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ピエロ「はい!解散!」クラス「え?それが本当なら誰でもいいじゃん…」
斎藤「なぁ佐々木」佐々木「ん?何?」斎藤「お前さ俺と付き合ってここから出ない?」佐々木「いいよ私も出たかったんだよね」斎藤「よし!じゃあピエロに聞いてみよ出れるか」佐々木「うん」斎藤「なぁピエロ俺たち付き合ったんだけど、出れるだろ?」ピエロ「あぁいいよボート置いてあるから、帰っていいよ」斎藤「ボート?ちょっと待てよ!誰か向かいに来るんじゃなかったのかよ!」ピエロ「誰もそんな事言って無いよ、それに日本近いんだから行けるだろ?ある程度の食料と水はある」斎藤「んだよ、なら行けるか?」ピエロ「愛があるなら行けるだろ?」斎藤「っ!」
クラス「いいなぁお前ら帰れんのかよ俺もそうしよっかなぁ飽きたら」ピエロ「どうぞ、さぁ斎藤と佐々木のお見送りをしようじゃないか、おめでとう」萩原凪「………」ピエロ「どうした?萩原凪」萩原凪「いや…何かアンタが何考えているのかますます分かんなくて」ピエロ「ああそう言う事、別に分からなくていいよ、君も近いうちに死ぬだろしね」萩原凪「うちも?」ピエロは不気味に笑う、萩原凪「何が起きているんだろう…」ピエロ「さぁ解散だぁ
まっ次行きたい人がいるなら別だけど」
皆が感じただろう…ピエロのその言葉に不気味に笑いながら言うその言葉は狂気じみた恐怖を皆に植え付けたのだ、
萩原凪(やっぱり何かある…) ピエロ「ん〜いないのかな?これにて解散かな?やっぱり」皆一人一人自分の部屋へ戻って行くピエロが怖いのだとあの一言で思い知らされたのだろう、でも萩原凪は、萩原凪「ねぇピエロ」ピエロ「ん、何?」萩原凪「アンタさぁ斎藤たちなんかしたの?」ピエロ「何それ?何もしてないけど」萩原凪「何企んでいるの?」ピエロ「人間の醜さを見たいだけ、では無かった人間が死ぬのも見たい」萩原凪「は?それってうち達のこと?」ピエロ「そうだね」萩原凪「じゃあ斎藤達は死ぬの?」ピエロ「怖いこと考えるね、何でそう思うの?生きるかもじゃん」萩原凪「かもって…どういう事?…」ピエロ「あの人たち次第さ生きるか死ぬかは」萩原凪「だから、だから斎藤達を出したの…」ピエロ「うんそうだね、ボートだったじゃんボートは体力が必要だ、生きるか死ぬかはあの二人次第だ」萩原凪「!…」ピエロ「おやすみ萩原凪」萩原凪「あぁ」