今までの幸せが崩れる
それは本当に一瞬で来てしまうのだった
それは、俺が皆の前で性格を露わにして1週間ほど経った頃で、
その日は週の終わりで、皆が気怠げにしていた放課後前の時間だった。
それに気付いたのは、既に事が起きた後だと言うことに俺はすぐ気付いた
刀也が誘拐されたのだ。
それだけではなく、他の生徒にも暴力を振るい、
目の前に広がる景色はまるで生き地獄の様だった。
『…嘘、だろ、?…』
『んだよ、これっ…』
きゃぁ”あぁぁ!!??!
うわぁ”あ゛!!
『やめろ、やめろっ、』
『やめろよ、やめろ!』
やめ”ろ゛!
『何が目的だ。』
『簡潔に話せ。さもなくば』
『殺す。』
[やだな〜笑 俺らはただ雇われただけッスよ〜w]
[俺らにキレられたって、…なあ?w]
『そうか…。』
『じゃあ死ね』
ドゴッ バキッ ドカッッ
《え…あれって、2年のイケメンの人だよね、?》
《喧嘩する人だったんだ、意外…》
《てかこわ、》
『死にたくなかったら、お前らの親玉紹介しろよ』
『そして、俺の大事な奴、返せよ』
『そしたらまあ、病院行くだけで済むと思うけど。』
[チッ…板垣さんっすよ、]
『誰だよ、』
[俺らも上の名前しか知らないんすよね、]
[場所は、隣町の廃校の体育倉庫っすよ]
[早く行かなきゃ、やばいかもっすね、]
バキッ ドガッ ドスッッ
[や、ッくそくと、ちがっうッ…]
『黙れ。お前らがそいつの指示に従わなかったら良かったことを』
ドガッッ バコンッッ
『おい、お前が連中送り込んだや、つ…』
『…はッ、?』
『何でお前がここにいんだよ、』
『“俊佑”』
「よお。この前ぶりだな笑 」
「2週間ぶりくらいか?笑」
『なんッで…』
「強いて言うんなら…復讐ってトコ?笑」
『…いーーら、』
「あ”?なんつってんのか分かんねぇんだけど?笑」
『いつからだっつってんだよ。』
「ずっと前からだよ」
『…なあ。』
「ンだよ」
『ずっと、信頼してたのは俺だけだったのか?』
「…そーだよ笑」
「残念だったなあ?」
「今までずっと信頼してた奴が裏切るなんてよォ笑」
『剣持はどこにやった』
「ああ、彼氏なら今頃…笑」
『答えろ。』
「なら、俺倒して先に行けよ」
『…は?』
「実力勝負だよ。弱腰なのか?w」
「それだと身も心も弱くなってくぞ〜w」
『分かった。手加減はしない。いいな?』
「おう。もちろんだよ」
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