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桃side

栗鼠みたいにいむがお菓子を頬張っている姿を横目に流しながら俺は口を開いた。

「で、なんだっけ俺たちが何者かだっけ、?」

「僕だいぶきになって夜しか寝れんのよ。」

「うーんっとどこから話せばいいかな…」

しょーちゃんのしょーもないボケは無かったことにして俺は話を進めた。

「え、僕のこと無視????」

「まあさっき言った通り、俺とまろは恋仲だよ。」

「ちょっとこの時点で色々聞きたことはたくさんだけど一回我慢するね、?」

りうらの焦り具合が微妙に面白くて笑いを堪えながらもう一度話し出す。

「俺は乾の次期当主、まろは猫宮の次期当主って言ったらわかる、というか信じる?」

だいぶ噛み砕いて簡潔に述べる。



水side

「は!?!?!?!?!?!?!?」

あーーやっぱりか。そんなふうに思いつつ、一応驚いておく。ぼくは情報屋。仲間になるものの情報を全て知ることが決まりである。

「ほとけは知っとったやろ。」

「あれ、バレた?」

乾と猫宮。その名をこの世に知らない者はいない。日本三大家系といえばわかるだろうか。

能力者は異質という考えは日本では共通認識である。しかし、何代にもわたって能力を持つ能力一家はいわゆる貴族といわれる位に立つ。能力が強ければ、使える能力が多ければその家の中でも位がどんどんと高くなる。しかし、公になっている家が3つしかないことから、その本当に存在しているのかすらわからない


「・・・というのがぼくの知ってる内容なんだけど。」

「うーーん、まあ大体合ってるな。」

「そんなの知らんかった・・・」

「りうらも・・・てか、りうらたちなにも知らなすぎじゃない、!?」

りうちゃんとしょーさんの話のテンポが一歩遅れていることを察したのか、いふくんは噛み砕いて話してくれた。



「んまあ、いまほとけがいったことで大体合ってる。けど、俺たちの家系の下には沢山の配下家系が存在しているってことぐらいやろ、ほとけが知らんかったんは」

「そんな企業秘密みたいなの僕たちに教えていいの、?言いふらしちゃうかもよ?」

なにかいけないことを聞いてしまったみたいで後ろめたい気持ちだ。

「んまあ、お前らはそんなことせえへんってわかってるから大丈夫やろ。」

ぼくがもう一度お菓子に手を伸ばした時だった。

今まで声を出さなかったあにきが口を開いた。

「珍しいな、2人が自分のことツラツラ話すんは、しかも家のことを」

「??」

りうしょーの頭の上にはてなまーくが浮かぶ。

でも、ぼくはあにきの言っていることがわかった、わかってしまった。

「あにきってさ、もしかして、乾と猫宮の配下家系だったりする、?」

「え”っ、こわ・・・」

なんでそこまでわかるん、きも。みたいな目をこちらに向けるあにき。

「ねえその顔やめて!?w」

「・・・せやで、俺は乾家と猫宮家の配下、獅子尾の息子。」


赤side


話についていけない。本当に。言ってることはわかる。りうらの周りが頭いい会話しすぎてる。会話のテンポが早すぎてついていけません。もう理解するのは諦めようとしたとき、しょーちゃんが口を開いた。

「3人がすごい人なんはようわかった。でも結局、その、貴族の位の人はなにもんなん、?なにをしとるんや?謎が多すぎやわ。」

うーーーん、まだまだ難しそうな会話は終わらなそうでりうらは頭を抱えるのだった。



ゆっくり投稿でごめんなさい…長期休みに入るまでこんな感じです😭さてさて本編では謎がちょっとずつわかってきましたね…次回もお楽しみに😽💞

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