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jp.「…あ、あんたがなおきりってやつ〜っ?w」

煽り散らかしているじゃぱぱを見ると、不安になってくる。なおきりさんがもし、もし病んじゃったりして、死んだりしたら…、首を横に振って、そんな考えを振り落とす。

目の前に立っているのは、紛れもないなおきりさんだ。でも、いくらなんでも早すぎる。あそこから歩いて30分はかかる距離だ。位置情報が何かしらで位置が分かっていたとしても、早い。

no.「黙れ」

何の感情も篭っていない声だった。いつも感じるなおきりさんの儚くて優しい声は、断片すら見えない。

no.「お前がもふくんを危険な目に合わせたのか」

jp.「…そーですけど…!」

じゃぱぱは少しだけ怯んでいるようにも見える。でも、俺のために頑張ってくれてる。

no.「…許すことはできませんね」

そう言ってなおきりさんはー。



jp.「ッぁ”ッッ…!!」

じゃぱぱを押し倒していた。

no.「僕の大切な大切なもふくんを傷つけるなんて、いい度胸してらっしゃいますね」

jp「…、」

じゃぱぱはこっちをちらっと見て、微笑んだ。大丈夫だ、ということだろう。それでも僕はまったく信用できない。なおきりさんの感情の昂りがどこまでなのかが分からないからだ。

no.「…いくら傷が少なかったとしても、許すことはできませんね」

jp.「…あなたこそ」

no.「あ”…?」

なおきりさんが眉を吊り上げてじゃぱぱを睨みつける。じゃぱぱは少しなおきりさんから目を逸らして、すぐに向き直った。一方僕はその威圧感に少しづつ後退りするしか無かった。

jp.「あなたは知らないでしょうですけど、もふさんをこんな風にしたのは、あなたです」

no.「…、本当ですか、もふくん。」

mf.「…ッ、?っと…ッ、ぁ…、ッ、」

急に僕に振られて、動揺して言葉が出てこない。でも、もしここで頷いてしまったら、なおきりさんはきっと傷つくだろう。後悔するだろう。そんなことには絶対になってほしくない。

僕はなおきりさんを傷つけるためとか、変わらせるために今ここにいるわけじゃない。

no.「もふくん」

mf.「ッわ…、ッ!?」

気付くと目の前になおきりさんがいた。びっくりして腰が抜けたようだ。なおきりさんは屈んで僕と目線を合わせて、「どうなんですか」と言ってきた。

いつものなおきりさんでは無い。そんなことはとっくに分かっているけれどやっぱり、怖い。

mf.「…お、れは…ッッ、」

mf.「おれ、は…大丈夫、だよ…ッッ、?」

…何を言っているんだ俺は。なおきりさんが俺を傷つけたのかを聞かれたはずなのに。

no.「…そうですか。話してくれてありがとうございます」

no.「どうやら貴方はもふくんを傷つけた畜生のようです」

そうじゃない。そうじゃないんだ。じゃぱぱは、俺を助けてくれた。僕はただ、ただ本当のことが知りたかっただけで、なおきりさんもじゃぱぱも、傷つけたいとか、復讐したいなんて、微塵も思ってないんだ。

jp.「…そうですか」

じゃぱぱの近くに行きたい。でも、体が動かない。早く、早くしないとじゃぱぱが…ッ、

mf.「…じゃ…ッぴ…ッ」

jp.「ッ、!?」

きこえた。よかった。これで、きっとなおきりさんも分かってくれるはずだ。

じゃぱぱ…いや、じゃっぴが、こっちに駆け寄ってくるのが見える。でも、なんだかとても遅く見える。なんなら、視界が暗く…



ーもふくん、ッ、!

mf.「ッは…、ッ」

体を起こす。隣には、なおきりさんがいた。思わず体を遠ざけてしまう。

なおきりさんは、とても淋しい目をしていた。

mf.「…ぁ、ぁ、…ッッ」

mf.「ごめッッ、なさ…ッ、!!俺、おれッッ…」

次から次へと涙が零れ落ちてくる。

mf.「ぅぁッッ…ッごめんなさッッ…、ッ!!」

mf.「おれはぁッ、なおきりさんをッ、きずつけたかったわけじゃなくて…ッッ、!」

mf.「ただ、ただ…ッッ、ぅあぁ、ッッ…」

そっと頭を撫でられる。いつものなおきりさんだった。安心して、また涙が出てくる。

no.「…僕が悪いんです」

mf.「…そんな、こと…、ッ、」

no.「本当に、すみません」

no.「…じゃぱぱさんに、来てもらってますから」

mf.「…ぇ…ッ、?」

奥から出てきたのは、いつもの元気さとはかけ離れた顔をしたじゃっぴだった。

no.「じゃぱぱさんと、一緒が良いですよね。ですから…ね、ッ、」

mf.「…どういうこと…ッッ、?」

no.「…もふくんは、僕なんかよりじゃぱぱさんの方が合っていると思います」

じゃぱぱと一緒に暮らせ、とでも言いたいのだろうか。なおきりさんより、じゃっぴの方が良い、と言いたいのだろうか。

mf.「…違う」

no.「えッ、?」

mf.「僕は…ッッ、なおきりさんと離れたくて、じゃぱぱに言ったんじゃない」

mf.「ただ…ッ、なおきりさんが僕に隠し事をしてたのが、嫌だっただけで…ッッ、!」

mf.「…なおきりさんよりじゃっぴの方が良いなんて、誰が言ったの…ッ」

jp.「…もふくん」

jp.「助けてあげてね」

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コメント

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更新感謝です(*ˊ꒳ˋ*) やばい、トラウマ的なのが蘇ってずっとごめんなさいって謝ってるの好きすぎる。ほんとに。

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