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『おはよ、刀也。』
「おはよう。」
『…ね、刀也』
「なに?」
『最近さ、物無くなったりとか、誰かに見られてるとか、ない?』
「え、なに急に…怖。」
「物が無くなるはないけど、見られてるはあるかも、?」
『詳しく』
「悠緋とサ〇ゼ食べに行った日覚えてる?」
『もちろん』
「その日以降からかな?」
「帰り道とかで視線感じる。」
『…やっぱか、』
「…何があったの?」
『俺の友達のシュン覚えてる?』
「うん。厳つかったし」
『そいつの妹が、ボコられたらしい。知らない奴らから』
「は、…」
『何とか命に別状はないらしいけど、』
「よかった、」
『だから、刀也はそうは行かせないと思って、』
『今日から、ずっと俺と一緒に居てもらいます。』
「え、っと?」
『まあ、言うて行き帰りとか一緒に行くってこと。』
『さすがに部活には顔は出せれないからさ』
「…分かった、」
『ごめん。ありがと。』
「じゃあ、また放課後に」
『うん』
『僕が居ない時も気を付けてね』
『誰が誰を恨んでるか、なんて、誰も分からないんだから。』
「肝に銘じておくから。大丈夫。」
『任せたよ?笑』
「うん」
「悠緋!」
『あぁ、いたいた。』
『ごめん、巻き込んで』
「気にすんなよ」
「別に悠緋が悪いわけではないし 」
『あ、はいコレ。部活お疲れ様』
「え、飲みもんわざわざ?ありがと、」
『待っとく間暇だったし笑』
「すいませんねえ、」
『帰るか。』
「うん」
『久しぶりだな、こうやって並んで帰んの。』
「確かに。中学とかは毎日のように一緒だったもんな」
『あーぁ、…喧嘩には巻き込みたくなかったのに、』
「なんで。」
『何でってそりゃあ、怪我とかさせたくないし』
「その時は悠緋が守ってくれるじゃん」
『そうだけどさ、何かあった後じゃもう遅いじゃん!』
「俺は、闘う悠緋、カッコよくて好きだけど?」
『っ…笑 なに急に、告白?笑』
「ちげえよ笑」
『そんなに言われるんなら、完璧に守ってやるよ。』
『誰1人手出させないからな。笑』
「ひゅ〜笑 さっすがぁ学年一の王子様 笑」
『馬鹿にしてんのかこのやろ笑』
『てか、今刀也一人称俺だったよ笑』
「忘れろ」
『やだねー。録音までするからな笑』
「やめろよこのやろっ!」
『危ないっ笑笑』
「あっははw」
「あー、楽しっ笑」
『それな笑』
「…今思ったけどさ、何で悠緋は学校でキャラ作ってんの?」
「本性表わした方でもいいと思うけど」
『なんだよ、本性表わしたって笑』
『今、元の性格で話したら、皆から軽蔑されそうで、 』
「そんなのに弱々しくなってどうすんだよ、」
「お前強いんだろ?」
「弱腰になってんじゃねえよ」
『…刀也にこんな事言われる日が来るとは思ってなかった、』
「僕も無いと思ってた。」
『…そうだな、やってやるよ』
『見とけよ?僕の快進撃を笑』
「いいよ見といてやるよ。笑」
「ちなみに悠緋も一人称僕になってたぞ笑」
『記憶消してやろうかな、』
「こわ」