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#琉歌の部屋
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コメント
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**美月ゆめか🌸からの感想** え、まってまってまって泣く…😭💦 まぜ太が泣きながら告白するシーン、心臓ぎゅーってなった…写真から莉犬が消されてるの、伏線回収エモすぎるし「まぜ太がころんを救った」が正解ってところで涙腺崩壊したよ…! でも次はたっつんの過去編なの?「俺の過去なんて誰も知らんほうがええ」ってセリフだけで既に胸が痛い…子どもの泣き声も気になりすぎる、続きが待ちきれないよ〜!!🥺💕
第十一話 消された記憶
「……赤い雨?」
ころんは、閉じた扉を見つめていた。
まぜ太が入ってから、もう十分以上経っている。
「大丈夫かな……」
あっきぃが心配そうに呟く。
そのとき――
ガチャ。
扉が開いた。
「まぜ太!」
けれど、そこに立っていたまぜ太は――
泣いていた。
「……まぜ太?」
ころんが近づく。
まぜ太は顔を上げる。
「ごめん」
「え?」
「俺、ずっと嘘ついてた」
「何を?」
まぜ太は、震える手で一枚の写真を差し出した。
そこには、事故の日の全員が写っている。
でも――
ころんの隣にいるはずの莉犬が、消されていた。
「……これ、何?」
「事故の日、最初に助けに行ったのは俺だった」
「でも、間に合わなかった」
まぜ太の声が震える。
「俺がころんを引っ張って……そのせいで、莉犬が――」
「……待って」
ころんは写真を見つめる。
頭の奥が痛くなる。
「莉犬……?」
――雨の音。
――赤い傘。
――誰かの叫び声。
『ころちゃん、逃げて!』
「……っ!」
ころんが頭を抱える。
「やめて……!」
まぜ太が支える。
「ころん!」
「思い出したくない……!」
その瞬間、廊下から声がした。
「ころちゃん」
振り返る。
そこには――
莉犬がいた。
「……莉犬?」
「うん」
いつもの笑顔。
でも、身体が少し透けている。
「僕ね、あの日……ころちゃんを助けたあと、一度だけ戻ったんだ」
「どうして?」
「ころちゃんが泣いてたから」
莉犬は微笑む。
「でも、もう戻れなかった」
ころんの目から涙が落ちる。
「……じゃあ、まぜ太は悪くない」
「ころん?」
「まぜ太が僕を助けてくれたんだ」
まぜ太が目を見開く。
「……覚えてるのか?」
ころんは頷いた。
「全部じゃないけど……少しずつ」
すると、教室の壁に文字が浮かんだ。
『第六の物語――真実を一つ選べ』
その下には二つの選択肢。
『まぜ太が莉犬を見捨てた』
『まぜ太がころんを救った』
「……どっちが本当?」
ころんが呟く。
まぜ太は答えない。
代わりに、莉犬が静かに言った。
「二つ目だよ」
「僕が死んだのは、まぜ太のせいじゃない」
「じゃあ……」
ころんは震える声で言う。
「誰のせいなの?」
莉犬が悲しそうに笑った。
「――僕自身だよ」
その瞬間、校内放送が鳴り響く。
『正解』
『第六の物語――クリア』
『しかし――』
一拍置いて、放送が続く。
『次の物語の主人公は――』
スクリーンに名前が映る。
『たっつん』
たっつんが目を見開く。
「……俺?」
その瞬間、教室の電気が消えた。
暗闇の中で、たっつんの声だけが響く。
「……俺の過去なんて、誰も知らんほうがええ」
そして――
遠くで、子どもの泣き声が聞こえた。
「……また、あの日に戻るんか」
たっつんは、静かに目を閉じた。