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13歳
1月
お母さんに一通のLINEが来た。
今度お友達と水族館行くんだけど来る?と、
僕は行くと答えた。
それと同時に、女の人?男の人?と答えた。
そしたら男の人と言っていた。
だからすぐにわかった。
付き合ってるのだと。
そこからその水族館の日が近づいてきた。
近づいてきたタイミングで、
私あの人と付き合ってるんだ。と
LINEが来た。
悲しかった。
辛かった。
その場で沢山泣いた。
目が腫れた。
お父さんには言わないでと言われたから、
言わないようにしていた。
泣き声につられて、お父さんが来てしまった。
『なんで泣いてるの?』と聞かれた、
咄嗟になんでもないよと僕は返す。
でも何かあるとわかったお父さんは
『お母さんのことでしょ?』と言った。
僕は泣くのをこらえて、首を振った
でもバレてしまった。
お父さんに言ってしまったのだ。
お父さんは僕を慰めてくれた。
それだけで、辛さは軽減した。
したはずだった。
そこから数十日?が経って、僕は初めて
リアル彼氏が出来た。
とても大好きだった。
彼氏の事で毎日が楽しかった。
でも彼氏は冷たかった。
それも承知済み。
彼氏のことで頭がいっぱいだった僕は
なにも悩まずにすんでた。
でも2月。
僕が1番、嫌だったことが起きた。
その日は弟と同級生と遊んでいた。
その帰りだった。
弟によると、僕のお父さんの親友とお母さんが
Hをしていたとのお話だった。
急に言われた。
昔から弟は嘘つきだった。
だから信じたくなかった。
信じれなかった。
だからこそ僕は『信じれないから、お父さんに
言っ て!!』と強気味で言った。
そこからは残酷だった。
僕のお父さんは普通のお父さんじゃなかった。
とても怖かった。
すぐにお父さんはお母さんに電話をしていた。
その数分後
妹から、助けてと一通の連絡。
お父さんはすぐ助けに行った。
僕は怖かった。
とても怖かった。
嘘だと思っていたから、
だから、強気味で言った事。
それが本当にそうだったこと。
妹たちはすぐこっちに来た。
僕は1番上の長女だから。
妹とお風呂に入り、
何があったのかと聞いた。
弟がお父さんに言ったこと。
それで怒ったらしい。
初めて見るような怒鳴り声だったと言った。
僕は泣くのをこらえた。
妹がいたから。
そしたら玄関からの怒鳴り声と、謝ってる声が聞
こえた。
それはお父さんの親友とお父さんだった。
お父さんはとても怒っていた。
それに比べ、お父さんの親友は
土下座するとか、謝るから。と言っていた。
僕は、これは妹に聞かせたらダメなやつだとすぐわかった。
だからお風呂にまだ居てと、言った。
怖かった。本当に、本当に。怖かった。
お父さんはとても勇敢だった、
僕らに危害が加わらないように、
守ってくれていた。
でも、お父さんは大好きであっただろう親友が
大っ嫌いな人に変わり、、とても辛かったでしょう。
思いっきり玄関のドアをしめ。
僕は妹を出し、寝かしつけにいった
寝かしつけが終わったあと、
僕はお父さんに呼ばれて。
リビングまで行った。
そこから、また、お母さんの過去の話をされた。
その話も全て、僕に刺さった。
全部知ってる人、だったから。
僕が1,2年生の頃は、僕たちに良くしてくれた人
との子供を作ったらしい。
でも、それに気に食わなかったあっち側の両親が
下ろせと言い下ろして、その人と無縁になったと
の ことだった。
そして、3,4年生の頃。
また違う人と関わったことであっち側の奥さんと
揉めたらしい。
それで……あと一つは…まだ言えないと
20歳になるまでダメと言われた。
僕はどうすればいいの?
お母さんにもうあなたのお母さんじゃないと言われ
あなたに買ったもの全て返せと言われ。
あなたの顔も見たくないと言われた
もう。どうすればいいの?
みんなとは、違う人生。
みんなには分からないから。
だからこそ。
誰も助けてくれなかった。
僕は何日か学校を休んだ。
辛さと悲しさで、学校でも泣いてしまうから、
行く勇気がなかった。
みんなを信じれなかった。
みんなが僕の事をまた裏切ると思ってしまった。
だから、彼氏に執着しちゃって、
束縛しちゃった。
何もかもが嫌になって、
嫌すぎて、初めてのこと過ぎて、
頭が追いつかなかった。
やっと頭の整理ができて、学校に行った。
担任の先生には沢山心配された。
また沢山泣いてしまった。
僕を支えてくれる人はここに。今目の前にいるん
だと実感した。
それから、1ヶ月後離任式のその前の日。
僕は同級生の物知りの人から聞いた。
僕が辛かった時に支えてくれた担任の
Y先生が離任すると聞いた。
そこから。
沢山。。沢山泣いた。
気がつけばもう朝。
離任式翌日だった。
他の先生からY先生がいなくなると聞いた。
それに続いて、副担任もいなくなると。
言われた。
その瞬間。え?っとなって、思考が停止した。
僕は担任含め、4人しか居なくならないと聞いて
いたからだ。
僕は担任、副担任を同時に、失った。
そこからは笑うことが出来なかった。
またみんな離れていくんだ。
とても辛かった。
離任式の日先生とお別れの日。
僕は最初から最後まで泣いた。
ポケットに入れていたはずのハンカチを
使わず、袖で吹いていたみたいだ。
花束贈呈の時。
僕はめちゃくちゃ泣きながら花を贈呈した。
担任の先生から、
1年生の僕たちには辛い思いさせちゃうねと、
担任副担任同時になくしてるから。
と言われもっと泣いてしまった。
その次の日からは担任の先生と副担任の先生
を見かけなくなった。
本当に離任したみたい。
職員室の机も綺麗になっていた
僕はあの時どうすればよかったのですか、?