、!」
👮(おい!どこに行くんだ!!)
ジミニヒョンが警察官を押して
僕の方に走ってくる。
🐰『···え、??』
僕の前まで来る
そして
🐣「···”愛してる”。」
と甘い声で囁いて僕の額にキスをする。
🐰『···へ、』
さっきの顔とは裏腹に満面の笑みを浮かべていた。
そしてそのまま警察官に連れていかれてしまった。
🐰『···ジミニヒョン、!』
その時初めて僕は叫んでいた。
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あれからもう一週間は経った
未だにヒョンは黙秘を続けているという。
🐹《やージョングガ。》
そんな事を考えていると
ジニヒョンから話し掛けられた
🐰『?、なんです?』
🐹《そろそろジミナと···面会したらどうだ?》
🐰『···、』
そう僕はジミニヒョンから避けていた。
🐰『···考えてみます、』
と立ち上がったが
🐹《少し···聞いてくれ。》
ジニヒョンは立ち上がった僕の腕を掴んで
また座らせる。
🐰『わっ、···ちょ···』
🐹《ヒョン達じゃだめなんだ。》
と真剣な目付きで見られる
🐰『···?、どういうことですか、』
🐹《···どれだけジミナに話し掛けても···》
🐹《まるで”お前達じゃない”と言いたげに睨みつけてくるだよ、》
その言葉の意味が分からなかった。
ヒョン達でダメなら俺でもダメじゃないか?
なのになんで俺に···
🐹《口も聞いてくれなくなった。お願いだ、ジョングガ行ってきてくれ···》
ジニヒョンの目から滴が落ちる。
🐰『、!』
そう思えばジニヒョンはあれ以来
どんどんやつれていって
目にも隈が出来ている。
みんな限界なのだろう、
そう頼まれたら断ることも出来ないので
僕は
🐰『分かりました。』
といった。
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面会_
🐰『ぅっわ···ドラマでしか見たことないよ、これ。』
と面会室に入るや否やキョロキョロと
周りを見渡してしまう。
僕の周りの人達が奇妙な目で見てくる。
するとガチャ_と向こうの扉が開く
ジミニヒョンが乱暴に座らせられる
🐣「っ、い”···」
🐰『···”』
···乱暴に扱うなよジミニヒョンを。
そう乱暴に扱った奴を睨んだ、
ジミニヒョンも睨んでいた
そしてそのまま僕に視線を移すと
🐣「!!!」
ぱぁっと顔がみるみるうちに明るくなる
そのヒョンを見て僕も微笑んだ。
🐰『···久しぶり。ㅎジミニヒョンㅎ』
🐣「···ぐかぁ···ッ、会いたかったぁ!」
と前のみりになっている。
🐰『僕もですよㅎㅎ』
···ヒョン達が嘘をついたんじゃないくらい
ジミニヒョンはめっちゃ喋る。
睨んでも来ないし、···
🐣「グカのことずっとずっと待ってた!」
とニコニコしている。
···可愛い、ほんと可愛いな。
今すぐにでも抱き締めたい。
僕が面会をしなかった理由は
本当はジミニヒョンを見ると
僕はどうなってしまうか分からなかったからだ
我慢嫌いな僕にこれはキツすぎるから。
🐣「こんなん、いらないのにね···」
とジミニヒョンが仕切りに触れる
🐰『ほんとにね。』
僕も仕切りに触れる
ジミニヒョンのぬくもりが伝わってる気がする
🐣「ふふㅎㅎ、グカ···暖かいね。」
とジミニヒョンの手が僕の手の方に
移動する。
まるで手を繋いでいるかのように。
🐰『···僕はジミニヒョンを信じてます。』
僕の手を見ていたジミニヒョンが
一瞬強ばった表情に変わったがすぐに
ふわりといつもの顔に変わる。
🐣「···僕はね、ぐか。」
と淡々と話し始める。
🐣「その言葉が聞きたかったの。」
そのまま仕切りから手を離した。
🐰『···え?』
🐣「みんなみんな、揃いも揃って···”なんであんなことした!”とか、」
🐣「説教してくるけど、まずは僕を信じて欲しかった。」
🐣「···僕はみんなの中では犯罪を犯した奴として認識されてるんだよ。」
なんとも言えない表情するヒョンに
僕は困惑してしまった。
🐣「やっぱり僕にはぐかだけ。」
と魔法の言葉を言ってきた。
🐰『···僕だけ?』
🐣「うん、そうだよ···。」
🐣「ねぇ、お願いぐか···」
───僕を助けて。
「僕には君だけ。」
1話 終_
次回→♡100
コメント
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続きみたいです!!!!!!!!!!!!!!