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無理です。感動しかしないってこの事を言うのですね…涙も涙も止まりません😭😭本当に思い出してよかったし生きててよかった…てゆうか書き方プロすぎますぅぅぅ😭😭😭😭😭😭😭
ur〜幸せになれて良かったなぁ༼༎ຶ෴༎ຶ༽ya達もおもいだせてよかったぁ
よかったぁぁぁあああ!!!! 感動ですね😭💕 みんな仲良く暮らしていくのかな🫶💞 終わり方が神すぎますね😇✨ めっちゃ大満足です💯💯
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草に引っかかった指輪を掴む。
地面は濡れているためとても滑るから、
気をつけよう。
嫌な予感がするんだ。
俺はこの光景を、どこかで見たことがある。
そんなことを考えながら、森から出ようとした。
そう、思い出した。
雨の降る森は危ないと。
俺は足を滑らせて、坂を転がり落ちた。
指輪が手元から離れないように、しっかりと握っていたが、その感覚も消えた。
しばらくして、俺は。
昔と同じように意識を手放した。
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urの家へと皆で向かったが、居なかった。
雨も降り始めているし、早く帰りたいと内心思う。
でも、何故か、urを見つけなきゃと思って
足を動かす。
外れにある、公園の辺りまで来た。
ここの奥には森がある。
森…、俺が何故か嫌いで憎い場所。
暗いからなのだろうか。
いや違う。
俺から大切なものを奪ったからだ。
そう、気づいたのは、森の出口に、
傷だらけで倒れているurを見てからだ。
言葉が出なかった。
頭がズキズキと痛み、なんだか懐かしい記憶を
思い出す。
俺はya。
昔、ここの村に住んでいた。
親友はurで、未来の騎士様。
そんなurは、不慮な事故で亡くなった。
urの兄である、jpは、いつしか病死。
俺らは…。
そんな記憶をなぜだか思い出して、腰を抜かす。
へたんとその場に倒れ込んだ。
勿論、皆もそうだった。
そんな身体を起こして、urを抱き上げる。
着ているパーカーをurに被せて、
jpがurを担いだ。
urは、遠くに行ってしまいそうだった。
あの時。
俺は助けることが出来なかった。
ずっと、俺が死ねばよかったんじゃないかと
思ってた。
俺みたいなヘタレが騎士様になれると思うか?
urだからなれたんだよ。
希望を持ってた。
いつも、背中は輝いていた。
その背中は、今。
痛々しくて見てられなかった。
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?『おーい、起きているかい?』
…と、優しく声をかけられる。
目を開ければ、真っ白な空間に、俺と、
俺のような人がいた。
だけど違う。
俺のような人は、前世の俺のようだった。
服装や、髪型が。
ur「…俺、死んだ……?」
ゆっくりと尋ねる。
別に身体は痛くなんかない。
?『うーん…微妙な感じかな』
ur「あっそ…早く終われよ、こんな人生」
俺は、自分の手を睨んでそう呟いた。
同じ過ちを繰り返してまた亡くなった。
情けないし、アホすぎる。
そんな自分が恥ずかしくてたまらない。
?『死にたいだと?』
ur「ああ、もう終わりたい」
?『はぁ、ほんとお前馬鹿だよな』
ur「…は、?」
?『死ぬならもっと、違う方法でしてくれない?』
『前世と同じとか、恥でしかないよ』
そいつは、俺の肩に腕を乗せた。
そして、にこにこと俺に笑いかけた。
?『まあ、絶対に死なせないよ』
『俺の代わりに、幸せになるまではね』
ur「…ん、」
いつの間に寝ていたんだろう。
だが、ここは先程の真っ白な空間ではなかった。
そう、病院だ。
まさか、本当に生きてたのか。
あいつはなんだったんだ。
そう考えながら、窓を見ていた。
すると、ガラガラという音と共に、皆が入ってきた。
jpは俺を見て、ぼろぼろと涙を零した。
そこまでは、理解ができた。
yaくん達も、崩れるように泣いていた。
俺の事知らないし、嫌いなんじゃ…?
ya「urぃッ…ごめん”ッ、、(( ポロポロッ」
hr「いき”てたぁ…(( ポロポロッ」
皆、俺の元に駆け寄ってきた。
yaは俺に抱きついてきた。
どこか懐かしくて嬉しかった。
jp「…また、皆で集まれたね」
ur「…まさか」
俺たちは、今日も皆で遊んでいる。
1人もかけていないことが、とても幸せだ。
前世の事を話し合うこともあれば、
前世の愚痴を言い合うこともある。
歴史の時間を超えて、俺たちはまた巡り会う。