⚠️注意⚠️
キャラ崩壊
口調迷子
展開意味不
めっちゃ下手です!!
以上大丈夫な方のみどうぞ!
10月17日。
今日は〇〇が助けに来てくれる、約束の日だ。
大丈夫、大丈夫、大丈夫…、
そう、自分に言い聞かせる。
水)「お父さん…、行った…?」チラッ
シーン
水)「い、、ない、。」
水)「よしッ」
こさめはお父さんがいないことを確認し、すぐに準備を始めた。
お父さんの部屋に侵入し、物を漁ってリュックサックを見つける。
その中にほとんどない自分の洋服、必需品などを最低限詰めていく。
水)「あ、これ…」
水)「これも…、」
水)「懐かしいなぁ…」
久々に開けたタンスにはあの頃の思い出の品がたくさん入っていた。
お母さんが買ってくれた洋服、お母さんと撮った写真。
そのどれもがこさめにあの頃を思い出させた。
水)「あの頃に戻れたらなぁ…」
水)「……」
水)「ッううんッ、違うよねッ、」
水)「今から、あの頃より楽しい日々に向かっていくんだからッ」
こさめは思い出しかけた記憶を振り払い、また準備を始めた。
水)「…、よし。これくらいかな。」
水)「あとは〇〇が来るのを待つだけっと。」
水)「……あ、」
準備をし終えたこさめは最初で最後のこの家での写真を撮ることにした。
水)「まあ、一応ね、」
カシャッ
……………
水)「…っ、あはは、馬鹿みたい…。」
水)「なんでッ、写真撮ってんだろ…ッ」
水)「この家に未練でも…ッ、あるみたいじゃん…」
水)「こんな最悪な…」
水)「最悪な思い出しかない家に…ッ」ポロポロ
水)「…ッあれ?な、んで…ッ?」
水)「なん、で…ッ、」
泣いてるのッ?
ああ、そうか。
ここは、お母さんと過ごした家でもあるから。
最悪な思い出ばっかりじゃないから。
大切な思い出もあったのだから。
捨てたくない、って、まだ思えちゃうんだね。
お母さん、こさめはまだきっと、
お母さんとお父さんの子供で居たいんだね。
お父さんにあんなことされてもまだ逃げ出してなかった理由。
まだここに居たいなんて思う理由。
あの頃を、思い出しちゃうからなんだね。
なら、もう捨てよう。
家族との、思い出ごと。
こさめは律儀に、片付け忘れたのかもしれないが飾ってあった家族写真を手に取る。
水)「ダメだよ、ここにこんなものがあっちゃ…ッ。」
こさめはそれを地面に強く叩きつけた。
全てを捨てていく。そんな決意でひたすら、壊し続けた。
水)「これもこれもこれもッッッ!」
水)「ぜぇーんぶ、いらない。」
そういって、壊し続けた。
水)「はあッはあッ…」
数分後、こさめの目の前はいつの間にか壊したものでいっぱいになっていた。
ガラスの破片、布切れ、何かしらの破片など、もう何だったのかも分からないものたちが散乱している。
あの頃の記憶にある、暖かい家庭とは真逆の光景だ。
でもこさめは、これで良いと思った。
水)「こんな家、こさめの家じゃないもんねッ」
ここはお母さんがいた家なんかじゃない。
そう、思うことができた。
水)「………これで、いいんだッ」
水)「こさめが、壊したんだもん。」
水)「壊す、べきだったんだもん…ッ」
水)「………ッ」
水)「あぁ”あ”ああッッ!」涙
水)「うぅ”ッ…ッあ”ぁ…ッ」
水)「お母さんッ…ッ」
お母さんッ…
ピンポーン
水)「ッ!」
あれ、もう〇〇来る時間だった…
危ない危ない、思い出しちゃう所だった…
もう一度、こさめは部屋の中を見渡す。
もう、涙は湧いてこなかった。
水)「よしッ!」
もう決意は固めた。
ここに戻ってくることは、ない。
水)「さようなら。」ニコッ
こさめはそう言って別れを告げた。
最悪な、この家に。
こさめはドアノブに手をかける。
ガチャッ
そして、こさめの人生を変える音が鳴り響いた。
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