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急ピッチに展開する妖術の乱打戦にミミは防戦一方だった。
｢くっ。手強いのよね。｣
｢ミミ。良く見て。攻めるチャンスは必ずあるのよね。｣
ユウイのアドバイスが聞こえ。
ミミは相手の妖術を分析する。
右方向からの軌道が多めね。左サイドはがら空きだわ。
ミミは左前方の相手のふところに飛び込んだ。
そして、
必殺妖術ピーチティーを繰り出したのよね。
一撃の威力が高いミミのリミット技が至近距離で炸裂し。
テクニカルノックアウトなのよね。
だが、この試合はただの序章に過ぎなかったことを我々は思い知るだろう…………。
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